和子の記録 フォト&俳句

長い間ネイチャーフォトを楽しんで来ましたが最近これに俳句の趣味が加わりました。まだ不慣れですがブログに載せていきます。

朴の木の花

2020-06-25 08:14:13 | 日記

5月21日初めて朴の木の花を見つけました

蕾の時

蕾がピンクに膨らんで

さらに膨らみ

明日は咲くかな

朝の開きかけ

だんだん開いていく

花を真上から見ると

花の真ん中に突き出ているのは雌花が集まったもので雌ずい群という

雌花の周りの橙色の部分が雄花です

朝日を受けて

オオヤマレンゲ

ウケザキオオヤマレンゲ

その蕾

開花まであと一日か?

毎朝の散歩コースで朴の木の花が咲いている所を発見しました。ここの木は4メーター位の高さがあり5月中旬から半月ほど花の咲く様子を観察することが出来ました。自粛中で遠くに行けなくても朴の木の花の撮影が毎朝の喜びに変わりました。ホオノキは北海道から九州まで幅広く自生するモクレン科の落葉樹で花、葉、実のすべてが大型で、自然界では幹の直径が1m近くに達する大木にもなるそうです。飛騨高山地方の名物の朴葉味噌はこの葉を使っているのですね。

ウケザキオオヤマレンゲ(受咲大山蓮華)がこの朴の木の花と似ていて最初は見間違えて喜んでいたのですが葉の付き方でどうも違うと判明しました。
オオヤマレンゲ(大山蓮華)と朴の木の花の交雑種がウケザキオオヤマレンゲです。
1899年パリ万国博覧会にはウケザキオオヤマレンゲを初めて日本から出品したとのことです。
オオヤマレンゲは本州中部以西の深山に自生している落葉低木でその和名は奈良県南部の大峰山に自生していて、ハスの花(蓮華)に似た白い花を咲かせることから大山蓮華と命名されたそうです。
12枚目の写真がオオヤマレンゲで花はうつむきに咲いています。
13枚目からがウケザキオオヤマレンゲです。蕾も花も朴の木の花と同じようで区別がつきにくいのですが放射状に広げた葉の真ん中に咲くのが朴の木の花のようです。
このように注意深く見てくると交雑種のウケザキオオヤマレンゲはオオヤマレンゲの優雅さと香りは受け継いでいるような気がしました。個人的な感想ですが。

捩花のねじれにねじれ愛しきや