かったかくんのホームページ

日々感じたこと、心に残ったこと・・・綴っていきますね。よかったら、立ち寄って下さい。

「入学の春間近~春の空気を~」

2019年02月12日 | 大分県
春を感じさせる光景には、「入学」という行事があります。


すでに進学先の高校を決めた生徒には、制服の採寸といったこともしなければなりません。
そのために、採寸に行った生徒もいます。
次のステップを一人そしてまた一人と進んでいきます。
 


3月には全員の3年生の進路が決定されていくことを願っています。
 



先週の金曜日には、学校では、「中学校入学説明会」が行われました。
少ない人数の中ですが、頼もしい1年生が入学をしてきます。
 


入学説明会では、
・体験授業
・1年生による学校紹介
・教頭先生、生徒指導主事の先生による学校説明
・部活動見学
といった流れの中で実施をしていきました。




体験授業では、N尾先生の指導のもと、ウォーミングアップからバレーボールの授業を体験しました。


動きもばっちりでした。体育館いっぱいを利用して、授業が展開されていきました。
参観をしているお家の方も小学校の先生方も笑顔で子どもたちが頑張っている姿を見守っていました。
フレッシュです。




学校紹介は、発表用ソフトを活用しながら、授業、行事、部活などについて、わかりやすく1年生が紹介をしていきました。




以前は、「里帰り発表会」ということで、1年生が母校の小学校に出向いて紹介をしている時もありましたが、今は、新入生全員がいる中での取り組みです。
少しでも新入生が安心して入学ができるように、みんなで説明会を充実させていきました。



1年生の先輩としての貫禄とプライドを見ることができました。


準備は大変だったと思いますが、わかりやすいように、頑張ってプレゼンをしていました。

質問コーナーは、各小学校に分かれて、母校の先輩たちが優しく答えます。




新入生はフレッシュ、そして1年生はさわやかでした。





部活動見学は、全員で部活動を見学して回りました。それぞれの部の部員たちが待ち構えていて、新入生がやってくると、説明をしたり、体験をさせたりしていました。


歓声が沸きます。この雰囲気がまたよかったです。
人と人とが関わっていく取り組みはとても大切なことだと思います。
それがまた「生きていく力」にもつながっていくことでしょう。




