経営コンサルタントへの道

コンサルタントのためのコンサルタントが、半世紀にわたる経験に基づき、経営やコンサルティングに関し毎日複数のブログを発信

■■【今日は何の日】  漱石忌 12月9日

2013-12-09 21:36:16 | 知り得情報

■■【今日は何の日】  漱石忌 12月9日
icon30
 経営コンサルタント歴35年の経験から、

  ◇ 経営者・管理職の皆様
  ◇ 経営コンサルタントを目指す人
  ◇ プロの経営コンサルタント

の皆様に、時宜に即した情報を毎日お届けしています。

icon22
【今日のブログ】 ←クリック

 本日お届けした、その他の記事が掲載されています。

今日は何の日

 一年365日、毎日が何かの日です。
                 季節を表す日もあります。地方地方の伝統的な行事やお祭りなどもあります。誰かの誕生日かも知れません。歴史上の出来事もあります。セミナーや展示会もあります。
                 これらをキーワードとして、私たちは自分の人生に、自分の仕事に、自分自身を磨くために何かを考えてみるのも良いのではないでしょうか。
                 独断と偏見で、エッセー風に徒然のままに書いてみました。皆様のご参考にと毎日続けていこうと・・・というよりも、自分自身のために書いてゆきます。
 詳細 ←クリック

今日は何の日インデックス

】  日付を指定して【今日は何の日】を閲覧できます
今月の今日は何の日】 【今日は何の日】の今月分を月単位で閲覧できます


■■ 【今日は何の日】 漱石忌 12月9日

■ 漱石忌 

 1916年(大正5年)12月9日に森鴎外と並ぶ文豪・夏目漱石(1867年~1916)がなくなりました。日本を代表する小説家、評論家、英文学者です。

                 本名は夏目金之助で、牛込馬場下横町(現在の東京都新宿区喜久井町)の生まれです。現在でも「漱石公園」など、ゆかりの地があります。

                 代表作には「吾輩は猫である」があります。

                 主人公の猫は名前も付けてもらえない「吾輩」です。中学校で英語の先生をやっている珍野苦沙弥に飼われています。

                 珍野一家や友人、書生達などの人間模様を風刺的に描いています。

                 吾輩の片思いのガールフレンドである三毛子は、 隣宅に住む二絃琴の御師匠さんに飼われています。三毛子の飼い主である、このお師匠さんですが、「天璋院様の御祐筆の妹の御嫁に行った先の御っかさんの甥の娘」といいますが、どういう関係かよく解りません。

                 天璋院というよりは、NHKのドラマでむしろ「篤姫」のほうがよく知られています。薩摩藩島津家の親戚筋に生まれ、本家の養女となり、五摂家筆頭近衛家の娘として第13代将軍家定の御台所となった人です。

                 前述のお師匠さんと同様、昔の人は容易に養女となったりするので、「血筋」といっても何処まで血の色が濃いのかわかりませんね。

 毎日複数本発信 

今日のブログ
今日は何の日
今日の出来事
今日の独断解説
必見経営情報

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

■■税理士と特別推薦 【経営コンサルタント資格取得のQ&A】

2013-12-09 16:31:27 | 知り得情報

■■税理士と特別推薦 【経営コンサルタント資格取得のQ&A】


 


 1970年代から経営コンサルタントをやっている経験から、独断と偏見でもって皆様からのご質問にお答えします。また、一般企業の経営者・管理職には、経営士・コンサルタントがどのように誕生し、どのように研鑽しているのかを知っていただける機会でもあります。


 


■ 質問 税理士と特別推薦


 


経営士資格が取得できる特別推薦制度につて解説を見ました。私は、税理士とし


て3年ほどやってきていますが、特別推薦を受けることができるでしょうか?


