

一年の終わりドラマに想う


また明日は寒波がやってくるというので、少し早起きをして、学校に行こうと思いますが、積雪や被害がないことを願っています。
そんな中で、今日も一年の終わりを感じさせることがありました。それは、大河ドラマの最終回を迎えたことです。毎年、「一年が終わった。」と思うのは、大河ドラマが終わった瞬間もその一つです。
何十年と大河ドラマを欠かさず見ています。今は、ハードディスクなどがあるので、簡単に録画して見ることができます。
前は、日曜日見損なったら、土曜日に・・・でしたが、ハードディスクまたは、BSなどでも放映されるので、見逃すことが絶対ありません。

ついでに放映されている年には、なんとなくゆかりのある地まで足を向けます。
そんなことで、今年は「軍師 官兵衛」でした。まさか大河ドラマのゆかりの地になるとは思いませんでした。「ゆかりのある地」まで例年になく何度も通いました・・・。
黒田官兵衛が築城した中津城は、観光客で賑わいました。近所の城跡などものぼりや今まで草で覆われていて見たことのない黒田仕様の石垣までしっかり見学ができるようになっていました。
戦国時代の中で、織田信長、豊臣秀吉や徳川家康などについて活躍していても、歴史的には脚光を浴びていなかった黒田官兵衛・長政親子。今日は、関ヶ原の戦い、大阪冬の陣・夏の陣のシーンがありました。
関ヶ原でも大阪の戦いでも味方になった方が勝ったから、最後は52万石の城主になったものの、一歩読み誤って逆の方についていたら、命を落としていたかも知れません。
戦国時代は、命の綱渡りのような時代だと思いますよね。

他局では、「信長協奏曲」というドラマが放映されています。信長の身代わりになり「織田信長」として戦国時代を生き抜いていく!という発想がおもしろい物語です。
これは、これで今までとは違った角度で時代を見ているので、楽しく時代を考証させてもらえます。
これも明日が最終回です。
来年の大河ドラマは、「花燃ゆ」です。吉田松陰の妹「文」を中心に、困難を乗り越えていった松陰の実家である杉家の強い絆と、松陰の志を継いでいった若者たちの生き方が描かれます。
松下村塾には、久坂玄瑞、高杉晋作、伊藤博文などがいたので、また波乱の幕末の様子が興味深く見ることができます。来年の今頃は、また「一年が終わった。」と思って、テレビのスイッチを切ることになるんだろうなあ。