テレビニュース取材が
フィルム取材からビデオテープ取材の
ENGになって、早速、フィルム現像部が
いらなくなりました
モノクロフィルムからカラーフィルムに
と長らく現像部のベテラン、M尾真之さんが
ニュース取材班のカメラマンに異動してきました
彼は、背が高く立派な体格でしたから
きっとカメラマンとして成功すると直感しました.
… … …
フィルム取材からENGになって、番組制作構成も
ガラッと変わりました。別にわが局だけでなく
全国のテレビ局の事情も同じだったでしょう。
ENG取材の主役、小型ハンディビデオカメラの
レンズは、最初からズームレンズでした
ズームレンズのメーカーは今までの実績から
キヤノンと富士写真光機のフジノンの2社で
スタートしましたが、久しぶりにニコンが参入
してきました。
ズームレンズはズーム比(倍率)14倍で
ズーミングはパワーズーム(電動)でレンズ横の
シーソースイッチで行います。電動スイッチを
OFFにすると、手動ズームになりました。
初期のズームレンズは、逆光に弱く
共同取材現場で他局の取材班のライトが画面に
写り込むとフレア(ハレーション)が生じました。