かったかくんのホームページ

日々感じたこと、心に残ったこと・・・綴っていきますね。よかったら、立ち寄って下さい。

何気ない文章の中で

2013年12月10日 | Weblog
立ち止まり野に咲く花にも目を向ける
          スピード時代に心の余裕





先日、矢萩さんが泊まりに来て、家に入ろうとしたときに空を見上げると、オリオン座やカシオペア座がきれいに輝いていました。みんなでちょっとの時間、星を見つけていました。いつしか夜空も気づかぬうちに冬の模様となっています。




あるコラムを読んでいると、こんなことを書いていました。





「子どもの頃は、よくけんかをした。しようもないことでむかついたからということもあるが、本気でぶつかっても壊れない関係があった。絶交なんて言っても、一日で我慢できなくなって仲直りをしたものだ。




大人がぶつかり合うとき、そこにはかなりの信頼関係がないと難しい。どうでもいい人には、まともにぶつかったりはしない。冷戦になるか、そのまま黙って離れていく。子どもの頃は、ある意味、一つひとつの人間関係に本気だったのかもしれない。




ぶつかりあうには、優しくする何倍ものエネルギーを使う。優しくしたら、優しいエネルギーがかえってきて、エネルギーを使った分以上に満たされる。





だけど、ぶつかった場合、自分が怒りを伝えることにエネルギーを使い、相手からも怒りがかえってきてエネルギーをすいとられてしまう。だから本当に失いたくなくて、心からわかりあいたい相手にしかできないコミュニケーションなのだ。




本当に大切なら、いいおとながぶつかりあったっていいじゃないか。相手がぶつかってきたらあなたと真剣に付き合いたいと思ってくれているのだと信じよう。雨降って地固まるのだから。」
 






なるほど・・・・。生きていく中にはいろんなことがありますが、ちょっと心に余裕を持てば、ネガティブなこともポジティブに変化できるのだと思います。昨日、矢萩さんから学んだ「伝えていくことの力」に「α」がつけ足されるのかも知れません。




1月から3年生の生徒たちの中には、高校入試で面接や小論文の試験を受ける生徒がいます。相手に「伝えていく力」が試されます。自分の思いをどのように伝えれば、相手に思いを理解してもらえるか考えるいい機会となるでしょう。

矢萩さんの授業を見て

2013年12月09日 | Weblog
広い視野多くの出逢いでポケットに
          時代を担う君らに期待





昨日の夕方から、ジャーナリストの矢萩さんと接してきました。昨日は、一緒に北部九州豪雨の爪痕をたどりました。今日は「小論文を書く」というテーマで生徒たちに授業をしていただきました。




矢萩さんは、相手に自分の気持ちを伝えるための方法を教えてくれました。




一つのものを見るとき、例えば、
「今日の合唱祭のよかったことと改善した方がいいところをあげて下さい。」
という感想を聞いたときに、方向性は同じでも同じ意見のものはありません。自分の意見が周りの意見とまったく同じであることの方が不思議な話です。




自分を含め、時には思いが同じであるような錯覚をおこすからトラブルも発生します。



矢萩さんは、「学校のいいところと悪いところを書いて下さい。秘密は厳守します。」と指示しました。

生徒たちがどんなことを書いたかは本当に厳守だったので、知るすべもありませんが、以前調査した具体的な答えの例をあげて、悪いところは、ほとんどがコミュニケーションが円滑だったらおこらないケースであることを伝えました。




コミュニケーションが円滑であるためには、伝える力が必要で宇。その方法の一つとして、書くことがあります。そこから小論文へと移っていきました。自分自身、伝える力の不足から、どれくらい失敗を重ねてきたことでしょう。




伝えるコミュニケーションでも、最低2つはあるのかなと思います。



一つは、日ごろからのコミュニケーション、距離感です。例えば、矢萩さんの言われることは、理解できます。生徒よりわかり得たかも知れません。それは、昨日から、ずっと矢萩さんと一緒だったからです。

日ごろから関わりを深めておくことが、相手の考えもわかり、伝えやすい、理解してもらえる方法だと思います。




二つ目は、用件そのものの伝え方です。伝え方によっては、相手を傷つけることもあります。たびたびそのミスを犯してしまいます。自分の意見が周りの意見と違うことを前提に置くことで、伝え方も考えることができます。



しかし、マスコミなどで、一斉に同じ見方の報道がされ、世論がその見方に固まってしまうことがあり得ます。何が事実で何が正しいのか自分の考えの中で、判断できる人へと成長してもらいたいと思います。





