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水面の距離が少し遠のく
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2学期もいよいよ明日で終わりです。生徒一人ひとりの通知表もしっかりと読みました。先生たちも生徒たちの姿を思い浮かべながら丁寧に書いています。
かつては、通知表のコメントも手書きでしたが、それも今は昔。現在は、パソコンを使って市で統一したソフトでの通知表作成です。デジタル化をしています。
今日は、明日配布する学校だよりを作成しました。異動して、9か月が経ちますが、本当にあっという間に月日がたったという感じです。
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家のパソコンに向かっていると、ダンプの往来が激しくなっています。ショベルカーなどでの作業の音が激しく聞こえてきます。いよいよ水害防止の堤防を作るための工事が始まりました。
家は床下浸水で終わったのですが、同じ地域の中でも家が濁流で崩壊したり床上浸水したところもあります。川そして水路の水から大きな被害を受けました。
工事の説明会もありました。1メートル以上の高い堤防が作られます。この工事などで故郷の風景も変貌します。ダンプや工事の揺れの被害がおこったときのために、先日は、日を設定して各家を業者の方が、回りました。
それは、家の中の傷などを見るためです。家の隅々の小さな傷まで、まるで家宅捜査のようにたくさんの方が来られて、見て回り写真に撮ったりしました。中もそうですが、外も同じような検査です。
二日間にわたりました。
昨日から工事が始まりました。今日は、川にダンプなどが降りるための道路などが築かれていきました。近所の方々としばらく見ていました。地区の人たちが集まっても、工事の話です。
工事現場の近くの家の人に、
「ちゃんと工事の番をしちょってなあ。」
「そげなことができんわ。」
矛先は、自分にも。
「いいわなあ、あんたがたは。昼間おらんき、音がわからんで。」
確かに。
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これから下流に向けてどんどんとこの工事が入ります。また水害地域一帯で、さまざまな工事が行われます。家に来た方が、
「うちんまえは、道路の方が高くなる。」
住みにくくなることを話していました。
自然と人間との共存。どんなふるさとに変わっていくことでしょう。安心安全な地域になっていくでしょう。一方では、集落状況、交通事情が変わったりする不安そして損なう景観の寂しさも入り混じります。
見えにくくなる川に対する哀愁を感じます。