
葛藤もあり感動もあり

2月に入り、3年生は、受験まっしぐらといったところです。3年生だけでなく、生徒たちが落ち着いて頑張っていることにうれしさを感じます。
今日は、午後から、地域の方たちが来て、「中学校の教育を考える会」(学力向上会議)が行われました。学校評議員の方、校区内の小学校の校長先生方などが来られて、中学校の学力向上対策などの取り組みを聴きながら、意見をいただきました。
出された意見については、これから、生かしていきたいと考えます。話し合いの前に、「三光タイムⅡ」(放課後学習タイム)の時間を見学していただきました。生徒たちの中に、この時間も定着してきました。
保護者の方そして、卒業生4人の方が来てくれ、添削をしてくれました。生徒は、いろんな方たちに関わっていただきながら、学習力の向上、人とつながる力を形成しています。

生徒たちも、言葉をもらいながら、意欲的に学習できるようになってきています。多くの方々に来校してもらい、学習できる雰囲気を創るだけでも、落ち着いた学校になっていくと思っていますし、生徒たちの学習の力も自然と身についていくと考えます。
先生たちもまとまって、生徒たちのことを考え、「三光タイムⅡ」を創りあげています。お家の方のサポートもとても温かいです。
そんないい時間となっています。

一方では、成長中の生徒たちです。思うような姿でない時間もあります。学校の中で、時として、指導を受けている生徒の姿を見ます。先日も明らかに、生徒たちが変わらなければならない出来事がありました。
先生たちは、一生懸命に生徒と関わり、話し込んでいました。また家庭訪問をしたり、お家の方が学校に来られたりもしました。
とても大切なことであると思います。子どもたちは、寄り道をしながら、成長していきます。間違った寄り道をしたときに、早めに対応して、何がいけなかったのか、どうすればよかったのかをお家の方と一緒に教えてあげて修正していくことが重要だと思います。
お家の方も、まずわが子に間違った行動がおきたときに、どう接していくかが親力だと思います。子どもは、間違いなく間違った行動をおこす「人」です。
その時に、子どもたちは教えてもらわなければ学ぶことはできません。それが、しつけであり、子を育てることにつながっていくと思います。先生たちもお家の方たちも真剣に考えていました。
お家の方たちからもいろんな意見が出されましたが、意見を言ったり、聞いたりしながら、それぞれのお家の方たちも、親力の高まりができたのではないかと思います。
一週間が終わりました。今週も生徒たちからたくさんのドラマをもらいました。