私のシンプル脳力診断法では、社会的に指導的な立場にある人が横文字をくり出すときは、それだけで「赤信号点滅」であり「警報カンカンカン」です。
◆「残業代ゼロ」早期法制化に公明が慎重姿勢◆(asahi.com 12/26 21:47)
公明党の太田代表は26日、安倍首相と首相官邸で会談し、年収など一定条件を満たした会社員を労働時間規制から外し、残業代をゼロにする「ホワイトカラー・エグゼンプション」について、「働いている方たちの感情、心情もあるし、直ちに法制化を急ぐというような拙速になってはならない」と述べ、法制化に慎重な姿勢を示した。首相からの明確な回答はなかったという。
会談後、太田代表は記者団に「極めてデリケートな問題だ。与党の意見も十分聞き、慎重に論議することが必要だと申し上げた」と述べた。
ホワイトカラー・エグゼンプションについては、労働政策審議会分科会が27日に答申をまとめる見込み。厚労省は来年の通常国会に、導入に向けた法改正案を提出する方針だが、公明党内には「サラリーマン層の反発を招き、統一地方選、参院選が戦えなくなる」(幹部)との反発が強く、与党内の調整は難航しそうだ。
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アメリカ式の導入について、2006年2月7日のブログ記事「10年前に警告されていた所得格差拡大の社会問題」をご覧ください。
「エグゼンプション exemption」をgoo辞書で引くと、『n. 免除; 所得税の課税控除(対象項目)』とあります。企業側の賃金支払いを、法的に一部免除しようというのが、「ホワイトカラーエグゼンプション」の本質なんでしょうね。