米国のテレビ界は
ニュース取材を銀塩フィルムから
ビデオテープ取材に変更する
アイディアが生まれたようでした。
… … …
ハリウッドの映画制作では
銀塩フィルムを湯水のように消費します
同じ映像を扱う米テレビ界でも取材で
銀塩フィルムを大量に消費していたのでしょう
その上、銀塩フィルムは取材後に現像処理や
編集が大変です。その点、ビデオテープ取材は
放送後、その取材テープを消去すれば、何回か
使えます。
わが局では、取材に使ったビデオテープを
消去して使用する回数は7回と決めていたようです
ソニーは「Uマチック」の名前で3/4吋巾の
ビデオテープカセットのテープレコーダー
を完成しました。
電池駆動で肩からさげて使うスタイルでした
ソニーは、この「Uマチック」用の編集機も用意しました
ニュース取材には小型のハンディカメラと「Uマチック」
ビデオカセットレコーダーの組み合わせができました
アメリカテレビ界では、このスタイルを
ENG (Electronic News Gathering) イー、エヌ、ジーと
云っていました。
「電子的ニュース取材」ということでしようか。
間もなく、このスタイル(方法)が日本のテレビ局にも
採用されることになります。