朝、屋根を叩く音で目が覚めました。
川を見ると、増水してきています。
だんだんとその水かさが増えてきているので、必要なものをもって、近くの高台に車で避難をしました。
車が浸かるわけにいきません。
近所の方も車を持ってきました。
そうこうするうちに、本流の山国川の水が橋を越えてきています。
恐怖です。

水は、これだけではありません。
高台から見ていると、水が襲ってくるのは3通りありました。
2012年の九州北部豪雨の時と同じです。

1つは、本流からの水の恐怖です。
次の写真を見て下さい。
水が激しく流れています。

しかし、表示板を見て下さい。
ここは、サイクリングロードです。
水がだんだんとサイクリングロードを走ってきました。

濁流となりました。
つまり、2つ目の水は、支流の水です。
本流に入りきれなかった水が、サイクリングロードを川と化します。思いもかけないところが川となりました。
3つめは、水路です。
大水が予想される時は、水路は川からの水の流入をせき止めています。

しかし、それを突き破って、水路に流入してきました。
裏の濁流となった水路から庭に水が入ってきました。
洪水の時は、どこから水がやってくるかわかりません。
家の裏の畑には、流木でいっぱいです。
つまり、水路や支流が運んできた流木です。
少しずつ片づけていかなければなりません。

今回の大雨、濁流で、行方不明の方も出ています。
恐怖を感じる1日でした。
家の前の道路の流木だけは片づけました。被
害が多かった地域、家庭は、これからの復旧が大変だと思います。
自然は、人々の心を痛めつけました。

しかし、そんなこととはうらはらに夕方には、青空を広げました。
まだまだ油断はできません。
自然はいくつもの顔を持っています。
今日、綴ったことが、またこれからの記録の一つになればと思います。

完全復旧までみんなでがんばりましょう。