ブログ

 

アンデルセンの秋

2021-10-13 | 日記


街中の緑に癒されます。

この木は何でしょう。
マユミの大きいような実が着いてます。
まだまだ暑いけど少しだけ秋🎃

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Y染色体と姦通罪

2021-10-13 | 断想

小室圭氏のことについてはこちらのブログから多くの気付きをいただきました。

小室さんバッシング、私の考え - 緑陰茶話   - みどりさんのシニアライフ - (goo.ne.jp)

私は女性の方の人権が気になっていましたが、男性方も同じだけ、それ以上に人権を侵害されている。そのことに気が付きました。そしてうまくまとめていただいているので、考えに筋道が立ちました。ありがとうございます。

非難する人は、自分でサイトなりブログを作って言えばまだましですが、ヤフーニュースその他に匿名で短いコメント付けるだけで、発言の責任は取らない。こんなのは意見とも言えないのですが、言われる当人は気になりますよね。

見ないに限ります。理不尽な相手、世界観の違う相手とは戦わない。無視するのが最大の防御。そして防御は最大の攻撃なり。

昨日アマゾンで本を探している時に、今回の騒動に関しても本がいろいろ出ていることを知りました。粗製乱造の際物がほとんどのようですが、ある本のカスタマーレビューに神武天皇から続くY染色体を他の男性のものに替えていいのかとあり、なるほど男系にこだわる人はそう考えるのだと気が付きました。

この本のキャッチコピーは「民間男性が陛下に!?こんなに危ない女性宮家」と言うもので、暗に小室圭氏を皇室に入れるなと扇動しているものだと思いました。

これはもしそうだとしたら言いがかりです。今の法律で結婚した女性は民間人になり、皇位継承には一切関係しない。法律でよしんば女性宮家を作るとしても今回の結婚にさかのぼっては当てはまらない。法律とはそういうものと私は理解しています。

ネット上ではそのことを知らないのか、知ってての確信犯なのか、小室圭氏を皇室に入れるなと騒いでいます。

大丈夫ですよ。

女性宮家が認められても配偶者がいきなり天皇になるわけではない、その子供に皇位が継承されていくだけで。法律はそのように変わると思います。それの何が問題なのでしょうか。なぜ男系でなければいけないのか・・・Y染色体でなければいけないのか。私には解けない謎です。誰か答えられる人がいるのでしょうか。続いているからえらいのだというのは答えになってませんね。

と、これは一般論。早く決めないと今皇室にいる未婚の女性の将来も不確定。男系にこだわると今いる10代の男の子にすべてを託すことになる。継続のためにははなはだ危ない。

その時になって、もちろん法律も換える必要がありますが、何代か前の男系を辿ってその子孫にいきなり天皇になってもらうことに果たして国民的な合意が得られるのか。私には女系天皇より、そちらの方が違和感ありまくり。血縁重視といっても、血縁関係も薄いし。

もちろん昨日まで民間人でも、立派な御殿に住み、きれいな服を着て(たまには古代の衣装も)、おっとりと物を言いゆっくりとした動作をすれば、そしてマスコミがほめそやす報道をすればそれらしくなりそうですが、そんなにしてまで続けていく必要があるのかと私は思います。

今回の女性のことも心配ですが、弟にあたる人のメンタルも気になります。十代のいちばん多感な時期に、自分がどういう立場か分かってきて、お姉ちゃんの騒動も見て、何を考えるのでしょうか。

男系にこだわるのは、男性が女性より偉い、そういう世の中をこれからも続けていきたいと考えるからでしょうか。女性宮家を作るとして、その次の世代の皇位継承はやはり男性だけなのか、女性も混ぜて生まれた順なのか。そこらあたりもどうするのでしょうか。女性に皇統をつなぐとしたら、男女の区別はなくさないと話のつじつまが合わないように思います。

戦前の皇室は皇后以外の女性がいました。これは男の子が生まれる可能性を求めてのことだったのでしょう。明治天皇も大正天皇も正室から生まれたのではないのです。男の子を得るためには複数の女性の存在を認める。そうやって男系を続けていく。

上がそうだから、民間でも裕福な家はお妾さんがよくありました。で、男性には婚外の付き合いが認められても、女性にだけ姦通罪があるのは、他の男性の血が混ざらないようにするためと、はたと気が付きました。

