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干し柿は、重要な作業である芯切りが終わりました。
この作業は、一般的には揉みと言われていると思いますが、この辺では芯切りと言っています。蜂屋柿は種が数個入っているので、中心部の種の周辺が太い芯のようになっています。そのため芯の部分が柔らかくなりにくいのです。そこで、干し柿を指の腹で押して揉み、芯を切るのです。芯切りとは言い得て妙だと思います。
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このように指の腹で押して揉みます。
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固かった芯がまさに切れて柔らかくなします。
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干し柿は揉んで刺激が与えられると、時間の経過とともにいわゆる白粉が吹きやすくなります。あんぽ柿として出荷する場合は白粉を吹かせないようにするため、干し柿に揉むなどの刺激を与えないようにすると聞いていますが、プロの方に直接伺ったことはありません。特に大きな柿では芯切りをしないと柔らかくなりがたいと思うのですが。
きれいな飴色になっていますが、乾燥がやや遅れ気味という感じはします。
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