かったかくんのホームページ

日々感じたこと、心に残ったこと・・・綴っていきますね。よかったら、立ち寄って下さい。

明日は、結婚披露宴

2014年12月16日 | Weblog
厳冬の中に輝きあたためた
「しあわせ」あふれる二人の門出





7年前、異動が発表になりました。「五馬へ。」「五馬?どこにある?」急いでパソコンを開き、場所を確認しました。



当時、わずかしか地域間の異動がなかった時代なので、異動したときには、先生も保護者も生徒も地域も知らない世界でした。職種も変わり、緊張の連続でした。学校の地形、地理すべてがはてなの世界。単身赴任。



仕事をしていて、顔を上げると、「あれ?今?夢の世界?」というような思いをしたことがありました。自分以外の先生はお互い気心も分かっています。

そんな中での勤務でした。



長年教員をしていて、ほどよく自分の勤務しているところ、やり方、人との関わりにもなれているところで、ぽんと知らない、白紙が多い世界に行くことの難しさを感じました。



市によって教育のやり方も違うことを経験しました。




勤務し始めて間もない頃は、慣れないことばかりでした。アパートに帰って、夕飯の料理。食べたらバタンキューでした。
しかし、2年間の勤務。



今までは知ることもなかったわたしに対して、同じ学校の先生、お家の方、地域の方、生徒たち・・・があたたかく接してくれました。今でも感謝の気持ちでいっぱいです。今でも気さくに話してくれる方も多くいます。



たくさんの素敵な思い出ができました。またちょうど、2年間かけて仮設校舎建設、新校舎建設、完成、落成式に立ち合うこともできました。可愛らしい校舎ができあがりました。

忘れることのできない2年間です。
 




先日、当時のお家の方から手紙が届きました。お子さんの結婚披露宴の招待状でした。わずか2年間の勤務の中で、すごくうれしさを覚えました。その披露宴が明日の水曜日です。



平日の夜です。何か事情があるのだろうなと思いながらも、披露宴の日を楽しみにしていました。
 


今日、その会に出席する方と電話で話をすることがありました。
「明日、お会いできますね。」
という話から、明日の話になりました。
「なぜ、明日披露宴なのか、先生、知らないのですか。」
と言いながら、話をしてくれました。
 


詳しく話をしてくれました。ぐぐっと胸が熱くなるものがありました。具体的には書きませんが、新郎新婦そしてご家族の優しい思いを感じました。




その優しい心がご両親から新郎新婦に引き継がれ、これからのまた新しい家庭の中にも存在していくのでしょう。



「今の世の中」だからこそ、大切にしていかなければならないこと、生き方を含めて学びました。



明日、新郎新婦はもちろんのこと、五馬の方々と再会できることを楽しみにしています。