学習とともに、中学生になる子どもたちが、部活などの活動の中でも、大きな学びを得てもらいたいと思います。




春はもうじき。
満開の花が咲くときも遠くはありません。

「球春がやってきた」

2019年02月11日 | 大分県
今日は、建国記念の日で休みです。午前中は、ちょっとゆっくりしてから、午後から、野球の練習に行きました。


K川先生のお誘いがあって、Kちゃんと一緒に、新しい野球のチームに入りました。


初の練習の参加です。


ふだんはなかなか練習に参加できません。週に2回練習をしています。
すごい。年に数回大きな大会があります。



中学生とほんの少し野球はしましたが、今年になってから初めて、本格的にボールをさわるので、少し早めに行って、球場の外でランニングなどをしました。



「先生、走っとるね。」おっ?じゃっくから電話が入りました。
夫婦仲睦まじく美容院の送り迎えとか。
見ている・・・。
 


15名以上の人たちが集まってきました。


ほとんどの人が初めて一緒に野球をする人たちばかりです。総会で初めてお会いして、それ以来です。


あいさつをしたりして、ランニング、体操とみんなでしました。
経験している人も多く、的確に指導が入ります。気合が時間を過ごしました。
 



体が重たかったです。バッティング、ノックと2時間30分の練習でした。


さすが疲れました。


体を傷めないように、ぼちぼち頑張りましょう。
3月からは連戦となります。
野球の季節となりました。
 



そんな中、N野さんに連れられて、プロ野球のキャンプに行きました。



N野さんご夫妻、Mいさん、AやぎさんとN野さんの車に乗って、いざソフトバンクホークスがいる宮崎へ。


宮崎では、N野さんの会社の取引先でもあり、「かったか」くんの大学時代の野球部の同級生のY本さんが待っていてくれました。
さすが会社の上層部のY本さん。



部下の人がいろいろとお世話をしてくれ、関係者以外立ち入り禁止のところから入ります。
 




バックネット裏の来賓室やベンチから野球を見ました。通路は、選手たちも通ります。


N野さんご夫妻は、いろんな選手と握手をしてもらっていました。
甲斐選手が通ると、「大分から来たんですよ。」とN野さんたち・・・。

甲斐選手に、内川選手に握手攻め。
こういった行動力を見習いたい☆彡




王会長さんが来賓室に来て下さり、帽子をいただき、サインをしてもらいました。
ブルペンも関係者立ち入り禁止の間近から見ることができました。


迫力十分です。


感激の宮崎キャンプでした。
持つべきものは「友」です。
 


「ちゃんと撮った写真は送れよ。」
と強面の??N野さん。
すぐに帰ってから送りました。
できたら、可能な限り・・・来年もお願いします~~。
 




ボールが弾ける音と共に、春が訪れてきています。
今日は、うらやましいキャンプの写真からです。

「ふるさとのどんど焼き」

2019年02月10日 | 大分県
今日は、地区のどんど焼きでした。


どんど焼きも、「かったか」くんが小学生の時は、上級生に連れられて、子ども会で竹切りがしていました。
どんど焼きの2~3週間前から地区で集まって、子どもたちが竹を切っていました。
 


今は、大人がすべて準備をしていきますが、あの頃はあの頃でとても懐かしい思い出です。




どんど焼きは、門松等の正月飾りを入れて焼きその火や煙に当たります。


そして、残り火で木の枝や竹に刺したお餅や団子をいただくという行事です。

どんど焼きで火や煙に当たることで、一年健康に過ごせるようになり、どんど焼きでお餅、団子を食べると虫歯にならない、健康になるという意味もあります。
また、どんど焼きの灰は魔除け、厄除けの力があり、家の周りに撒くと良いともされています。

 




今日の昼間は、関東以北から比較してもポカポカ陽気でした。


ちょっと眠たい目をこすりながら、朝から準備です。すでにご神木などは切ってくれていましたので、かやや竹切りです。


どんど焼きの場所は、小学校の下の河原です。今日の役割は、かや切りと河原での作業です。



疲れたのは、河原での作業です。竹が立てやすいように、石などを整理したり、穴を掘ったりしました。



また持ってきた竹を移動させたりしました。
足元には、石がたくさんあるので、竹を運ぶのに、バランスをとりながらの作業です。
疲れました。
 



竹のひと束も大きかったので、ハアハア言いながら運んで行きました。
 



先輩たちとも、
「鍛えられるのう。」
「ふだん、パソコンのキーボードを押すくらいの力くらいでしか生活しないからなあ」。
と言いながら、気力~~で頑張りました。
 




今日は、寒くないだけよかったです。作業を始めて3時間半。竹を立て終わりました。
完成しました。
 



一度家に戻ってご飯を食べて、30分くらい自然に目が閉じて昼寝をして、次に、団子汁の準備などをします。
 





2時過ぎ。地区の人たちも集まってきて、「もみじ園生」のもち投げからスタートです。
 




地域の人たちが集まって賑わうことも、少なくなってきました。
その残された盛り上がる行事の一つが「どんど焼き」です。年男年女の人が火をつけてから、いよいよ「どんど焼き」全開です。





