宿を出てから1時間20分。 休みたいと思っていたところに、道の駅の案内板が目についた。
九度山 といえば、2016年のNHK大河ドラマで間違いなく登場する地だろうし、ルートも同じでこれは好都合、と向かったのだが・・・・・
国道沿いじゃなくどこかに分かれ道があったのか? たどり着けない。
それでも市街地から山道に入り、広くなった日陰で少し休憩した。
再び走り出して30分ほど。
上り坂を後ろから10数台のバイクが抜かしていく。
リアフェンダーがなくナンバープレートは水平、うるさい集合管の、ちょっと古めなカワサキ車たち。
下ってくる対向車がブレーキ掛けて避けてるおかげでぎりぎりすれ違えているのに、前のクルマの1台2台抜くだけを何そんなにムキになっているんだか。
どうせセイセイ走れないんだからと、カーブ外側の広くなったところにバイクを止め、後続車も含めやり過ごすことにした。
2、3分もあいだを置けば、思ったとおり静かで空いた山道になった。
カメラ調子悪し
元有料道路の 高野龍神スカイライン を走ってみようというのが、今回のツーリングのもう一つの目的だった。
観光地そのもので人も車も多い高野の町は止まらず素通りした。
ここは必ず寄りたかったところ。
天川村の宿からは112㎞。
日曜の昼で、バイクは20台くらいいる。
昼飯はここでもいいと思ったけど、まだ少し早いか。
ごまさんスカイタワーは有料展望塔になっている。
上がれば眺めはいいだろうなw
スカイタワーの裏には道がついていた。
ちょっと体ほぐしがてら歩いておこう。
降りてくる親子が一組だけいた。
何の落ち度もないのにぶつかってこられるほうは、いい迷惑、なんてもんじゃないよな。
ごまさんスカイタワーからずっと下って25分、昼飯にちょうどいいころだと 道の駅 龍神 に寄る。
バラけながら、ここも10台以上のバイクが止まっていた。
中で食事処を見ると、ホワイトボードに案内された 日替わり定食 もあったので即それに決定。
豚のしょうが焼きに、煮物、うの花、ポテマカサラダなど小鉢が付いて1000円。
美味しく満ち足りた気分にさせてもらえました。
建物の裏手には、半屋外のテーブル席もあって、好きなところでくつろぎ食事ができる。
龍神から約1時間、よく分からないまま標識を頼りに国道424で みなべ町 に入り、海沿いの42に出る。
南紀白浜 も目的地の一つだ。
適当に曲がったら海から離れていったので、また戻ったりして。
来たはいいが、ナビもスマホも持ってないから何処がどこやらw
街中は大きなホテル・旅館が建ち並び、大温泉地なのを思い知らされる。
京都では最高気温が36℃にもなったというこの日、この辺りの遊べる浜辺は、真夏のイメージの人出だった!
何処かで温泉に入ろう、という気と計画はすでに消えているw
市街地を抜けた国道沿いに、日帰り温泉施設の道の駅があったので休憩するため立ち寄った。
駐車場の隅に止めて気が付いた。 見るからに垂れていたチェーンを張っておく。
帰ったらもう交換だな。
冷たいスポーツ飲料をガボガボ飲んでから、外にある無料の足湯にも入ってみた。
潮岬 や、橋でつながるその近くの島も回っておけばよかったかなぁ。
時間に余裕があったのに、椿はなの湯から国道42で1時間40分、宿のある 那智勝浦 までそのまま走り続けてしまった。
本日の走行 318㎞