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春を感じはじめたときに降る雪を「なごり雪」と言うそうですね。
なごり雪についてのある解説の中で、次のように書かれていました。
「春を迎えようとしている僕の目の前に降る雪は、僕が君を思うのと同じ。この旅立ちの直前(春がくる)なのに、君という名のなごり雪が消えてしまうにはさびしすぎる。だけれども新しく旅立たなければならない。新しい場所(春という季節)に向かって・・・。
この旅立ちと別れの気持ちを察するかのように、冬(過去)を惜しむようななごり雪も降ってきている。まるで僕の心を読んでいるかのようだ(=なごり雪も降る時を知り)なごり雪もやがて春が来れば少しずつ解けて消えてゆくように・・・。」
卒業式前の今日の朝降った雪は、なごり雪なのかも知れません。
朝、起きて窓を開けると、きれいな雪景色の山風景が広がっていました。雪そして、山の中腹にかかる霧の白さが鮮やかに映えていました。雪の白さがこちらに迫ってくるような美しさでした。
カメラを持って、外に出てみました。
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今日は、卒業式のリハーサルでした。別れを惜しむかのような春間近の中でのなごり雪でした