かったかくんのホームページ

日々感じたこと、心に残ったこと・・・綴っていきますね。よかったら、立ち寄って下さい。

「伝える力、伝わる力」

2018年01月25日 | 大分県
新しい年が始まって、学校もいつもの生活になっています。

教室の今年の目標を読むと、ほっとするものを感じることができます。



3年生も希望する高校から内定や合格をいただいた生徒もいます。まもなく県内私立高校の一般入試があります。そのあとすぐに県立高校の推薦入試・・・と終わった入試、これからの入試と受験の真っ只中に生徒たちはいます。


教室を回ると、いろんな姿を見ることができます。昨日、1年生の教室では、数学の時間に生徒が入れ替わり立ち替わり、先生のところに行って質問をしています。



生徒と先生のいい関係を見ることができました。



生徒も真剣に質問していますし、先生も一生懸命に黒板を使いながら教えています。


「すごいねえ。」


と言うと、にっこりする生徒。また横では答え合わせをしたあとに、学び合いで理解をしていっています。




インプットだけでなくアウトプットもできるこのような意欲的な積み重ねが力をつけていくであろうし、教科学習だけでなく大きな生きていく力になると思います。
積み重ねです。



今、面接練習を生徒から依頼されることが多いです。


「こっちがお願いするんじゃないからね。練習したいと思うならいつでもおいで。」



と言います。



比較的、短期間で努力して成長が見えるのが、この練習です。最初は、言葉が出てきません。


しかし、今日より明日、明日より明後日と力が伸びているのが、生徒たちも感じます。畑と同じです。だんだんと能力が耕されていきます。



一週間もたつと、かなり柔らかくなっています。



能力が広がっています。


アウトプットができるようになります。その中で、自分の目標が確立されたり、学習の課題などが浮き彫りにされるという二次効果もあります。



「表現力」とか「アウトプット」などの言葉で言われますが、思ったことを伝える、考えたことを伝える力が、これから変化していく時代で求められています。

あたたかな関係の中での昨日見た数学の授業などのことがきっと生かされていくことでしょう。