初心者の老人です

75才になって初めてVISTAを始めました。

海外移住の準備

2015年09月10日 18時14分44秒 | Weblog


住居が京都・下鴨から

満洲國(まんしゅうこく)

新京(しんきょう)へ引越、つまり

海外移住ですね



家具の梱包や荷造りと発送のため

業者さんが何人か我が家にやってきました

業者さんは家財道具や衣類の入った箱など、

手際よく次々に荷造りしていきます

… … …

暖房器具で瀬戸物の火鉢(ひばち)の荷造りでは

先ず荒縄で火鉢を4本の紐が出るように荷造りして

細板で作った枠箱の真ん中に火鉢がくるように

対角線に4本の縄で吊り下げます



縦長で姿見の大きな鏡のついた

洋服ダンスの荷造りでは

まず藁ムシロでタンスを包みますが、

姿見の大きな鏡のところの

藁ムシロを切りとってむき出しにします

そして一目て鏡とわかるようにして

細板の枠箱で荷造りしていきます

… … …

私は荷造りの業者さんに

「どうして鏡を丸出しにして荷造りするの…」と

聞きますと

「途中の、運送業者さんが鏡とわかると用心して

扱ってくれるから…」と答えてくれました

… … …

日本から満洲國への海外移住ですから

母親は、荷造りの中身をカーボン紙を

挟んだ発送伝票につぎつぎと記入して

業者に渡していきます



いまのように、綺麗なデザインの段ボール箱や

ガムテープ、マジックインクで

用意された スマートな引越業者さんではありません

家財道具の寸法を合わせていちいち細板を

ノコギリで切断して箱を作って荷造りしていくのです

… … …

業者さんは多分、日通(にっつう)さんだったでしょう