 


■ 回答


 


特別推薦制度について注意をしなければならないことがあります。たとえば中小


企業診断士などの公的資格を有していても、経営コンサルタント的業務を行って


いなければ経営士としての資格取得は困難です。逆に、資格がなくても経営コン


サルタント歴が長く実績も大きければ経営士としての特別推薦を受けることが可


能です。


 


経営士特別推薦入会の審査は非常に厳しいです。特別推薦資格の目安については


すでにご紹介していますが、その要件を満たしていても容易に取得できるとは言


えません。


 


あなたの場合には、税理士資格取得をしてから3年となっていますが、同協会の


経営士特別推薦基準の2項が判断基準となります。そこには、下記のように記載


されています。


 


   経営に関する国家資格を有し、コンサルティング経験が5年以上


 


あなたの場合には、税理士資格取得3年とありますが、税理士業務だけではなく


経営に関するコンサルティング経験が、最大でも基準の5年に達していません。


このままの状態で特別推薦で経営士資格取得は不可能と考えた方が良いでしょう。


 


しかし、国家資格を保有しているので、経営士補としての特別推薦を受けること


をお勧めします。


 


ただし経営士補での特別推薦を申請された人でも、審査の過程で、コンサルティ


ング実績が評価されるなどで審査委員が「経営士として可」と判断されることも


あります。


 


【このコーナーの目的】


 


「経営コンサルタントって、一体何をやってくれるのですか?」と企業の経営者・管理職から訊かれることがあります。ガクッとしてしまいますが、われわれ経営コンサルタントが、平素きちんと説明をしたり、その仕事ぶりを見ていただいたりすることが少ないからと反省をしています。


 


 また、これから経営コンサルタントを目指す人たちは、「中小企業診断士資格を取らないと経営コンサルタントにはなれない」「経営コンサルタントになるにはどうしたらよいのでしょうか」「高校生ですが、経営コンサルタントになるには大学のどの学部がよいでしょうか」等々いろいろな質問を受けます。


 


 そのような質問にお答えして参りたいと思いますので、ご質問がありましたらお寄せください。


 


■■ 社長さん達のためのページ ←クリック


■■ 経営コンサルタントのメールマガジン  ←クリック


■■ 経営コンサルタントをめざす人のページ  ←クリック


■■ 経営コンサルタントQ&A ←クリック


■■ 当ブログの発行ポリシー ←クリック


 


GoogleYahooなどの検索サイトで「経営コンサルタント」をキーワードで検索すると、「経営コンサルタントへの道」がトップページに表示されます。



  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

■■【経営マガジン】 12月9日号 経営とコンサルティング

2013-12-09 07:48:36 | 知り得情報

■■【経営マガジン】 12月9日号 経営とコンサルティング


icon30
 経営コンサルタント歴35年の経験から、

  ◇ 経営者・管理職の皆様
  ◇ 経営コンサルタントを目指す人
  ◇ プロの経営コンサルタント

の皆様に、時宜に即した情報を、下記のテーマでお届けしています。

  ◇ 独善解説
  ◇ 今週の出来事
  ◇ 今日は何の日
  ◇ セミナー案内
  ◇ 経営情報

icon22
【今日のブログ】 ←クリック

 本日お届けした、その他の記事が掲載されています。

今 日 の 出 来 事 

【今週の注目】ポイントを掴むと見えるものが異なってくる<o:p></o:p>
 漠然とものを見るのではなく、今何がポイントなのかを押さえてみると、それまで見えなかったものが「視える」ようになります。
                 今週の動きを、NHKニュース、日経サイト他を参照して、独断と偏見で項目を選んでみました。また
、最新記事を時系列的に掲載している【独り言】コーナーも併せてご覧下さると一層ヒントを得られやすくなります。

12月9日(月)
政府・日銀:QUICK短観
内閣府:国内総生産(GDP)改定値、景気ウオッチャー調査
経産省:特定サービス産業動態統計
財務省:国際収支
日銀:貸出・預金動向
民間:企業倒産、米倉経団連会長記者会見
ユーロ圏:財務相会合
中国:消費者物価指数(CPI)、生産者出荷価格(卸売物価)指数(PPI)

10日(火)
内閣府・財務省:法人企業景気予測調査
内閣府:消費動向調査
経産省:第3次産業活動指数
日銀:マネーストック
民間:携帯電話・PHS国内出荷実績
アメリカ:卸売在庫
EU:財務相理事会
中国:工業生産高、小売売上高