竹の中にお酒を入れて、あたためて飲む「かっぽ酒」。団子汁、焼き鳥・・・などで河原が交流の場となります。
 




小さい子供から高齢者の方が集まって、会話や食欲が弾んでいきます。



このどんど焼きに行くことで学業成就のご利益があったり、ここで焼いたお餅などを食べることで無病息災を願うと言った様々な意味のある重要なお正月の行事です。



疲れたけれど、地区の人たちは、満足をしました。



またいい1年を過ごすことができるでしょう。
次のにぎわいは、花見そして、夏のお祭りということになります。

「耶馬溪軽スポーツ大会」

2019年02月09日 | 大分県
先週、あいさつ運動に立っていると、学生服を着た卒業生のたけちゃんが歩いて横切っていきました。


いつもは、自転車で、気持ちの良いあいさつを交わしていくのですが、進行方向も逆です。

「あれ、どうしたの?」
と聞くと、「自動車学校です。」という言葉。


「そうか、仮卒になったんだね。」と言うと、にっこり。

3年間、よく頑張りました。


就職も決まって、これから自動車での通勤になっていきます。
時の経つ早さを感じます。
 



当時の担当の先生を訪ねてももちゃんとみるちゃんも学校にやってきました。


こちらは、進学です。夢を叶えるために、進学をしていきます。職員室でその話を聞かせてもらいました。



ふるさとを離れていきますが、それれぞれの目標に向かって、充実した生活を送ってもらいたいと思いました。
 



春に向かって、かつての生徒たちは、花を咲かせています。
 



そんな中、今日は、「耶馬溪軽スポーツ大会」が開催されました。


かつて、この大会は、小学生の「スポーツ少年団お別れ会」でした。


しかし、スポーツ少年団も解散して、小中学生を中心とした軽スポーツを楽しむ会となっています。



年度末の恒例行事となっています。参加させてもらいました。


3人1組のチーム編成です。「校長の絶好調」チームです。 
「フロアカローリング」「スカットボール」「室内ペタンク」
の3種目まじのガチンコ勝負です。
 



ほとんどが子ども相手で、大人げないように見えますが、真剣にしても勝敗は五分五分でした。会場のB&G体育館は、歓声で盛り上がりました。



一昨年は、スカットボールで、見事、パーフェクトでした。見事でしょう?

 

今年は、ボールがやわらかく穴を避けていきます。穴も運も逃げていきました。

フロアカーリングも狙えば狙うほど、右に左に遠く離れていきます。
「絶好調が絶不調」です。
 




それでも、生徒たちや地域の方と午前中のひとときを楽しむことができました。
生徒たちのチームが優勝をしています。いい笑顔です



年度末の恒例行事が終わりました。参加賞はゲットしました。
関係者の皆様方、楽しい時間をありがとうございました。

「年度末を音楽で楽しもう」

2019年02月07日 | 大分県
卒業そして、年度末の雰囲気が少しずつ漂ってきました。

先日、生徒から、
「先生、卒業文集の原稿をお願いします。」
と持ってきました。


今日が明日、明日が、明後日となっても悪いので、卒業する生徒たちのことを思い浮かべながら、すぐに書きました。


1年生の頃からのいろんなことが懐かしく思い出されます。わずかな10数行のスペースで思いを表すのは難しいです。
やや抽象的な言葉の中に思いを詰めました。
 



今年度の最後のPTA新聞の原稿依頼もあります。


今日は、市報に掲載する学校だよりの原稿を書きました。

これが、実に難しい。悩ましい。

来年度4月に載るのですが、締め切りが2月です。

他校の掲載されているのを見ると、学校の教育目標などが書かれています。来年度のことを自分が書くこともできず、学校の素晴らしいところをまとめていきました。



これも各スペースが限られていて、ポイントを絞らなければ書くことはできません。



そして、今は、入試の真っ最中。少しずつ、冬がほころび、梅の花も満開。春がやってきています。
 



そんな中、昨日のことです。昨日は、出張などもあり、帰ってこたつで、のんびりとしていました。


するとメールで、
「前の方の席を取っています。」
とK野さんからの連絡。

おっ。
こりゃ。
そうだった。
なんだ。
 



すっかり頭から消えていました。

昨日は、「第2回楽興の時 in中津2019」でした。
急いで、また着替えて会場に向かいました。

M原先生が、チケットも受付に置いてくれています。レッスンを受けた子どもたちがN響第1コンサートマスターの篠崎史紀さんたちとステージを創りあげます。


子どもたちは、超一流のヴァイオリンを奏者の篠崎さんとの素晴らしい演奏を響かせました。
ピアニスト、チェリストたちとの共演もありました。
 



最後は、子どもたちではなく、一流の演奏家たちの講師演奏で会場はメロディに心が揺らされました。



「子どもたちに意識的に、また意識的ではなくても刺激を与えていくことが大切です。」
「広くいろんな経験をさせていくことが、音楽そして、人の道を豊かにしてくれます。」
「人がものごとを極めていくのは、努力もあるけれども、運と縁です。つながりを大切にしていって欲しい。」