男系にこだわる天皇制と、女性の姦通罪は対をなしている。昔の大奥も女性は代替わりまで閉じ込められる。これもまた他の血が混じらないように。

皇室にお妾制度がなくなったのはいつからでしょうか。そこらあたりは触れてはいけないことでしょうが、この百年ばかりはそれがなくても男子が複数生まれてしのいできました。また戦後の民法で家制度はなくなり、結婚して新しい家族ができ、子供たちも独立して、親世代が死に絶えるとその家も消滅すると法律的にはなったので、あちらのお宅でもお妾制度もそれに合わせて自然消滅したのかと思います。

しかし、皇室は日本で唯一、法律的に、世代を超えて家が残っていく存在。男系をこれからも続けるなら、嫁いだ女性は必ず男の子を産まないといけない。国民は一人の女性に過剰な役割を期待しすぎ。

大名家も、将軍家も、天皇家も、続いてきたのは複数の女性がいたから。しかし今からそれを認めるのは国民の感覚から言って果たしてどうでしょうか。私は、何よりも制度の内側の人の人権を守る意味から、この制度はいずれなくなってもいいと思っていますが、続けていくなら男系にこだわるのは無理があるのでは。

皇室に来てもらった元民間人の天皇にまた男の子ができなかったら、また民間から呼び寄せる?大変なことです。それよりは今皇室に入る人達で今の継承順の後には、女性も混ぜて繋いでいく。それでいいのでは。

昔々のその昔、京都だったか奈良の朝廷で、いやもっと前かに皇統が絶えて、8代前にさかのぼる越後の天皇家の筋を探し出して天皇にしたということがあったようですね。その名も携帯天皇。(何という変換だあ・・・)継体天皇です。そこらあたりの経緯はうやむやになっているのかな。興味のある方、調べて教えてください。ホントに、ほんとに男系?

今となっては謎?万世一系って本当?

姦通罪に話を戻すと、ばれなければ婚外性交してもいいはず。炭鉱王と結婚した彼の美人歌人も複数の男性と付き合っている。夫の愛情が乏しく、癒しをほかに求めてのことでしょうが、お妾制度は正妻の気持ちも不安定にしている。

またお妾さんには姦通罪適用していた?

それははやりすぎで片手落ち。男性は自分の子だと思ってもお妾さんを24時間拘束するわけではなく、そう思い込んでいるだけの場合もありそう。奥さんだって。そう、男系ってその程度のものではないでしょうか。

皇室での男系にこだわる限り、この国での女性差別はなくならないと私は思います。夫婦別姓を認めないのも根は同じ。たかが名字のことだけど、家制度がなくなった今では名字を継ぐのが概念として(ファンタジーとしての)家を継ぐことになっている。家制度がなくなっても女性はよその家に入り、嫁として扱われる習俗も続いて行く。

都会で活躍していても、盆正月には夫実家で嫁をする。それで離婚になった例を私は身近に知っています。家制度もほどほどに。

夫婦別姓は選択的ですから、法律で全員がそうなるわけではなく希望者だけ。したくない人はしなくてもいい。それなのに反対するのは脳内に昔からの家制度が残り、日本全国の女は男の下について言うこと聞くべきと言う考えの顕れなのかな。公民館サークルでも、女性会員を自分の嫁か娘のように扱う人がいます。そう言うのにはこまめにたてつくに限ります。

私はもう夫の姓を名乗っているので、今さら変えるのもめんどくさいけど、変えたらものすごく開放感があると思う。夫親族から嫁扱いもされなくなると期待している。もう代が変わったのだから、私の好きなようにさせてもらう。先日夫にそう宣言しました。

好きなことして、好きな所へ行って、好きなもの買って、好きなもの食べて、要するに好きにする。先日夫に宣言。80歳までもう十年もありません。し残したことがないよう、一つずつやっていく。

夫は「今までも好きなことしてきた」と申しますが、まだまだ。動ける間にこの人生を極めます。好きなもの食べるはちょっと控えないといけませんが。

取り留めもない長話、深謝します。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

書評

にほんブログ村 本ブログ 書評・レビューへ
にほんブログ村

手織り

にほんブログ村 ハンドメイドブログ 手織り・機織りへ
にほんブログ村

日本ブログ村・ランキング

PVアクセスランキング にほんブログ村