11日(水)
内閣府:機械受注統計
日銀:企業物価指数
民間:産業機械受注額、環境装置受注額
アメリカ:財政収支
イランと国際原子力機関(IAEA)核開発問題協議

12日(木)
政府:経済財政諮問会議
民間:東京都心オフィス空室率
アメリカ:小売売上高、企業在庫、輸出入物価指数
ユーロ圏:鉱工業生産高
インド:CPI、鉱工業生産指数
韓国:中銀金融通貨委員会結果発表

13日(金)
日・ASEAN特別首脳会議開催(~15日)
経産省:鉱工業生産指数確報・稼働率指数
民間:発受電電力量

                    【用語解説】
CPI:消費者物価指数(Consumer Price Index)は、消費者が実際に購入する段階での、商品の小売価格(物価)の変動を表す指数。(Wikipedia)

今 日 の 独 善 解 説   
【経営コンサルタントの独り言】 
                 独断と偏見で、その日のNHK、日経などのニュースや話題などを、タイミング良く、できるだけ公平公正にお伝えしたいと思います。また、最後に私なりの私見も付けることがあります。読者の皆様からは「わかりやすい」をお褒めの言葉をいただいています。最新記事を時系列的に掲載しているまとめて【独り言】コーナーも併せてご覧下さると一層ヒントを得られやすくなります。
 中国から東南アジアへ 2013/12/02

 日本企業の海外進出といいますと、中国がトップと思っている人が多いと思います。

                     ところが、その中国ですが、政府系金融機関国際協力銀行が「毎年、行っているアンケート調査で、日本の製造業が有望な進出先と考える国として21年連続でトップだった中国が初めて4位に転落し、代わって東南アジアの国が順位を上げました」と発表しました。
                     この先3年程度で有望な進出先として最も多くの企業が挙げた国は、インドネシアでした。昨年までは3位からの躍進です。

                     2位は昨年も2位でありましたインド、昨年4位のタイが3位へと上昇し、中国は、初めて4位に転落しました。

                     因みに、ASEAN(東南アジア諸国連合)の9か国が全て上位20位内に入りました。
                 近年の中国は、人件費の上昇や労働力の確保が難しくなっているだけではなく、日中関係の悪化による政治的なリスクが高くなってきているからでしょう。また、日本企業が、ASEAN地域を製造拠点としての活用だけではなく、有望市場としても評価できることがその理由として挙げられます。


【上記以前の最近の記事】 ←クリック
【今月の経営コンサルタントの独善解説】 ←クリック

【総集編】 直近の情報を集約しました。

◇ 2013年 10月の世界動向を時系列で見る 経営コンサルタントの独善解説 ←クリック
◇ 2013年 9月下旬の世界動向を時系列で見る 経営コンサルタントの独善解説 ←クリック
◇ 2013年 9月中旬の世界動向を時系列で見る 経営コンサルタントの独善解説 ←クリック
◇ 2013年 9月上旬の世界動向を時系列で見る 経営コンサルタントの独善解説 ←クリック
◇ 2013年 8月下旬の世界動向を時系列で見る 経営コンサルタントの独善解説 ←クリック
◇ 2013年 8月中旬の世界動向を時系列で見る 経営コンサルタントの独善解説 ←クリック
◇ 2013年 8月上旬の世界動向を時系列で見る 経営コンサルタントの独善解説 ←クリック
今 日 は 何 の 日
                        
季節の移ろいを見せる毎日ですが、毎日が変化の日です。今日は何なのかを起点に、経営の視点で物事を見て、徒然に自分の思いを記述した、エッセーとは異なる文章にまとめてみました
今日は何の日 総合インデックス 日付を指定して【今日は何の日】を閲覧できます
 漱石忌 2013/12/09

 1916年(大正5年)12月9日に森鴎外と並ぶ文豪・夏目漱石(1867年~1916)がなくなりました。日本を代表する小説家、評論家、英文学者です。

                     本名は夏目金之助で、牛込馬場下横町(現在の東京都新宿区喜久井町)の生まれです。現在でも「漱石公園」など、ゆかりの地があります。

                     代表作には「吾輩は猫である」があります。

                     主人公の猫は・・・・・ 
<続き> ←クリック
12月   1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 先月   来月
経 営 情 報 ・ セ ミ ナ | 案 内
◆ 公的機関(e-中小企業ネットマガジン)からの情報を、掲載条件に基づいてお届けしています。

