

小学生でも汗かき授業

朝、学校に行く途中に、ランドセルをしょった小学生を見かけました。大分県では、夏休み5日間、4年生以上、「ステップアップ授業」を行います。夏休みの初日は、ステップアップ授業の初日です。
学校に着くと、部活をしている生徒、学校に学習に来ている生徒・・・授業をしていないだけで、夏休みではないふだんの学校生活を見ているようです。
月曜日なので、いろいろと書類の整理があります。目を通していると、ドアがガラガラ・・・隙間から目が見えます。
「先生、この部屋で、勉強していいですか。」
途中、修学旅行説明会の出張があったので、その間は、中断で、受験生に開放をしました。10人くらいやってきて、がんばりました。
見ていると、生徒たちも頑張って学習をします。確かに、課題もたっぷりです。3年生は、プリント、ドリル、セミナー・・・。
「先生、課題が多いんで。お母さんにそう言ったら、「受験生やきね。あたりまえやろ。」ち言われたんで。」
なるほど、家庭も生徒も受験を意識して夏休みに突入しています。
目標をもって頑張って欲しいですね。出ることが多いので、いない時間も多いので、今日は、終日、生徒たちにお付き合いをしました。
そんな中で、何人かの卒業生の訪問がありました。Mさんもその一人。長崎からおじいちゃんのお見舞いで帰省していました。途中、学校に赤ちゃんを連れて、やってきました。しっかりお母さんをしています。つらい時期も多かったけれども、頑張っている姿を見るとき、うれしさを感じます。
「今は、子育てで忙しいけれど、もう少ししたら、なくなったおばあちゃんが、教えてくれた日本舞踊や日本のマナーを外国の方に教えたい。」
というMさんです。
いつか、今の中学生も感動すること、辛いこと・・・たくさんのことを経験して、大きく成長してたくましく社会で活躍をしてほしいと願っています。