生徒たちは東京周辺で活躍している矢萩さんの講義を受けることができました。小論文の書き方とともに一つの事象でもいろんな意見があり、いろんな見方があることを感じたと思います。




貴重な時間でした。その時間を与えてくれた矢萩さんに感謝しています。

エネルギーをもらった休日

2013年12月08日 | Weblog
いろんなことがありすぎて、明日からゆっくりと振り返ってブログに書きますね。



バスケットボール部の活躍。予選リーグ2位で2位対決で選手たちは頑張りました。


続いて、吹奏楽部。市民音楽祭に出場しました。最初は中学校・高等学校の合同演奏。続いて、中学校・高等学校・一般の合同の演奏。230人を超える人たちと一緒に生徒たちは演奏をしました。会場の文化会館は迫力のある演奏が続きました。


そして、夕方からは、明日学校で3年生の国語の講師となってくれる矢萩さんが中津にやってきました。ジャーナリストの矢萩さんに水害の様子も見てもらいたくて、現地に行きました。また水害に遭われたところのお店で食事もしました。今日は、家に泊まってもらいます。明日は、一緒に出勤です。話をしながら、いろんな刺激をもらいました。


ゆっくりとまた今日の出来事を話します。

出会い

2013年12月07日 | Weblog
休日の関わりの中の学び合い
        知らない世界に興味津津






週末の休みがやってきました。しかし、朝は休みでも目が覚めます。かつては、寝ることができるときは、昼まででも寝ることができたのですが、今は、平日も休みもそんなに変わりません。  




今日は、バスケットの試合やしなければならないことがあったので、午前中、学校に行きました。




バスケットの試合を見た後、来週一週間、ニュージランドから体験入学をする生徒が事前の打ち合わせに来ました。




今日、お母さんのふるさとである三光に戻ってきたと言います。数年前に、日本に戻ってきたときに、小学校で体験入学をしています。お母さんと一緒に学校にやってきました。



日本では、中学校2年生ですが、ニュージランドでは高校1年生です。英語は母国語なので、もちろんしっかり会話をすることができるのでしょうが、日本語もばりばりです。分からない言葉は、お母さんに聞いています。



三光の生徒もこの生徒にとってもいい交流の機会となると思います。ネットボールのクラブチームに入っていることやにニュージーランドで住んでいるクライストチャーチが日本の東北と同じく震災で今復興中であるということも話をしてくれました。東日本大震災の一か月前に多くの死者を出す地震がおこりました。

「三光のあたりは、地震は少ないのですよ。」と言うと、「よかったあ。」の言葉。




日本での生活が楽しみにしながら、お母さんと帰って行きました。




それから、日出町にある登録有形文化財の民家に足を運びました。「亀屋スタイル」と呼ばれています。そこで、矢萩邦彦さんと朴基浩さんとのトークイベント鏡明塾『今教育に必要なことは?~古今東西の教育論を巡る~』が行なわれました。



矢萩さんは、予備校でレギュラー授業を持ちながら、全国で江戸式私塾『鏡明塾』を展開しています。YAHOOのコラムニストやAPUなど大学で講義なども担当するジャーナリストです。



いろんなつながりがあって、月曜日に三光中学校で3年生対象に講義、そして小論文の書き方などを指導してくれます。私塾の塾長だけあって、話を聞いていると、今大河ドラマ「八重の桜」が放映されていますが、亀屋スタイルの雰囲気もあって、その昔、同志社学校で講義を受けているような感じがしました。



学生や一般の方がトークに耳を傾けていました。明日は、中津にやってきて家に泊まりますが、つながりを深めることを楽しみにしています。



明日は少し中津も案内したいと思います。


いろんな出会いがあった一日でした。

研究会が終わって第一日目

2013年12月06日 | Weblog
問題と悪戦苦闘の教室に
         PM2.5の入る余地なし





100人以上も来られた研究会も一昨日、終わりました。今日は中津市よりPM2.5についての注意喚起の発令が出ました。PM2.5の1時間値が、12月6日(金)午後1時、2時において中津市の測定局で70マイクログラム/㎥を2時間連続で基準値を超過しました。





・注意喚起発令時の留意事項
 ○屋外での激しい運動、長時間の運動をなるべく減らしましょ
  う。
 ○不要不急の外出はできるだけ減らしましょう。
 ○換気や窓の開閉をできるだけ少なくしましょう。
 ○呼吸器系(ぜん息など)や循環器系(心臓病など)の疾患が
  ある方、子供、高齢者はより影響を受けやすいと言われてい
  ます。