◆第47回「グッドカンパニー大賞」表彰企業を決定しました

(公社)中小企業研究センターでは、全国の中堅・中小企業の中から経済的、社会的に優れた企業を発掘、顕彰する「グッドカンパニー大賞」の第47回目(平成25年度)の表彰企業を決定しました。

詳しくは、以下のサイトをご覧下さい。
http://www.chusho.meti.go.jp/soudan/2013/1128good.htm

◆経済産業省広報誌「METI Journal12月・1月号」を、ホームページで公表しました

経済産業省では、「METI Journal 12・1月号」をホームページにアップしました。特集1のテーマは“消費インテリジェンス”、特集2は“洋上風力発電実証事業”、Special Reportは“コワーキング”です。iPad/iPhoneやAndroidの専用アプリでも読むことができます。

詳しくは、以下サイトをご覧下さい。
http://www.meti.go.jp/publication/data/2013_12.html

◆平成25年度地域中小商業支援事業(地域商業再生事業)の第2次募集の募集期間を再延長しました

中小企業庁では、地域商店街等のコミュニティ機能再生によって地域の活き活きとした商店街等が再生されることを目的として、地域住民の規模・行動範囲や商業量、地域住民が商店街等に求める機能などを精査し、まちづくり会社等の民間企業や特定非営利活動法人等と商店街組織が一体となって実施される、まちづくり計画と整合的な取組を支援します。また、商店街等が地域のコミュニティ機能の自律的かつ継続的に維持・強化が図られるよう、外部環境の変化に適合した形で構造改革を進める取組を支援する事業の募集期間を再延長しました。

[募集締切り]12月25日(水)(経済産業局に17時必着)

詳しくは、以下サイトをご覧下さい。
http://www.chusho.meti.go.jp/shogyo/shogyo/2013/131122tiiki.htm


                ◆「消費税転嫁対策特別講習会」を開催します
~消費税の円滑な転嫁を推進するため、契約(購買)担当者等を対象に、消費税転嫁対策特別措置法等について解説します~

                中小企業庁では、中小企業・小規模事業者が消費税を円滑に転嫁できるよう制定された、「消費税の円滑かつ適正な転嫁の確保のための消費税の転嫁を阻害する行為の是正等に関する特別措置法」の解説や消費税転嫁に係るガイドラインを解説する講習会を開催します。




■東京:知修塾 ―――■

 今月のテーマ「チームマネジメント」
                     
                     チームの課題を把握する
 経営士補 戸板 武志 氏
                     経営士補 原田 純 氏
                     
                    【コーディネーター】 経営士  酒井 闊 氏
                               http://www.jmca.or.jp/meibo/pd/2091.htm?s

                    ■概 要

                     知修塾では、コンサルタントとして要求される能力の中でも、主に知識の修得と表現力を養うことを目的としています。

                     知識の修得面では、当日のテーマについて、講演テーマと講演テーマ以外のテーマに関し、意見交換を行い、知識を広めていきます。

                     統一教材「チームマネジメント」を中心に、「チームという組織の重要性、チームの運営・管理」をテーマとして採り上げ、チーム組織を経営に生かす「経営管理」を習得します。講演のテーマは、自分の得意分野や苦手の分野あるいは注力したい分野のテーマ作りを行い、調査・整理して、参加する方々を前にしてプレゼンテーション(報告)を行います。

                     参加者は、そのプレゼンテーションの方法・内容に関して議論・討論を通して知識と表現力・実戦力を修得をしてゆきます。

                     また、アドバイザー、コーディネーター、をはじめ参加者全員で、当日のテーマの範囲で、講演テーマ以外のテーマについても意見を交わし、知識を広げ、コミュニュケーション力を修得します。

