川本ちょっとメモ

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東アジア 日本が目ざすべきは――日米韓台友好結束と日中日ロ平和外交、北朝鮮防衛・第一列島線警備態勢充実

2019-08-13 11:47:15 | Weblog


北朝鮮が短距離ミサイル実射実験をくり返しています
実戦配備のための実射実験をやみくもに急いでいます。
トランプ米大統領はこれを「問題ない」として咎めず、見守っています。
北朝鮮は、「南との話し合いは相手にせず」と韓国を無視する姿勢。
北朝鮮はもともと、日本を無視しています。

ここへきて、どの国も自国ファーストであることを露骨に見せています。

金正恩委員長は、トランプ「YES」で韓国も日本も思うまま、という姿勢。
トランプ米大統領は自国に軍事的脅威が迫らないかぎり、北朝鮮と妥協する。
文在寅韓国大統領は、統一朝鮮を夢見ていて対日外交は厳しい。
安倍晋三日本首相は、対北朝鮮外交無策。アメリカ任せ一本の姿勢。
一方、中国は第一列島線領海化を強行している。

日韓北の三国の周囲にある国は、大陸側に中国・ロシア、海側に台湾。
習近平中国は共産党専制国家、金正恩北朝鮮は金王朝専制国家です。
7月27日モスクワ市3500人デモのうち1074人警察拘束(AFP報道)。
プーチンロシアは警察国家です。

中ロ北の三国に共通するのは核保有軍事強国。
日韓台の三国に共通するのは自由主義国。

日本が目ざすべきは――
日米韓台の友好結束と日中日ロ平和外交。

そして同時に、北朝鮮防衛態勢・第一列島線警備態勢の充実ではないでしょうか。

アメリカが世界第一の強国である位置に変わりありません。
しかし、アメリカ帝国が「世界単独一強」である時代はすでに崩れています。
ですからアメリカ一辺倒で済む外交の時代は、終わりつつあります。

 日本はアメリカ第一の外交を保ちながら、難しいことでしょうが、日中日ロ平和外交にも怠りなく
重心を置く必要があります。

文在寅韓国大統領は統一朝鮮を実現したい。しかし、核、ミサイル、長距離砲の軍縮を実現できないままに、一国二制度や南北連邦への政治過程に入るならば、韓国の将来はありません。北朝鮮に呑まれるでしょう。

チベットの中国支配や、2014年の正体不明を偽装したロシア軍によるウクライナ領クリミア侵攻と実効支配。この武力侵攻の実例を見れば、効果的な軍縮なしの北朝鮮には安心できません。

文在寅韓国政権と安倍日本政権とは今、折れ合えない日韓両国関係にあります。

今を生きる日本人の多くが生まれる以前の時代のことですが、朝鮮半島を植民地にしていた大日本帝国時代の歴史を謙虚に受けとめ、韓国の人々と手を取り合って東アジアの平和を作っていく日本でありたい。それは難しいことではありません。

 両国の若い世代を見れば、音楽ジャンルのエンターテインメントを楽しむことを通じて、結果的に国の壁を越えて、日韓やアジア世界の平和に貢献しているではありませんか。


東アジア平和のためには、北朝鮮を暴発させないための外交努力と同時に、日本の防衛政策の変革が焦眉の課題になります。

一つは、サイバー攻撃、対ミサイル防衛、海空からの小中規模特攻侵入対策など北朝鮮重視防衛。もう一つは、第一列島線警備力強化で日本の意思を明確にする。

アメリカのための陸上イージスを日本予算で作れというトランプ要求に応えている余裕はありません。安倍首相はトランプ大統領に、アメリカ本国やハワイ、グァム防衛のために必要な陸上イージス費用を日本が払う約束をしました。

安倍首相は国内向けやアジア向けにはいつも強気ですが、アメリカにはごますり晋三です。文在寅韓国大統領は日本には病的に対抗しますが、夢酔北酒で国(韓国)を危うくします。


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