体調に異常を感じたら、速やかに室内に入って安静にしてください。症状が回復しないときは、医師の診察を受けましょう。出張の行くときに、遠くの山を見ると、いつもはくっきり見えるのに、かすんで見えなくなっていました。今、政治も揺れていますが、自然も今までにないような現象がおこります。



そんな中で、生徒たちは、休み明けの授業日で朝から、いつもの生活に戻って学習に頑張っていました。授業を見て回りました。合唱祭、研究会と続きましたが、しっかりといつもの生活に戻ってがんばって授業に臨んでいました。


お客さんが来られて、授業を一緒に見て回りましたが、真剣に取り組んでいる様子に感激をしていました。



極めつけに、6時間目が終わってからの学習タイムです。(「三光タイムⅡ」とよんでいます。)3年生の英語のところに行きましたが、いろんな先生も参加しての学習タイムに「先生、質問があります。」と積極的に質問する姿に、受験が近づいていることを感じさせてくれました。


職員室に戻ってきた先生が、「今日は、よお、生徒たちは質問してきたよね。」とみんなが口々に嬉しそうに話をしていました。やる気があると、行った甲斐もあります。外は、PM2.5でかすんでいますが、教室は、生徒たちのがんばりで、熱気がありました。




これから、職員室にも質問をするために来る生徒たちも増えてくるでしょう。そういう雰囲気がだんだんと受験が近づくにつれて出てきています。みんなでみんなの春を呼び込もうね。

休日の一日

2013年12月05日 | Weblog
賑やかな活気あふれる昼休み
           パワースポット子どもの歓声






今日は、日曜日の合唱祭の振替休業日で学校は休みです。昨日の研究会があり、準備や授業を進めなければならないので、休みを今日に延ばしていました。

朝、学校に行ってみると、ほかの学校は休みではないので、いろんな電話がかかってきていました。ちょっとのつもりの学校がちょっとではなくなってしまいました。また部活もしているところも多く、休みが休みでないようなそんな学校の風景でした。



今日の朝は冷え込んで家を出るときは、0度でした。霜も降りていました。これからどんどんと冬将軍がいすわって、寒さもあたりまえになってくるのでしょう。



いろんなところに行き、たまっていた用事を済ませました。休みが休みでないときもあり、延ばしに延ばしていたことが終わってちょっとひと息。



あとは、個人的な用事で学校巡りです。数校の学校を回りました。ふだん何気なく、学校で生活をしていますが、回って思うことは、それぞれの学校の雰囲気があるということです。校舎のつくりもそうでしょう。廊下、子どもたち・・・。




ある大規模校の小学校に行ったときです。初めて行く学校です。

駐車場から正面玄関がわかりにくいので、「玄関はどこから行ったらいいのですか。」と子どもに聞きました。「変なおっちゃんがきたんやなあ。」と思ったのか、昼休みだったのかもしれませんが、「そこを右に曲がって・・・。」と教えてくれただけでした。

しかし、あとから追いかけてきて、「職員室までお連れします。」お連れします・・・?すごい小学生の言葉。お連れされて職員室まで行きました。校長先生に、「お連れしますという子どもがいたんですよ。すごい子どもですよね。」と話をしました。大人数の小学校の昼休みは賑わいがありました。



次もまた大きな小学校。授業中でした。ここに入るのも初めてでした。職員室にいる先生もいて、賑やかに談笑していました。あたたかい雰囲気を感じました。子どもたちの数も多くいろいろ大変なことも多いのでしょうが、まとまりを感じるものがありました。校長室でコーヒーをよばれて帰りました。



最後の小学校では、校門に入るところで、おじさんが畑仕事をしていました。子どもの数も少なくなっていますが、以前この学校にも勤務したことがありました。

近所の方なら知っているかもしれないと思って、車のスピードを落として「だれかなあ。」とのぞいてみると、この学校の校長先生でした。「のどかですね。」と言うと、「畑の手入れをするのも大変なんで。」やっぱりのどか。



ほかにも回りましたが、一度でいろんな学校を見ると、雰囲気を感じます。自戒しながら、明日からまた頑張ります。


写真は、帰りに撮った秋の家の回りです。

公開研究発表会

2013年12月04日 | Weblog
伝えあう研究授業の話し合い
       緊張の中の分かる喜び

 



三光中学校ホームページより
『平成25年度大分県人権教育確立推進事業体験的参加型人権学習指定研究公開研究発表会が12月4日(水)に本校で開催しました。

大分県教育委員会、中津市教育委員会の方々をはじめ、中津教育事務所管内の各小中学校の先生方、保護者、地域の方が来られて、授業参観、研究協議などが行われました。


「関わり合い 意欲的に学ぶ生徒の育成」という研究テーマのもと、授業の中で生徒たちのアプローチしています。本校の人権教育の目標と人権教育推進の様々な基本的な考えのもと、授業実践を展開しています。今年度より始まった研究です。