■日 時:平成25年
12月12日(木) 19:00~20:45

■会 場:白王ビル2F 大ホール
     東京都文京区後楽2-3-10 白王ビル2F
                         http://www.jmca.or.jp/pdf/JMCA_Map.pdf

                    ■受講料:塾員以外の方でも下記受講料で受講できます
     ビジター 2,000円/回
                         会員   1,000円/回
                         塾員   無料

■対 象:経営コンサルタントに関心ある人
                         経営知識を吸収したい人
                         人前で話をする技術を習得したい人
                         プレゼンテーション技術を習得したい人

■問合せ:日本経営士協会 事務局
>> http://www.jmca.or.jp/toiawase/

                    ●詳細情報
>> http://info.jmca.or.jp/seminar/301/detail/chi20131212.htm


全国共通
   北海道・東北 関東・首都圏 中部 近畿 中国・四国 九州

◆「ものづくり小規模事業者等人材育成事業」の第2回募集を行っています

中小企業庁では、国の認定する優れた技術・技能を有する指導者の行う講習を受講することにより、製造現場に必要な技術・技能の習得を図るとともに、自社内での中長期的な人材育成の取組を実施するものづくり小規模事業者等の募集を行っています。

                [募集締切] 
12月11日(水)17時締切

                詳しくは、以下サイトをご覧下さい。
http://www.chusho.meti.go.jp/keiei/sapoin/2013/130913JinzaiKoubo.htm

◆平成24年度地域需要創造型等起業・創業促進事業(第3回募集)を行っています

中小機構では、新たに起業・創業や第二創業を行う女性や若者に対して、その創業などに要する経費の一部を補助する事業の公募を行っています。

                [募集締切]12月24日(火)【必着】
                      
                詳しくは、以下サイトをご覧下さい。
http://www.chusho.meti.go.jp/keiei/sogyo/2013/130919Chiiki.htm

 毎日複数本発信 

今日のブログ
今日は何の日
今日の出来事
今日の独断解説
必見経営情報

?


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

■■【経営コンサルタント竹根の起業日記】12月第1週 総集編

2013-12-09 06:46:32 | 知り得情報
■■【経営コンサルタント竹根の起業日記】12月第1週 総集編



 【小説・経営コンサルタント竹根の起業日記】は、10年のサラリーマン生活をしてきた竹根好助35歳の経営コンサルタントとしての独立起業日記です。
 これから経営コンサルタントとして独立起業しようと考えている人の参考となることを願い、経営コンサルタントとしての実践を経験的に語るつもりです。

 経営コンサルタント起業日記を読むポイント

 日記の主であります私(竹根)は、35歳の商社マンです。産業機械部第一課課長、2013年4月1日に経営コンサルタントという職業に関心を持ちました。
 最近、部長とぶつかることが多い竹根である。商社の限界を感じたり、経営コンサルティング業による社会貢献のすばらしさがわかってきたり、ついにはヘッドハンターからコンタクトがあったりと揺れ動く竹根。サラリーマンを辞めるのか、それとも、別な道を選ぶべきか迷った挙げ句の選択が、コンサルティング・ファーム勤務という道でした。
 
 商社マン最後の週末をどのようにすごすのか・・・
 毎日20時30分頃発信しています。ただし、一部は翌朝の発行となったり、また日記ではなく「週記」ですので、お休みしたりすることもあります。

【 注 】
 ここに記載されていることは実在の企業とは何ら関係ありません。

【あらすじ】 【登場人物】 【作者紹介】 ←クリック

 12月第1週 総集編
■ 最後の週末 今村紫紅展

 横浜に三渓園という庭園がある。かねてより言ってみたいと願っていたが、行く機会がなかった。
 私の父は戦死したが、生前日本画を嗜み、多くはないがその遺作を持っている。たまたま、親しい知人に紫紅展があると聞いて、このような機会を逸すると生涯訪れることがないかもしれないと一大決心をし、行くことにした。
 淡い色使いが何とも言えない暖かさを醸し出していた。三〇を大分廻ってからは南画に傾注したようで、それはそれなりに評価をされるのであろうが、私は、まだ稚拙さが残る二〇代半ばの作品が好きである。三五歳にして夭逝してしまったのが残念といえる。
 商社マンとしての最後の日を、自分の心の充電日に当てることができ、何となく満足感を覚えた。

