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かったかくん流学級経営論・学力論⑨

2010年03月22日 | Weblog
(4)家庭学習の方法論
 
 今から、学習方法について述べていきます。まず、家庭学習からです。「自主学習」この言葉は、いろんな学校で使われているでしょう。家庭学習の中に、この方法は、取り入れている学校は、多いと思います。


 でも「自主学習」の中味はどうでしょう。わたしは、自主学習は、「自分で学習をしてくる」だけではなく、学習の仕方を身につける」ことも中味だと思っています。学習が遅れている子どもに、「自分で学習の内容を見つける。」ことは、無理だと思います。「自分で学習をしてくる」だけで取り組んでいる先生は、きっと家庭訪問をしたときなどに、お家の方から、


「子どもが何を勉強したらいいかわからない。」


と感想を言われていると思います。心当たりはありませんか。実際にわたしも以前は言われていました。



 そんな子どもの学習内容を見ていると、毎日大きな字の漢字だけ。簡単な計算をわずかにしている。そんなノートだと思います。



 わたしは、いろんな学習の指導をするとき、必ず生徒に伝えることがあります。それは、
『間違いは宝である』
ということです。



「ドリルをしたら、答えを見て必ず、まるつけをしなさい。力を上がるのは、ドリルをしながら間違ったところが分かったときです。その量が増えれば増えるほど、成績が上がるのです。だから間違ったところがわかるようになった・・・ということが大切です。」



成績をあげるということは、
・今まで知らなかったことを知り、理解ができる。
・間違ったところが理解できる。



すでに理解できているところに○をもらったとしても、成績はあがりません。間違ったところにキーポイントがあります


それは、スポーツの世界でも同じです。もちろん長所を伸ばすことも大切です。一方、野球で外角球が打てない、変化球に対応できない選手が、トレーニングによって、外角球でも、変化球でも対応できはじめたときに、大きな成長があるのです。ウィークポイントが少ない選手が、打者として打率を残すことになります。




わたしは、学校で使用するドリル類などは、解答を渡しています。答えを写す子どもは、ノートを見たらわかります。そのときは、評価の時に、しっかりと指導をします。ここを押さえておかないと、あとが続きません。




 そして、わからなかったところ、間違ったところをアドバイスしながらマスターさせます。



 できなかったところをマスターさせる方法、また知識を持つこと方法を含めながら、今から、自主学習の取り組みを紹介します。

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