水天宮の子宝犬
明けましておめでとうございます。新聞報道によると日本の平成29年中の出生数94万に対して死者数が134万。自然減が40万人に達したそうです。
このままでは日本はどうなってしまうのでしょう。今年こそ若い人たちが希望の持てる年になってほしいと祈念して東京の水天宮で子宝犬を撮影してきました。
写真の2枚目から4枚目は我が家の鉢植えで咲いた実葛の花と赤い実です。数年前巨樹探索仲間から頂いたもので、花は咲いても青い実は赤くなる前に落ちていましたが、昨年秋にやっと赤い実を付けたのを見ることが出来ました。
実葛はモクレン科常緑つるせい植物です。実(さね)が美しい蔓(かずら)という意味だそうです。
お正月に楽しむ百人一首にもありました。
名にし負はば あふ坂山の さねかずら 人に知られで くるよしもがな 三条右大臣藤原定方
万葉集には9首詠まれているそうです。その他には
さね葛 のちも逢ふやと 夢のみに うけいわたりて 年は経につつ 柿本人麻呂
玉くしげ みむろの山の さなかずら さ寝ずはつひに ありかつましじ 藤原鎌足
美男葛ともいわれる理由は皮を削いでつぶし水を加えると粘つく液体になるので昔これを髪につけて整髪料としたことから美男葛ともいうそうです。
初春や三代通すお振袖