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シュクルダ川を挟んで右旧市街
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城壁から新市街を見て
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入り口で出迎えてくれる人形
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1602年に出来た時計塔のある旧市街広場
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コトルのガイドさん
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プリマ宮殿
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聖トリプン大聖堂 ローマカトリック
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路地裏
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聖ルカ教会 セルビア正教会
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山の上にある聖母教会 15世紀に建てられた
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帰りもフェリーに乗って
ドブロヴニク二日目の午後はそのままドブロヴニク観光を続ける組とモンテネグロ観光の二組に別れました。迷うことなくモンテネグロ観光を選択してコトルに向かいましたが90キロのドライブは最高のお昼寝タイムとなりました。
今回もクロアチアからの出国とモンテネグロへの入国と二度の検問所でのチェックを受けなければなりません。前回のように係官がバスへ乗り込んでくることはなく添乗員の日高さんが集めた全員のパスポートを運転手のマリオさんが詰め所に持って行きチェックを受けました。時期によりまた国境の場所ごとにチェックの仕方は変わっているようです。検査を受ける車はバスと乗用車とトラックの3レーンに分かれていましたが幸いバスレーンは空いていて助かりました。クロアチア側の検査が終わった後、国境緩衝地帯となってる地域を数分走った後、今度はモンテネグロの入国検査場です。ここでもマリオさんがパスポートを詰め所に持って行きチェックを受けました。通行許可が出た後また詰め所にマリオさんがビールとミネラルウォーターを届けました。厳密に言うと贈収賄です。国境のない日本にいると想像できませんが、国境を越えることが如何に面倒なことか考えさせられました。添乗員さんの話ではこれでもこの日はスムーズに通れた方とのことです。
湾内に深く切り込んだ奥に位置するコトル旧市街に行くため途中の港から10分ほどフェリーに乗ってショートカットしました。日本では橋を架けて解決するところですが経済力の弱い国なのでまだそこまでできないようです。フェリーを降りそこからバスで更に十数分走るとやがて今回の目的地コトルが見えてきました。複雑に入り組んだ湾のもっとも奥に位置しているこの街は険しい山に囲まれた天然の要害の地となっています。背後の山に沿って城壁があり、一番高いところで高さが20メートル、長さは4.5キロメートルもあるそうです。狭い石畳の旧市街の路地は迷路のようでした。湾内深くまで船が入るので貿易で発展したそうで当時の繁栄を物語る豪華な館と教会がありました。1979年の地震で多くの被害を受けましたがユネスコ等の協力で復旧したそうです。今もこの街はクルーズ船の寄港地のひとつになっています。
帰路もまた国境で出入国の検査がありました。モンテネグロの出国が終わり、クロアチア入国検査を受けた時、係官が連れていた可愛い犬がマリオさんが積み込んでいたトランクの周りを行ったり来たりしはじめ、そのうちにトランクを入れるバスの扉のそばにちょこんと座って離れなくなりました。ペットにしたいほど可愛い犬ですがこの犬こそ麻薬の密輸をチェックする麻薬探知犬とのこと。とうとう係官はマリオさんにトランクの扉を開けるように命じました。丹念に調べていたようですが中からは何も出てきません。その間30分以上かかったと思います。添乗員の話では麻薬犬の鼻も100%正確ではなく、麻薬でなく異性の犬の匂いに反応することもあるそうです。聞き漏らしましたが今回もそうだったのでしょうか。
よけいな時間がかかりましたが面白いドラマを見ているようでした。
城壁の刻の止まりし夕焼かな