この研究会を通して、さらに研究を深めていこうと、全員の先生方が一般公開授業、公開授業の中で授業を行いました。

生徒たちも真剣に考え、「思いを持ち」、「お互いの意見を理解しながら」授業に取り組んでいきました。指導支援をしていただいた関係各位の方々、学期末忙しい中、参加していただいた先生方、そして地域保護者の皆様に心から感謝申し上げます。

またこの研究会をもとに、コミュニケーションが取りながら、意欲的に授業に参加していく生徒たちに育てていくのが、責務であると思っています。今後とも三光中学校の学校教育活動にご理解、ご協力をよろしくお願いします。』





この公開研究会に至るまで、先生方は、部活が終わってから、授業研究をする姿を見ました。生活基盤の変化の中で、人と関われる、よりよい人間関係を築き上げるのが苦手な生徒も増加している傾向があると言われています。



そんな中で、「関わり合い意欲的に学ぶ生徒の育成」というテーマを掲げながら、生徒の成長する姿をイメージしながら、授業を行っていこうと「学び合い」という手法も取り入れながら、これまで取り組みをしてきました。





昨日の技術の時間、教室をのぞいたときもそうでしたが、生徒たちの温かい関係、みんなで目標を持ちながらがんばっている姿を見ることができました。今日も、それぞれの先生方が生徒たちが学ぼうとする意欲が持てる授業を組み立てていたのではないかと思います。





多くの参観者の中で、生徒たちも一生懸命に学習に取り組んでいたことが嬉しく思いました。研究の途中ですが、この研究会に向けて取り組んできたことをさらに継続しながら、生徒たちと関わりながら心や体の成長、学習に対する意欲も高めさせていきたいと考えます。



明日は、合唱祭の振替休業日ですが、あさってからまた再出発をしていきたいと思います。

紅葉の季節の思い出

2013年12月03日 | Weblog
秋深く紅色染まる山々の
       散りゆくもみじ 思い出深く





朝、車での通勤。坂の上から学校が見えてきました。学校の上には朝焼けがとてもきれいに見えました。車を止めて写真を撮りました。何となく落ち着く風景でした。


いつも見る風景ですが、同じ風景に出合うことはありません。見る時間、見る季節・・・見るときの気持ちで風景も異なってきます。





晩秋の季節の朝は、かつて同僚だった環境整備をしてくれていたNさんの姿を思い出します。もみじが学校の裏庭に鮮やかに飾っていたとき、朝、Nさんと話をしながらコーヒーを飲んでいました。


庭のもみじを見上げたNさんにカメラを向けると、「こらこら、撮影禁止・・・。」と言いながらも会話を弾ませることができました。思い出のショットです。





そんなNさんが退職されてから、学校評議員になっていただきました。気骨があり、ずばっと指摘をされます。かつて会社の管理職であった方だけなるほどと思う角度からのアドバイスです。

あるとき、「先生、体調が悪いので、評議員を辞めさせて下さい。」と突然言われました。それから、数ヶ月・・・。


最後に話した言葉は、

「家内の冬のタイヤのはめかえをしてくれて、タイヤを置かせてくれるところはないですか。もう自分がタイヤのはめかえをすることはないので。」

でした。



優しさの中で、Nさんは旅立ちました。2年経ちますが、あまりにも急な出来事で、ひょっこり学校に来てくれるのではないかと思うときもあります。子どもの結婚式にも来てくれました。よき兄貴分で、よき相談相手でした。





退職されるとき、「先生、この道具は、ここに置いておくからね。」
「この水道の修繕をするときは、ここをこういう風に抜いて・・・。」
「これから朝のみんなのコーヒーは先生に任せるよ。この容器に盛って3杯入れるんですよ。」




それから、今だに朝の職員室のコーヒーは、学校に着いてから言われた通り、すぐに入れています。きれいな風景にたくさんの思い出が浮かんできます。

朝陽を浴びたあいさつ運動

2013年12月02日 | Weblog
桜木の影が伸びる坂道に
         白息白く「おはよう」の言葉







「三光中学校合唱祭」が終わりました。ほっと一息。研究会があるために、授業の関係で、振替休業日をちょっと先に延ばしました。そのために、日曜日、月曜日と連続で出勤。何となく今日が火曜日か金曜日のような感覚に陥ることがありました。ある先生曰く、
「わたしの気持ちは毎日が金曜日みたいですよ。」






