引き続き膝痛し。
何をするのも三倍の時間がかかる。
買い物は昨日、クリニックから帰って自転車で近所のスーパーへ行き、一気買いしたのでしばらく持ちそう。
白菜丸ごとが147円。膝痛くて重いものが持てなくても147円を買う私。
小分けにして干し、少しずつ使う。
掃除も、ものすごく時間がかかる。
チェストの敷物を秋色に。
昨年織ったキャンバス織り。まだ縁の始末していない。
左足が曲げられないので、二階への上がり降りが一苦労。
本日は三日ぶりくらいに上がって写経の道具を持って降りた。
午後から写経の会へ。先月も膝が痛くて休んだんだった。
きょうはそうも言っておれず、頑張って参加。阿弥陀経、二回通り書いたので次からは清書の用紙に書く予定。
帰宅してテレビつけたら、どの局も結婚会見を特集していた。
未だに反対の人もいるようですが、何はともあれよかったと、私は思いました。いろいろ大変だったことでしょう。そう思うとほだされてちょっと涙が出た。
今回のことで思ったのは、誰かが火をつけた無責任な言説に、報道の素人が枝葉を付け、ネットで広げていくと、誰にも制御できなくなる。その怖さでした。
過去にはそれで命を絶った人さえいるのに、面白半分に話を楽しむ。言った人は名前も出さず、結果に何の責任も取らない。誰もが手軽に世間に向けて発信できるテクノロジーの発達が、決して人を賢くはしないばかりか、それまで抑えていた負の感情の蓋を外してしまったように思う。
それで一人の人間の人生が狂うこともある。私自身への自戒の意味も込めて、何かを言う時には本当に気を付けないといけないなあと思いました。
で、思うことは、つくづく、この国は空気が支配する国だなあと。
誰が言っているか、突き詰めて探し出そうとしても実態にはたどり着けない。
何となく胡散臭い。その線で行こうとと決めると、その雰囲気を作り出すために、わざとそれに見合う写真ばかり、それも盗み撮りしたのを晒す。肖像権も何もあったものでもありません。
親子しておかしいとか、全然知らない人相手に、どうして否定的な感情が持てるのか不思議でたまりません。それも空気でしょう。売り上げを伸ばしたいマスコミと、面白半分に話に加わるネット民が作り出した空気。
今回のいきさつを見ると、天皇制という大昔からある制度も、その空気に逆らうことはできなかったということでしょうか。しかしそれに流されることなく、結婚にこぎつけたことに今の時代の諸相が集約されているように思います。
相手の男の方、どこのどなたかは存じませんが、まず話し合いの代理人に、マスコミの人ではなくて、弁護士を立ててはいかがでしょうか。なぜそうなったかは知りませんが、守秘義務のないマスコミ人、あとで交渉のいきさつなど公表したりしないのでしょうか。
直接会いたいとのことですが、会ってどうしたいのか、真意がわからないだけに怖い。が、私の解釈です。
相手、マスコミが付いているんです。会えます?これからも何書かれるか分からない。
私信のメールを公表するのもルール違反。たぶんマスコミの人にうまく誘導されたのでしょう。普通はこんなことしたら解決からは遠ざかるばかり。それを日本全国で娯楽として消費する。私も消費した口かもしれませんが。
今回のことでは、人間の負の感情のエネルギーを見てしまった後味の悪さと、ネット社会の怖さ強く感じました。