失敗もこれから生きる糧となる
大地を駈ける頼もしい子たち
このところ、毎日のように出張のオンパレード。ゆっくりと学校にいることができません。明日は、何もないことを願っていますが、ちょっとお疲れモードとなっています。
そんな中で、ちょっとマイモードの感動、感激。
先日、朝あいさつ運動に立つために、いつもの場所に行こうと、グランドを歩いていると、野球のバックネットにバットが置かれています。雨に濡れています。
きっと休み日の練習で直し忘れたのかも知れません。手に取りました。
しかし、直しに行くのもどこに直していいのか分かりませんし、また職員室まで戻ると遠いしということで、バスから降りてくる生徒を待ちました。
バットを抱えてバスを待ちました。野球部の生徒たちが降りてきました。
「バットがバックネットのところに出ていたよ。」
と言うと、
「直し忘れたのかも知れません。ありがとうございます。」
と野球部の2年生たち。
おっ、朝からさわやかな気持ち。
「直したつもりやったのに、なしかなあ。」
ではありません。いきなり、「ありがとうございます。」です。
逆に生徒たちから学ばされます。
自分が中学生だったら、「なしかなあ。」か「おれが出したんじゃねえ。」かも知れません。今日の生徒の気持ちのいい言葉だけで一日が終わったような気がしました。
これがさらに続きます。3年生のキャプテンが校長室をのぞいてきました。
「少しいいですか。」「どうしたのかな。」
「今日は、バットをありがとうございました。」
お礼を言いに来ました。すごすぎる。
2年生だけで話が終わるところが3年生のキャプテンのところまで通じている。さらに自分が中学生だったら、さっとバットを部室に直して、あとは知らん顔というところでしょうか。これが、3年生まで話がいっている。
2年生の態度もそしてそれを受けてお礼を言いにきた3年生もすごすぎる。
野球部のキャプテンは女子なのです。これもまたすごいことです。
さらに話が続きます。野球部の担当の先生と廊下ですれ違うときに、「今日はバットをありがとうございました。」すごすぎる。どこまで話がいっているのか。
失敗はつきものですが、自分たちでしっかりと反省をしながら、失敗をみんなで共有しています。技術とともに大切な「こころ」を生徒たちが身につけていることを嬉しく思いました。こちらこそ「ありがとうございました。」
大地を駈ける頼もしい子たち
このところ、毎日のように出張のオンパレード。ゆっくりと学校にいることができません。明日は、何もないことを願っていますが、ちょっとお疲れモードとなっています。
そんな中で、ちょっとマイモードの感動、感激。
先日、朝あいさつ運動に立つために、いつもの場所に行こうと、グランドを歩いていると、野球のバックネットにバットが置かれています。雨に濡れています。
きっと休み日の練習で直し忘れたのかも知れません。手に取りました。
しかし、直しに行くのもどこに直していいのか分かりませんし、また職員室まで戻ると遠いしということで、バスから降りてくる生徒を待ちました。
バットを抱えてバスを待ちました。野球部の生徒たちが降りてきました。
「バットがバックネットのところに出ていたよ。」
と言うと、
「直し忘れたのかも知れません。ありがとうございます。」
と野球部の2年生たち。
おっ、朝からさわやかな気持ち。
「直したつもりやったのに、なしかなあ。」
ではありません。いきなり、「ありがとうございます。」です。
逆に生徒たちから学ばされます。
自分が中学生だったら、「なしかなあ。」か「おれが出したんじゃねえ。」かも知れません。今日の生徒の気持ちのいい言葉だけで一日が終わったような気がしました。
これがさらに続きます。3年生のキャプテンが校長室をのぞいてきました。
「少しいいですか。」「どうしたのかな。」
「今日は、バットをありがとうございました。」
お礼を言いに来ました。すごすぎる。
2年生だけで話が終わるところが3年生のキャプテンのところまで通じている。さらに自分が中学生だったら、さっとバットを部室に直して、あとは知らん顔というところでしょうか。これが、3年生まで話がいっている。
2年生の態度もそしてそれを受けてお礼を言いにきた3年生もすごすぎる。
野球部のキャプテンは女子なのです。これもまたすごいことです。
さらに話が続きます。野球部の担当の先生と廊下ですれ違うときに、「今日はバットをありがとうございました。」すごすぎる。どこまで話がいっているのか。
失敗はつきものですが、自分たちでしっかりと反省をしながら、失敗をみんなで共有しています。技術とともに大切な「こころ」を生徒たちが身につけていることを嬉しく思いました。こちらこそ「ありがとうございました。」