など、一流には一流の言葉の重みがあります。
 



コンサートが終わってから、余韻を体に残しながら、K野さんやS原さんの仲間たちとのちょっと遅い晩ご飯を食べました。


コンサートの振り返りもしました。



年度末になっていますが、仲間たちと音楽の文化と食事の文化(?)を楽しみました。
 




でも帰って、バッタンキューと深く沈んでいくような眠りにつきました。
はい。

「命の重み、命のつながり」

2019年02月06日 | 大分県
最近、特に生きていくためには、「命を大切にする心」そして「心のやわらかさ」「心の強さ」が人の根幹に大切であることをいろんなところから感じます。
 



今日の道徳の時間に、お家の方や地域の方も参加していただいた中、全校生徒で「命」について学んでいきました。


外部から講師の方が来校していただきました。「誕生学アドバイザー」の水田結さんです。
「生まれたことが嬉しくなると未来が楽しみになる」
このことをめざし、取り組みをされてきています。
 



尊い命が生まれるまでの様子、そして生まれてから15歳になるまでの繋がっていったものなどを考えていきました。


水田さんは、お家の方からの強い要望があって、忙しい中来校していただきました。出産直後で生活にも忙しい水田さんですが、中学生のためにご自身の経験なども踏まえながら講演をしていただきました。
 



まず、赤ちゃんが生まれてくるまでの、体のしくみなど模型を使って、生徒たちにわかりやすく説明をしてくれました。



受精後わずか0.4ミリの命の大きさ。それからたくさんの愛情を受けながら、急激に大きくなっていきます。そこにも多くの人たちの関わりがあります。


水田さんの話から人の体の神秘的なものも感じさせてくれます。女性の体の子宮や骨など、いのちが誕生しやすいつくりになっています。
 


特に印象に残ったのは、ただ、赤ちゃんが生まれて、授乳する、栄養を与えるだけでは、成長をしていかないという話です。



「あやさず」「抱かれず」にして赤ちゃんを育てたとしたら、赤ちゃんは、成長しない、つまり命が絶えてしまうという話です。
生かすための世話は不自由なくするけれど、愛情を与えることや、ふれあいはしなければ、まず1歳の誕生日までにほとんどの子どもの命はないということだそうです。
 


つまり、生徒たちの命が今あるということは、生きるためだけの世話を受けただけではなく、しっかり愛情を受けて、今生きているということです。
 


命が誕生するまで大変なこともあったけれども、新しい命と出逢うために、お母さんをはじめ、みんなで40週を見守っていきます。
そのことを水田さんをはじめ、先生方、お家の方々も話をしてくれました。
 


講演後、全校生徒で討論会をしました。みんなで講演内容を学び直していきました。


思春期真っ只中の3年生の男子が、
「お母さんに感謝したいと思います。」
と真剣な顔で発言したことに感動をしました。


お母さんも参加してくれていたので、その言葉にどれだけ心が潤ったことでしょう。こちらも胸が熱くなりました。
 


生徒たちが心から「命」を考えさせる機会を水田さんからいただきました。
水田さんが言われる「心」「身体」「相手」「未来」を大切にできる人でいてもらいたいと思います。
 



やわらかく会場が包まれました。どこかでまた学んだことが生かされたらと思いながら、時間が過ぎ、みんなの心が優しく動かされていきました。

「サロンランチ~恵方巻~」

2019年02月05日 | 大分県
節分の日とは、「季節の分かれ目という意味があり、季節が変わる前日のことを指しています。」という日です。
つまり、季節とは、「立春」をさすのです。
 



しかし、「節分は立春の前日と決まっていますが、立春は年によって日にちが変わることがあるので、それに伴い節分の日にちも変動します。」ということだそうです。

いちがいに、節分の日は、2月3日とは言えないそうです。なるほど・・・。
今年は、もちろん、節分の日は、2月3日です。
 



節分は、「豆まき」するということが日常的でした。実際に、今年も学校で豆まきをしたという話も聞いています。
しかし、恵方巻も負けてはいません。


今、廃棄ロスの問題も出ていますが、半数の家庭で「恵方巻」が食べられたというデータがあります。
商魂でしょうか。
 



恵方巻とは、
「大阪の名物料理で、節分の日に、その年の恵方を向いて食べると縁起が良いとされる太巻きずし。縁を絶ちきらないように、1本を切らずに無言で丸かじりする。」です。
でも1本を切らずにそして、無言で食べるとは難しい。
 