【Wikipedia】を基に要約

 今村 紫紅(いまむら しこう、 明治13年(1880年)12月16日 - 大正5年(1916年)2月28日)は、神奈川県横浜市出身の日本画家。本名は寿三郎。35歳(数え年だと37歳)で夭折したが、大胆で独創的な作品は画壇に新鮮な刺激を与え、後進の画家に大きな影響を与えた。

 明治30年(1897年)、長兄保之助(号・興宗)の勧めで、兄と共に松本楓湖に師事、特に兄の厳しい指導のもと大和絵の粉本の模写に明け暮れる。

 明治40年(1907年)春に訪れた茨城県五浦の日本美術院研究所では、靫彦とともに岡倉天心の指導を受け菱田春草や横山大観らの制作姿勢に大きな刺激を受けた。紫江が五浦に着いた晩、天心に「君は古人では誰が好きですか」と訊ねられると、即座に「宗達です」と答え、天心に認められる切っ掛けとなった。同年、第一回文展に出品した「秋風五丈原」は落選となるも本人は気にせず、上野公園で文展審査員の荒木十畝の後ろを歩きながら、「十畝の絵はありゃなんだ。全然出来てないではないか」と、本人に聞こえるのも平気で声高に言い放ったという。

 明治44年(1911年)から原三渓の援助を受け、原邸で毎月、三渓の収集した日本や中国の古美術鑑賞を行い、明清画や富岡鉄斎を研究する。この作品で大和絵の伝統を継ぎながらも、南画研究による柔らかな筆致と、当時紹介された後期印象派的な点描と色彩の対比を融合させ、紫紅独自の様式を確立する。

 大正3年(1914年)単身インド に渡航して、帰国後経営者同人として参加した第1回日本美術院の再興院展出品作「熱国之巻」(東京国立博物館蔵)は、紫紅芸術の頂点を示す作品である。

 紫江は常々「日本画がこんなに固まってしまったんでは仕方ありゃあしない。とにかく破壊するんだ。出来上がってしまったものは、どうしても一度打ち壊さなくちゃ駄目だ。そうすると誰かが又建設するだろう。僕は壊すから君達、建設してくれ給え。」「徳川以降の絵はひどく堕落している。

 紫江の人柄について、靫彦は「君は極めて意志の強い人であった。実によい頭脳をもって居た人であった。あの燃える様な感情を持って居ながら、一方に常に緻密な頭脳で平静な判断や内省を行って居た。」といい、速水御舟は「氏は敵とも未方ともならないやうな人は嫌いであった。又なかなか情に厚い人で、且つ道徳的の人であった」と記している。


■ 先制パンチ

 昨夜、竹之下経営の木村さんという人から電話があった。十二月一日は日曜であるが、竹之下経営が主催するセミナー要員が一名足りないので、私に会場へ直行せよというのである。
 竹之下経営がどの様な会社であるかは、簡単な知識しか持たないのに、応援に直行せよとセミナーのURLが電話の後でメールで知らされてきた。セミナー要員として何をすべきなのか、何を持って行くべきなのか、準備なしで良いのか、何もわからないままである。
 いよいよ、経営コンサルタントとしての独立起業の準備を始めなければならない、と考え始めたら昨晩は、ほとんど一睡もできなかった。
 だからといって、具体的に何をしたら良いのかが決まったわけではない。
 朝になって、セミナー開始時間の三〇分前に会場に行ってみた。会場に着いたとたん、「今頃来て、何やってんだー」という第一声が私を迎えた。すでに会場の机の上には資料がキチンと並べられ、設定も終わり、受講者を迎えるだけである。
 誰の指示で、何をしたら良いのかわからにでぼさっと立っていたら、受付前で「受講される方ですか?こちらで受付を済ませてください」と声をかけられた。今日から竹之下経営で世話になるものだというと、とたんに態度が変わった。「そんなところに立っていないで、お客様が来られたら誘導するようにしなければダメだろう」と怒鳴られた。
 唯一知った顔の畑中は担当が異なるのか、会場にはいない。当然社長や副社長がこのような場所にいるはずもなおい。何が何だかわからないまま、セミナーが終わり、会場整備をして解散となった。

