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紅龍山東海寺が布施弁天です
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西林寺
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鐘楼には何故か鐘がない
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句碑
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四季の里公園
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あけぼの山農業公園
県を跨ぐ往来の規制が明ける19日が待ちきれず先日一茶が行ったという柏から守谷までの足跡を辿ってみました。
最初に訪れたのは関東三弁天の一つである布施弁天です。急な石段を上るとケヤキ造りの楼門があり入母屋造りの本堂が見えてきます。
春には古木の木蓮が白い花をつけ両側にある桜の老木も見事に咲き競います。
一茶がここで詠んだ句が 米蒔くも罪ぞよ鳥が蹴合ぞよ です。
一茶が行ったのは今から約200年前の文化九年(1812年)、一茶48歳の時です。彼はここに詣でた後、七里の渡しで利根川の川風に吹かれながら対岸の戸頭(取手)に渡り、隣町の守谷にある西林寺住職の鶴老を訪ねました。
鶴老は一茶と同郷の信州飯田の出だったこともあり、よく気が合ったそうで度々ここを訪ねています。車で利根川に架かる新大利根橋を渡ると(一茶が数時間かけて訪れたところですが)あっという間に茨城県に着きました。
一茶は守谷で数日間滞在して何回か行われた句会を楽しんだり平将門ゆかりの遺跡を訪ねました。
その時の句会で詠んだ句に 行としや空の名残を守谷迄 というのがあります。
せっかく守谷まで来たので花菖蒲で有名な 四季の里公園を訪れました。残念ながら花のピークは二週間前だったようです。
そこを後にして再度新大利根橋を渡り柏のあけぼの山公園にも寄りました。ここは春のチューリップで有名ですがコロナの三密を避けるためにせっかく満開に咲きそろったチューリップを刈り取ったと聞きました。その畑には次に咲くひまわりも今は植えてはいませんでした。