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高校時代・・・下宿・・・寮②

2011年02月12日 | Weblog
下宿生活も充実をしていました。そんなある日曜日の夕方のことです。一階の食堂に下りていくと、1年生数名が集まっています。「なんだろう。」と思ったのが、生活を大きく変えさせていくのです



下宿生活も充実していました。しかし、お風呂のない下宿でした。だから、みんなで自転車に乗って、近くの金星湯という銭湯まで行っていました。それもまた楽しい日課でした。


 そんなある日曜日の夕方、一階の食堂にジュースを買いに下りていくと、1年生7~8名が集まって、おじさんに怒られています。部屋に集まってキャッチボールをしていたら、ガラスを割ったのです。まったく。



 しっかり説教されています。それを尻目にまた自分の部屋へ。1~2時間後、また食堂に行くと、まだその続きが行われています。おじさんも感情的になっていま
す。で、そこで、いらぬ正義感が湧いてきました。



「1年生も、悪いとわかっているのだから、もういいんじゃないですか。」




この言葉が、感情が燃えているおじさんをさらに熱くしました。


「おまえには、関係ない。だいたい3年生がしっかりしないから、こんなことになるんだ。」



売り言葉に、買い言葉ってこんなことをいうのでしょうか。矛先がこっちに来ました。1年生は抜きにおじさんと若かりし自分との口論になりました。



で、下宿を出されることになりました。出て行くおばさんがやってきて、後からおじさんに「言っておくから。」とはいったものの、当時の自分には、引き下がる術を持っていませんでした。



 夜のバスに乗って、耶馬溪に帰りました。家では、そのことについて、両親は何も言わずに受け入れてくれ、次の日に車で荷物を取りに行ってくれました。
「かったかさんには、あんとき迷惑をかけたね。」
とは、同じ先生になっている後輩。「ほんとにおまえだちのせいだよ。」と今では、みんなが忘れられない懐かしい思い出に。





 でも、その下宿が最初の勤務先の近くだったので、就職してから何度か遊びに行きました。おじさんもおばさんも歓待をしてくれました。今は、お亡くなりになりましたが、大切な出会いで、大切なおじさんとおばさんでありました。




 それから、下宿生活から下毛郡学生寮へと変わっていきます。



 この下毛郡学生寮については、またいつかお話をしますね。下毛郡の学生が入れた寮なのです。

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