2月3日に、地区のサロンでも「恵方巻」が作られました。女性の方々が朝早くからでて、「恵方巻」を作りました。
「若宮サロンランチ」です。


作る人たちは大変だったと思います。
昼になって、出来上がった頃、ごちそうめがけて、地区の方が集まってきました。
 



テーブルに恵方巻が並べられています。美味しそうです。


中は、えびフライ、きゅうり、たまご、べにしょうが、にんじん、しいたけなどが入っています。豪華です。
会話を弾ませながら、食べていきました。
さらにお吸い物やお漬物などが豊富にあります。


贅沢なランチです。



「東北東を向いて食べないと。しゃべったらつまらんど。」と食べる人は、言いながら、しゃべっている・・・。会話がそれで弾んでいる。
 


1本は食べましたが、このランチ2本ありました。

さすが、2本は食べきれませんでした。持って帰りました。
晩御飯も恵方巻でした。恵方巻づくしの1日となりました。


これも、
「まんがいいでしょう。」(大分弁)
 



地区の行事も少なくなっていますが、サロンを通して、地区の方々との交流も行われています。



高齢化社会になっている中で、こうして地域の人たちが集まるという機会は大切なことだと思います。
「自助」「互助」「共助」のふるさとをこれからも作っていかなければなりません。

「教育実践研究会の終わり」

2019年02月04日 | 大分県
小学校勤務から中学校勤務に変わり、3年経ってから、大学教育学部付属教育実践総合センターで客員研究員として1年間だけ、研修させてもらいました。


長年、小学校で指導していて、それからの中学校という思いがけない勤務の変更だったので、いろんな面でとまどいもありました。
 



この1年間は、貴重な研修を積むことができました。情報教育・心理学など、今までにないことを学ばせてもらいました。そして、それが今でも生かすことができているのかなと思います。貴重な経験をさせていただきました。




それ以降、毎年、教育同人の方々は、教育実践研究会として、研修会や総会、懇親会があり、参加させてもらっていました。
また現場に戻ってからも、道徳教育の指定研究を受けた時も、サポートをしていただきました。




いろいろと楽しく研究をさせていただいた期間が懐かしく感じることができます。
 



この大学の実践総合センターが現場と大学をつなぐ架け橋の一つになっていました。そして、現場に研修の充実を図ってくれました。


教育の施策として、教職員大学院などができ、現場も教職員大学院などに連携がシフトチェンジをしていこうとしています。これも教育の流れなのでしょう。


実践総合センターの存在の意義・価値も変化していっています。
 



土曜日に、教育実践研究会として最後の研修会、総会、懇親会がありました。


総会の中で、事務局から「教育実践研究会」の解散が承認をされました。
 



総会のレジメを見ると、昭和55年から客員研究員制度が始まり、160名近くの研究員がセンターで実践的な研究を行い、たくさんの大学の先生方がその研究に関わってくれました。



最後の懇親会もにぎわいました。
 



「教育学部付属教育実践総合センター」の客員研究員の制度も休止され、研修の在り方も変わり、長年の歴史が変化していくことは、寂しく感じますが、これからもますますの発展を願っています。
 




教育実践研究会をこれまで支えていただいた大学の佐藤先生をはじめ、多くの方々に心から感謝申し上げます。

悲しみの先に・・・

2019年02月03日 | 大分県
一人の青年が木曜日に旅立っていきました。悲しい空気に包まれました。

たかひろくんは、多くの人に見送られました。
たかひろくんのもつ人柄がたくさんの人を集め、見送りの場所に立ちました。
 



残された家族の方々のご心中を察するには、あまりにも悲しみが深すぎます。お通夜、お葬式のなかで、たかひろくん、ご家族などの立場から、そして、たかひろくんのお父さん、お母さんの立場から、この瞬間の想いを想像しました。


