画仙紙 半切1/3
花菖蒲を水墨画で描きました。
違いが話題になることが多いアヤメ、ハナショウブとカキツバタですが、水墨で描くとますます分りにくくなります。
描くときに注意することは、花びらの根元の黄色を表すのに白く抜く部分を作ること、そして、中肋のあるしっかりとした葉です。
しかし、頭では理解していても手の動きは別物。その辺が熟達者との違いで、いかんともしがたい。水墨では、思いがけない墨の濃淡や滲みが出ます。それが面白く、魅力を感じるところでもあります。
写生ではないので、アヤメ、ハナショウブ、カキツバタ何れでもお好きに感じるままに、と言ったら叱られるでしょうか。
花菖蒲の雰囲気が伝わってきますね。
流石、観察力も抜群で見習いたいですね。
なかなか思うようには描けませんが、雰囲気が出ているようなら良かったです。