初心者の老人です

75才になって初めてVISTAを始めました。

映画「オーケストラの少女」

2015年09月04日 23時14分06秒 | Weblog


映画「オーケストラの少女」は京都新京極の

映画館へ母親に連れられて見に行きました

オリンピック記録映画「民族の祭典」と

どちらが先だったのか覚えていません



名指揮者レオポルド・ストコフスキーと

フィラデルフィア管弦楽団が出演する

クラシックの音楽映画でした

失業中のトロンボーン奏者の父親

アドルフ・マンジュウを健気に励ます

娘がディアナ・ダービンで劇中、歌も

歌います



レオポルド・ストコフスキーは

映画に理解があるのか

映画に出たがりなのか

ディアナ・ダービンとのツーショットで

台詞のやりとりなど本格的な演技です。



映画のクライマックスは「失業音楽家楽団」を

指揮するレオポルド・ストコフスキーのくだりで

曲目はリスト・ハンガリア狂詩曲2番です

… … …

また、レオポルド・ストコフスキーは演奏で

指揮棒は使いません。両手だけで指揮をします

それを見た母親は「なんとも、かっこいい…」と

ほれぼれしていました

… … …

レオポルド・ストコフスキーのリハーサルに

紛れ込んだディアナ・ダービンがモーツァルトの「ハレルヤ」

を歌うシーンが記憶に残っていました



映画を見終わった母親(と私)は 三条河原町にあった

レコード店へ飛び込んで、早速

ストコフスキー指揮、フィラデルフィア管弦楽団の

「ハンガリア狂詩曲第2番」の12インチSP盤と

ディアナ・ダービンの「乾杯の唄」10インチSP盤を購入して

母親は家でよく聞いていました

… … …

母親は、私が死んだときはお経はいいから

「ハンガリア狂詩曲第2番」を聞かせて

ちょうだいとも云っていました

… … …

その後、カラヤン指揮ベルリンフィルを

はじめ、いろんな楽団でこの曲を聴きますが

やっぱりストコフスキーの演奏がきらびやかで

一番好きです