■ コンサルティング・ファーム初日

 一日は、西も東もわからないままセミナーの応援にかり出されたが、今日月曜日は実質的な初日と言える。
 始業三〇分前に事務所に着くと、もう喧噪が始まっていた。八時半の始業時間になると朝礼が始まった。本社は大阪なので、東京本社の実質的なトップは、常務である。でっぷりとした、見るからに映画の悪役風の風体である。挨拶も横柄さが滲み出ている。これがプロのコンサルタントなのだろうか?
 今月からの新入コンサルタントだと紹介され、簡単な挨拶をしたが、自分でも上の空の感じ、久しぶりに人前で上がるという状態に陥った。
 入社に関する書類作成を澄ますと、仕事とか会社の説明等があるのかと思ったが、誰も、何も言ってこない。廻りがガサガサ年ごとをしているので手持ちぶさたにしているわけにもいかない。一つ開けてその向こう側の机の人にとりあえず挨拶をと思って声をかけると、執務したまま顔もあげない。
 他の社員も似たり寄ったりである。
 せめて高校の先輩の畑中さんでもいればよいのだがと思ったが、今日も出張中らしい。

■ 匠製本製作所

 仕事中に、匠製本製作所の萩野専務から携帯に電話があった。慌てて廊下に出て電話で話を始めると、十日の夕刻どこかで逢いたいと言ってきた。
 幸い、十日は夕方スケジュールが入っていないので、急な用件が飛び込みでなければお会いできると返事をした。

■ 事業計画の見直し

 前回のチュータリングサービスで、事業計画書が渡され、それに記入して提出するように言われた。それを基に、講師からコメントがあった。

 何かをこれからしようというときに、基本となることは、P・D・C・Aと5W1Hとであると考えています。
 P・D・C・Aの変形である、「P-D-S」と「8W3H」と考えています。詳細は、そちらを参照して事業計画書を作成してみましょう。事業計画書に関わらず、コンサルティングにとって重要なことは「数値で表現できることは数値に置き換える」と言うことです。
 そして、それを他人に説明できるように一覧表にまとめることです。一覧表にまとめることは、自分の考えを整理していないと形にすることができません。表にまとめると、自分が気がつかなかったような別の発見があったり、モレを見つけることができます。それが、一覧表にまとめるメリットでもあります。


 このあたり前のようなP・D・C・Aが本当に正しいのかどうか、考えたことがあるかと言われて慌てた。世の中で常識といわれていることを常識と捉えず、世の中の常識すら疑えという講師の言葉はショッキングであった。


【 注 】 日記から週記へ

 2013年11月最終週から、日記ではなく「週記」になりました。主人公の竹根が転職後多忙で多少でも時間を作ることができるようにするためです。新米経営コンサルタントという新しい仕事に慣れない部分を充分とはいえないながらもカバーできると思います。
 竹根に一層の声援を送ってくださると幸いです。

 ■■「経営コンサルタントへの道」  ←クリック



経営コンサルタントを目指す人の60%が訪問するページ

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

経営コンサルタントの独り言

2013-12-09 03:43:05 | 【話材】 経営コンサルタントの独り言



■■【今日は何の日】  針供養 12月8日 http://t.co/0KteRHknGV






■■【今日は何の日】  針供養 12月8日 http://t.co/vbRtzB7Yl4






ブログを更新しました。 『■■【今日は何の日】  針供養 12月8日』 http://t.co/0tHXfKJpbL






■■【経営コンサルタント竹根の起業日記】 2013年12月第1週までのあらすじ、登場人物 http://t.co/8IEHnYEUcL






■■【経営コンサルタント竹根の起業日記】 2013年12月第1週までのあらすじ、登場人物 http://t.co/n3OQNm3BVv






ブログを更新しました。 『■■【経営コンサルタント竹根の起業日記】 2013年12月第1週までのあらすじ、登場人物』 http://t.co/G68UN3ryGB







  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする