川本ちょっとメモ

★所感は、「手ざわり生活実感的」に目線を低く心がけています。
★自分用メモは、新聞・Webなどのノート書きです。

政権かけて権力闘争

2005-08-09 22:31:11 | Weblog


◇政権かけて権力闘争《追跡 政界流動》 asahi.com 2005年08月09日06時09分

小泉首相の解散宣言は、権力闘争そのものだった。

「古い自民党をぶっ壊して、新しい自民党を作る。古い自民党とは手は組まない。反対した人とは決別する」

郵政民営化法案が17票の大差で否決されてわずか20分後。国会で開いた自民党役員会で首相は迷いもせず言った。

「反対した者は一人も公認しない。衆院選で勝てば、参院議員たちも自分が間違っていたことがわかるだろう」――「倒閣運動」に出た反対派は許さないという怒りだ。

直後、首相は国会の別の部屋に移って公明党の神崎代表と向き合った。

「政治空白は作るべきではない。選挙協力も十分できない」。神崎氏は自民党にとって命綱といえる選挙支援まで持ち出して解散を止めようとした。だが、首相は取り合わない。「反対した人たちは公認しない。徹底的に戦う」。口にしたのは党内抗争だった。


◎ブログ検索エンジン  ◎人気blogランキングへ  ◎RSSナビ  ◎BS blog Ranking
  ◎週刊Blogランキング  ◎PING.BLOGGERS.JP  ◎WEB RANKING

コメント

小泉クーデターで落雷総選挙

2005-08-09 20:14:17 | Weblog


◇味方の犠牲も覚悟のうえ
郵政民営化法案が否決されても、衆議院解散は無いと思っていました。自民党の党内抗争下で選挙をすれば苦戦すると考えるのが普通で、党のリーダーなら解散なんかしません。

小泉さんに反抗する議員が多いといったところで、従っている議員の方がずっと多いのです。曲がりなりにも小泉さんに従ってきた議員の中から、落選する議員も出てくるでしょう。味方のそんな犠牲も小泉さんの眼中にありません。冷たい人です。

◇小沢さんと同じやり方
小沢さんと共通するところがあります。自分が中心になって作った新進党が自分の構想通りにいかないので、小沢さん自身が解党しました。きのうの解散と同じように、同じ党の仲間が大いに驚きました。

◇小泉クーデター
昨日の衆議院解散は、「小泉クーデター」です。普通クーデターは下剋上なのですが、異例の上からするクーデターです。小泉首相は自民党内の反抗勢力を一掃しようとしています。返す刀で民主党も斬り倒そうとする作戦です。

◇落雷総選挙、スピード勝負
落雷のような突然の総選挙ですから、どの政党もスピード勝負です。単純にレースの観点から言えば、ダッシュした小泉さんを追って自民党執行部がいっしょに走り出し、他党もいろいろな候補者も思い思いに走り出しました。どの馬に勢いがあり、どの馬にスピードがあるのか。

コメント