かったかくんのホームページ

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あなたへの『YELL』

2010年03月14日 | Weblog
ジャスコにかおりちゃんのいるハニカムズの演奏を聴きに行きました。いつかかおりちゃんに、いきものがかりの『YELL』のリクエストをしていました。
そこは、かおりちゃん。忘れずに演奏をしてくれました。きれいな演奏でした。たくさんの人が二階からも演奏を聴いていました。



 この日の演奏は、卒業にちなんだ曲、春の訪れを感じさせてくれる曲を中心に演奏をしてくれました。また『JIN 仁』のメインテーマ曲、アイススケートの高橋大輔選手がバンクーバオリンピックで銅メダルを取った時の曲など、さらにパワーアップして演奏をしてくれました。



 ところで、卒業のイメージのある曲を聴くと、我が子のそれぞれの卒業シーズンを思い出します。たくさんありますが、センター試験が終わったときのことです。



電話口から涙をこらえた子どもの声が聞こえます。目標とする大学の点には届かないのです。その大学から、自分の目標とする理学療法士になろうとしていました。家を離れ3年間頑張ってきたことをわかっていたので、ぐっとこらえる子どもの姿を思い浮かべてこちらも胸にこみ上げるものがありました。辛いものがありました。



 高校の先生と相談してとりあえず合格できる目標の仕事につくためのものとは違う大学を選択しました。それは、自分の意志と反するものでした。



 専門学校からもその職につけることができるので、受験をしていました。どうするか・・・。子どもは、専門学校を選択しました。
「大学を出てから、専門学校という選択もあるし、浪人という選択もあるよ。」
と言いました。
「遠回りをしなくていいよ。自分は、なりたい職業につけたらいいから。」
ということで、専門学校を選択しました。



 職業への夢は持ち続けていたので、途中の進み方には、苦悩したのですが、最後はこだわりませんでした。


 卒業、受験、進路決定とこのときの我が子と一緒に悩んだことは、共有の思い出です。いろんなドラマがありましたが、念願の仕事につき、また素敵な人とも出会い、充実した生活を送っています。子どもが選択した道は、後悔するものではなかったと思います。



 今、中学校では高校受験そして、合格発表が終わりました。
合格した生徒、そうでない生徒といます。しかし、高校が最後ではないということを意識しなければならないと思います。第一希望の学校に行く人もそうでない人も、もし自分の目標とする将来の夢があるならば、今自分の置かれている立場からどのような進み方があるのか考えて到達できるように努力して欲しいですね。



 高校、大学は通過点でしかありません。今、右肩下がりの景気の中、希望の大学に合格して喜んでいても、目的意識のない人は、卒業するときには、進路決定の大きな壁にぶち当たりがちになります。



 幸せって、最終的には、生きていく中での充実(仕事のこと、家庭のことなど)だと思います。


 桜ももうすぐ咲きます。

 出発の春です。私もどんな夢を持って進んでいくのか、もう一度考えてみようと思います。ブログを読んでくれているあなたも、幸せへの道を考えてみて下さい。夢を追うあなたへ『YELL』を送ります。

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