心揺れ卒業式も迫りくる
別れの寂しさ受験の焦り
数えて見ると、3年生が学校に登校してくる日数もあと10日あまり。時間はあっという間に過ぎ去っていきます。受験も迫り3年生も落ち着かない日々になっています。
朝の登校のとき、3年生の女子に、
「あとちょっとだね。」
と言うと、
「先生、それを言わんでよね。うち、寂しくなるんよ。」
この10日の中で、壁画の作成、卒業文集の製作など、受験勉強とともにしなければならないことがたくさんあります。「卒業アルバムはまだ来ないのかなあ。」と言っている3年生もいます。
まもなく卒業アルバムが到着して、フリーのページに友だち同士の書きっこが始まります。
ふっと、自分の中学校の卒業式のこと思い返すと、時間が経ちすぎてあまりその時の様子が思い浮かんできません。今では、母校の中学校は、全校生徒100人程度の中学校になっていますが、当時は、田舎の中学校でも各クラス40人、各学年5クラスでした。つまり一学年200人の3学年で600人近くいました。
ひょっとしたら、人数の関係で在校生全員が卒業生に参加できていないかも知れません。卒業生の多さで、あまりにも思い出が小さくなっているような気がします。
あえて言うなら、卒業式の前には、サイン帳が流行していたのだけは覚えています。入試の前だったので、そこまで今のように卒業式に重きが置かれていなかった風潮があったような気がします。
だから、今は、生徒たちを大切にする卒業式が行われています。生徒たちの出番もたくさんあります。生徒たちが幸せに感じます。
卒業式が終わって間もなくして、当時は中津市内の高校を受ける生徒は、中津駅の近くの旅館に泊まりがけで受験に行きます。100人以上の生徒が旅館の広間でみんなで勉強したことはいい思い出です。
だんだんと時代も変化してきます。今は、受験日は、家族で高校まで送るようになりました。合格発表もラジオなどで流されていましたが、今は、現地で自分で掲示板をみると言うことがあたりまえになっています。
今日の放課後、3年生の先生たちが、祈るような思いで入学願書の整理をしていました。明日、勤務する中学校は、出願となります。
3年生の生徒にとって、いい結果が出ますように。また思い出に残る卒業式になることを願っています。
別れの寂しさ受験の焦り
数えて見ると、3年生が学校に登校してくる日数もあと10日あまり。時間はあっという間に過ぎ去っていきます。受験も迫り3年生も落ち着かない日々になっています。
朝の登校のとき、3年生の女子に、
「あとちょっとだね。」
と言うと、
「先生、それを言わんでよね。うち、寂しくなるんよ。」
この10日の中で、壁画の作成、卒業文集の製作など、受験勉強とともにしなければならないことがたくさんあります。「卒業アルバムはまだ来ないのかなあ。」と言っている3年生もいます。
まもなく卒業アルバムが到着して、フリーのページに友だち同士の書きっこが始まります。
ふっと、自分の中学校の卒業式のこと思い返すと、時間が経ちすぎてあまりその時の様子が思い浮かんできません。今では、母校の中学校は、全校生徒100人程度の中学校になっていますが、当時は、田舎の中学校でも各クラス40人、各学年5クラスでした。つまり一学年200人の3学年で600人近くいました。
ひょっとしたら、人数の関係で在校生全員が卒業生に参加できていないかも知れません。卒業生の多さで、あまりにも思い出が小さくなっているような気がします。
あえて言うなら、卒業式の前には、サイン帳が流行していたのだけは覚えています。入試の前だったので、そこまで今のように卒業式に重きが置かれていなかった風潮があったような気がします。
だから、今は、生徒たちを大切にする卒業式が行われています。生徒たちの出番もたくさんあります。生徒たちが幸せに感じます。
卒業式が終わって間もなくして、当時は中津市内の高校を受ける生徒は、中津駅の近くの旅館に泊まりがけで受験に行きます。100人以上の生徒が旅館の広間でみんなで勉強したことはいい思い出です。
だんだんと時代も変化してきます。今は、受験日は、家族で高校まで送るようになりました。合格発表もラジオなどで流されていましたが、今は、現地で自分で掲示板をみると言うことがあたりまえになっています。
今日の放課後、3年生の先生たちが、祈るような思いで入学願書の整理をしていました。明日、勤務する中学校は、出願となります。
3年生の生徒にとって、いい結果が出ますように。また思い出に残る卒業式になることを願っています。