初心者の老人です

75才になって初めてVISTAを始めました。

カラーテレビカメラはズームレンズで始まる

2017年10月01日 21時59分10秒 | Weblog


映像の世界はズームレンズ万能

というか、一色なりました

ズームレンズが世間に知られるように

なったのはカラーテレビが始まって

からだと思っています



モノクロテレビ時代はズームレンズは

なくて、単レンズだけでしたから

俳優さんのワンショットから

クローズアップまでサイズを連続して

変えていくには

カメラをカメラマンが静かに押しながら

そして、ピントを合わせながら

撮っていかなくてはなりません

このカメラを前進、後退のショットを

ドリーショットと云っていました

… … …

それに対して、ズームレンズは

カメラを固定したまま、ズーミングによって

俳優さんのロングからクローズアップまで

スムーズに行えます。

これをズームショットと云うのでしょう



カラーテレビカメラがオランダの

フィリップスから輸入されたときの

附属のレンズは英国、テーラーホブソン社の

ズーム比、10倍の電動ズームレンズでした

つまり、カラーテレビカメラはズームレンズで

スタートしました。

しかし、この電動ズームレンズはどうも使い勝手が

悪く、悩みの種でした

そこへ、日本の光学メーカーのキヤノンと

富士写真光機から、キヤノン、フジノンの名前で

電動ではなく、手動(押し引き)の

国産ズームレンズが誕生しました



添付写真は叡福寺