里山悠々録

里山の家と暮らし、田んぼや畑、そして水墨画のことなどを記録していきます

完熟した九重栗カボチャの3番果を穫るも不作

2024年09月24日 | 畑:果菜類

完熟したカボチャの3番果を収穫しました。
品種は九重栗EX。
今年のカボチャは少々変則で親蔓と子蔓1本若しくは子蔓2本の2本仕立てと3本仕立てが混在しています。
1番果を着けた後、2番果、3番果と着けるよう蔓を伸ばしています。
主枝の長さは10mを超え、3番果の先10枚以上の葉を付けて芯止めしています。
主枝のわき芽は全て掻くのが基本ですが終盤は半放任。雑草も繁茂してきました。


1番果は8月10日過ぎに全て収穫し上々の出来でした。
2番果は9月初めに収穫したもののこちらは不作。
全て完熟で収穫するようにしており、受粉後45日が目安です。
今年は気温が高く平均気温の積算温度を確認すると受粉後40日くらいで完熟に達している計算です。
この辺りが3番果で、株元から6、7mの位置になります。


3番果は大概は7月下旬に開花しており、最も遅いものでも9月早々です。
したがってすでに50日から60日を経過しています。


これらは2番果を収穫した頃には軸がかなりひび割れ変色していました。
その時は葉も元気で2番果よりも良さそうに見えていました。


3番果でも健全な葉が十分あり完熟すれば確実に美味しいカボチャができます。
日数から言うと10日前には収穫可能になっていた計算ですが、放置していました。
当地、9月は中旬以降天候の良くない日が多く先週末はトータル100ミリを越える雨。
葉も枯れ上がってきました。肥大も良くない。肌の悪い果実や干天時の日焼けも目立ちます。


結果、2番果に引き続き3番果も不作となりました。
昨年は大豊作でしたが、今年はその半分もなく品質も落ちます。
こちらは冬至カボチャ用の遅穫りカボチャ。


半放任で伸ばしています。
酷暑の影響で生育が悪く、最近の天候不良で樹勢はなかなか回復しません。
ウリハムシの食害も目立ちます。
それでも辛うじて2個が着果。しかし、やや変形です。


これが収穫した3番果。


2㎏以上のものはありません。ごく小さいものは処分しました。
見かけも良くなく昨年とは雲泥の差です。
このくらいならまずまず。昨年は綺麗な果実が10数個ありました。


これは残っている2番果。


1番果が想定以上の出来だったため2番果にはまだ手つかずです。
劣化する前に消費しなければなりません。
今年の九重栗カボチャは不満な結果で終わることになりました。



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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (kazmelon)
2024-09-25 07:53:08
葉っぱさんへ。
コメントありがとうございます。
恐縮です。
恥ずかしながらよろしくお願いします。
返信する
Unknown (葉っぱ)
2024-09-25 04:00:03
初めまして、葉っぱと申します。
フォローさせて頂きました。
よろしくお願いします。
葉っぱ
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