あさってが、研究発表会なので、先生たちも最後の整理をしています。昨日は、PTAの役員の方々との打ち合わせがありました。平日ですが、係の人数が足りないために、役員の方々に役割をお願いしました。


快く引き受けてくれました。学校の活動に理解してくれて、協力してくれることにうれしさとその協力に応えるために、子どもたちへの関わりを大切にしなければならないことを痛感します。





毎月1日が交通指導日になっています。昨日が合唱祭だったので、今日が交通指導日でした。朝から校門付近にPTA生活指導部のお家の方々、そして、PTA三役の方が集まってくれました。





賑やかな朝の風景となりました。
「通るのが恥ずかしいなあ。」
という生徒もいましたが、お家の方たちは温かく生徒たち一人ひとりに声をかけてくれました。お家の方、生徒、学校とつながりが深いことが学校の特色の一つであると思っています。生徒が通らないちょっとの時間は、いろんな話題に話が弾みます。

これも大切な楽しいコミュニケーションです。





春の桜が舞い散る季節から、雨がしとしと降る梅雨、猛暑日と言われた夏、ちょっとほおに触る風が心地よかった秋と過ぎ去り、寒さが身にしみる冬のあいさつ運動となっています。今日は、小学校の交通指導と掛け持ちのお家の方もいました。みんな仕事前にこうして立っていただいて感激です。




お家の方とお会いして一緒になって顔が見える活動は、お家の方たちとの距離感を縮めてくれます。





お家の方とは、月に一度ですが、先生方とは毎朝立っています。それぞれの生徒たちが校門を通過する時間はだいたい決まっています。この生徒が通れば、あいさつ運動を終わろうかな、いつもの時間に通らなければ、「どうしたんだろう。」と心配になります。


あいさつ運動をしながら、生徒たちの名前も覚えてしまいました。先生方も校門で生徒を迎える人、下駄箱で迎える人、教室で待つ担任の先生と分担しています。




あたたかな関わりをこれからも持ち続けたいと思っています。積み重ねの大切さを感じます。

感動のメロディ

2013年12月01日 | Weblog
晩秋の会場包むハーモニー
        感動のメロディ心に染みる
 




11月になってから本格的に取り組んできた合唱。今日が「三光中学校合唱祭」でした。200人を超えるたくさんの地域の方、保護者の方が会場の体育館に詰めかけてくれました。いすが足らなくなるほどの盛り上がりでした。



一つの目標に向かって、みんなで取り組んでいき、ものごとを創り上げるという経験は少なくなってきています。クラス合唱のどのクラスの紹介の中でも、「最初はまとまりませんでしたが・・・・」という言葉がありました。当然であると思います。



しかし、一つひとつそれをみんなで乗り越えながら、「葛藤」、「できるという感動の共有」をする中で、「一人はみんなのために、みんなは一人のために」取り組みを行なってきました。この一ヶ月間、生徒たちは歌の技術ともに、心の豊かさの成長を遂げてきたのではないかと思います。



今日は、来賓の方々もたくさん来て下さり、ゆっくりと生徒たちと接することができませんでしたが、合唱をする頼もしい生徒たちの姿をしっかりと瞼に焼き付けることができました。県の教育委員会からも来ていただきました。



「わたしが現場にいる時、合唱コンクールに燃えたんですよ。懐かしいですね。命をかけて・・・とまではいきませんでしたが、それに近い形で生徒たちと燃えました。」 
 

どこの学校も同じような取り組みをしています。「燃える行事」です。



学級合唱は自由曲と学年課題曲の2曲を歌い上げました。・・・それぞれにクラスの雰囲気が出ていました。最初の頃と比べるとレベルはうんと上がっています。特に3年生は自信たっぷりに歌いました。

学年合唱は、人数が増えるだけに、さらに音量もパワーアップ。1年生も合唱を楽しむように歌いました。

そして、全校合唱。「大地讃頌」は友だち同士、お互いに刺激し合うように体育館にメロディを響かせました。ステージから観客に向かって、感動のハーモニーを伝えました。



現代の子どもたちは、表現力が乏しいとよく言われていますが、ここにいる生徒たちにとっては、その言葉とは無関係でした。卒業生もたくさん来てくれていました。声をかけきれませんでしたが、後輩が頑張っていることを感じてくれたことでしょう。


しかし、それは、先輩たちの伝統をしっかりと受け継いでいるのです。大きな一つのことが終わりました。明日からまたいつもの学校生活に戻ります。




生徒たちから取り組みの過程、本番の中でたくさんの感動をもらいました。