たまらなくせつない気持ちになりました。
 


たかひろくんは家族の中から旅立っていきました。

悲しみは消えていかないことでしょう。
しかし、心の中に、たかひろくんの姿は生き続けていきます。

わたし自身が苦しい時に、家族にお世話になり、支えてもらいました。
ご家族がさらにまとまって、あたたかく生きて欲しいと思います。
 


まさしくんからのメッセージです。



「一昨日、昨日とありがとうございました。強い精神を持ち、正義の味方で、不器用さを努力で補える兄は、今では骨となってしまいました。最期まで病気と闘い尽くし、短い人生を全うしました。



 
おかげさまで本当に多くの皆様に囲まれて旅立たせていただくことができました。
(2日間で600名以上だったそうです。本当にありがとうございます。)
 



まだちょっと車を走らせれば会えるところで私たち(全員の)身を案じてくれているような気もしますが、いや、ちょっと車を走らせても会えないところからですが、私たち一人ひとりの身を案じてくれているはずです。
 


皆様も、たまに思い出せる心のどこかに兄・尊弘をしまっておいていただき、何かの折に笑いの種にしていただけましたら嬉しいです。




久恒先生が通夜の夜にかけてくれた
「今日と明日来るけんな、お参りするけんな」
という言葉、きっと「病気を治したり、人を死なせないなんてことはできないけど、今、自分にできることを誠心誠意します」という意味だと受け取りました。
 



じんわりと温かく、嬉しくて、我慢していた涙が出ました。私もこういう人間でありたいと思いました。
 


小学5年生の時から早28年経ちますが、今でもやはり私たちの先生です。これからもよろしくお願いいたします。ありがとうございました。
 



兄に関係する方々も久恒先生のFBを見ていると思い、この場をお借りしました。」




大切なお兄さんがお亡くなりになった直後の中で、周りの人たちに配慮ができるまさしくんの心の優しさを感じます。


残された奥さまをはじめ、お子さま、そして、たかひろくんのお父さん、お母さん、ご家族に悲しみの先に、これからの道に大きな幸があることを祈っています。

「優しい社会への原動力」

2019年02月01日 | 大分県
2月になりました。1月は、「い(往)ぬる」2月は「にげる」3月は「さる」といいますが、あっという間の3学期です。
 


今日は、学校では、全校集会が開かれました。各生徒会専門部から2月の活動計画などが提案されました。
 


こちらもあいさつがありました。今日は、生徒会が主催して、「あいさつ標語コンクール」の発表があるということだったので、軸がぶれないように、あいさつの話をしました。
 



たまたま、昨日、日めくりカレンダーをみていたら、1日の言葉は、
「ありがとうは幸せの始まり」
と書いていました。


この話をしました。


この言葉は、青森県の方が、


「家事や仕事のことで、いっぱいいっぱいになっていたときに、中学時代の先生からいただいた年賀状にあった言葉です・・・。」とコメントがありました。
 



「ありがとう」も幸せの始まり。「おはようございます」も一日の始まり、幸せの始まりということを伝えました。
○あいさつは 間を縮める 第一歩

○あいさつでみんなに元気を届けよう

○絶やさない一止一礼笑顔になる

○届けよう自分の思いを少しずつ

○あいさつは誰かと結ぶ言葉の架け橋

○活気ある一止一礼元気よく

○自分から笑顔をふやすあいさつで



など生徒会役員や生徒会担当の先生たちで工夫してあいさつ標語コンクールを実施していました。この工夫と創造がたのしく素敵です。
 



それぞれには、最優秀賞、優秀賞、生徒会長賞、生徒会副会長賞、書記賞などがありました。
 



「ありがとう」も「おはようございます」も「幸せの始まり」なのかもしれませんが、このような心を揺さぶる取り組みも「幸せの始まり」を感じることができます。
 



昨日は、賞状や標語を掲示するためにラミネートなどをしていました。



生徒たちは、このような取り組みから「心のレベルアップ」「心力の向上」をしていっています。



心を育てる取り組みが、昨日の認知症サポーター中学生養成講座などとともに、未来に「優しい社会」が開かれていく原動力になっていくのでしょう。