里山悠々録

里山の家と暮らし、田んぼや畑、そして水墨画のことなどを記録していきます

干し柿づくり~揉み(芯切り)

2018年12月09日 | 干し柿づくり


 干し柿は、重要な作業である芯切りが終わりました。
 この作業は、一般的には揉みと言われていると思いますが、この辺では芯切りと言っています。蜂屋柿は種が数個入っているので、中心部の種の周辺が太い芯のようになっています。そのため芯の部分が柔らかくなりにくいのです。そこで、干し柿を指の腹で押して揉み、芯を切るのです。芯切りとは言い得て妙だと思います。



 このように指の腹で押して揉みます。




 固かった芯がまさに切れて柔らかくなします。


 干し柿は揉んで刺激が与えられると、時間の経過とともにいわゆる白粉が吹きやすくなります。あんぽ柿として出荷する場合は白粉を吹かせないようにするため、干し柿に揉むなどの刺激を与えないようにすると聞いていますが、プロの方に直接伺ったことはありません。特に大きな柿では芯切りをしないと柔らかくなりがたいと思うのですが。

 きれいな飴色になっていますが、乾燥がやや遅れ気味という感じはします。


 フォトチャンネルにも追加します。






ブロッコリーは大きな側花蕾が採れている

2018年12月09日 | 畑:花菜類



 7月9日に種を播き、8月3日に植えたブロッコリー。
 時期をずらして2回に植えていますが、1回目のもの。
 当然、頂花蕾はとっくに採り終えていますが、今、大きな側花蕾が採れています。中ほどに頂花蕾の採り跡が見えます。






 大きな側花蕾を採るには、天候以外にいくつか必要なことがあると思います。まず、植え付けが遅れないこと、活着をスムーズにすること、土が肥えていて追肥を的確にやることなどですが、私の場合、土寄せがポイントになっていると思っています。
 これは、土寄せの作業を記録した際に書いたとおり、わき芽が出ている上くらいまで がっちりと土寄せするようにしていることです。管理機で土をはね上げた後、必ずクワで手直しをします。今回もその効果が十分に出たと思います。


 1,2本の側枝が太く大きく育っています。

 これは頂花蕾といってもいいくらいに大きい。1個でも十分にS、Mクラスはあります。頂花蕾の採り跡が見えます。


 これは2週間ずらして2回目に植えたブロッコリーで、頂花蕾がまだ残っています。


 これと比べれば側花蕾はさすがに小さいですが、収穫したものを一緒にすると分からないくらいです。
 1回目のブロッコリーと2回目のブロッコリーは2週間違うのですが、例年今頃になると収穫の進み具合にたいした違いが見えなくなってしまいます。しかし、今年ははっきりとした違いが出ています。