経営コンサルタントへの道

コンサルタントのためのコンサルタントが、半世紀にわたる経験に基づき、経営やコンサルティングに関し毎日複数のブログを発信

◆【経営コンサルタントの独り言】  文房具で思い出す b03

2023-11-03 17:03:00 | 【話材】 経営コンサルタントの独り言11

 

  【経営コンサルタントの独り言】 文房具で思い出す b03

 

 

平素は、ご愛読をありがとうございます。

経営コンサルタントのプロや準備中の人だけではなく、経営者・管理職などにも読んでいただける二兎を追うブログで、毎日複数回つぶやいています。

 

■ 文房具で思い出す b03

 文房具と言いますと、若かりし頃、私が商社マンであった時代を思い出します。

  入社して直ぐ、中南米市場向けの文具関連の商品輸出を担当させられました。

  先輩から聞くところによりますと、新人の多くが担当される地域だそうです。

  裏を返しますと、それほど重視をされていない市場と言えます。

当時は、「コレポン」といいまして、手紙でやりとりをすることが主流でした。

 緊急性が高い場合には、テレックスという電信機器を利用することもありましたが、コストが高いので新人にはなかなか利用させてもらえませんでした。

 新人であるということもあり、一所懸命さが先に立ちました。

 問合せのありましたお客様に、自分なりに工夫を凝らして返事をしました。

 先方からの問い合わせに対して返事を書くことが精一杯でしたが、二か月、三か月と経過するうちに、関連する商品を紹介するようにしました。

 それに対して返事が来なければ再び手紙を送るようにしました。

 何年も注文がないお客様もいるので、それらのお客様にも手紙を送りました。

 JETROに行って見込み客発掘のリストづくりもしました。

 いろいろ工夫をした結果、期末集計で、予算比170%弱、前年比180%以上という結果となりました。

 驚いたのは前任者です。

 課長だけではなく部長からも一躍注目を浴びることになり、自分でも驚きました。

 何十年も昔の話です。

 

ドアノブ)

 

◆ ツイッターでのつぶやき 

konsarutanto

 

【経営コンサルタント(志望者)へのお勧めブログ】

 ◇ 経営コンサルタントへの近道・資格取得  ◇ コンサルタントバンク人材銀行  ◇ 経営コンサルタントになろう  ◇ 経営コンサルタントQ&A  ◇ 独立・起業/転職

 ◇ 心 de 経営  ◇ 経営マガジン  ◇ 経営コンサルタントの独り言  ◇ 経営四字熟語

 ◇ 杉浦日向子の江戸塾  ◇ ニュース・時代の読み方  ◇ 時代の読み方・総集編  ◇ 経営コンサルタントの本棚  ◇ 写真・旅行・趣味  ◇ お節介焼き情報  ◇ 知り得情報  ◇ 健康・環境  ◇ セミナー情報  ◇ カシャリ!一人旅


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【小説風】竹根好助の経営コンサルタント起業1 人選 11 福田社長の腹は決まっていた

2023-11-03 12:03:00 | 【小説】竹根好助の経営コンサルタント起業

  【小説風】竹根好助の経営コンサルタント起業1 人選 11 福田社長の腹は決まっていた

 

■ 【小説風】 竹根好助の経営コンサルタント起業 

 私は、経営コンサルタント業で生涯現役を貫こうと思って、半世紀ほどになります。しかし、近年は心身ともに思う様にならなくなり、創業以来、右腕として私を支えてくれた竹根好助(たけねよしすけ)に、後継者として会社を任せて数年になります。 竹根は、業務報告に毎日のように私を訪れてくれます。二人とも下戸ですので、酒を酌み交わしながらではありませんが、昔話に時間を忘れて陥ってしまいます。それを私の友人が、書き下ろしで小説風に文章にしてくれています。 原稿ができた分を、原則として、毎週金曜日に皆様にお届けします。

【これまであらすじ】

 エピローグは、主人公である竹根好助(たけねよしすけ)の人柄を知る重要な部分でした。
 親によるある教えで、超一流ではないものの上場商社に入社した竹根の若かりし、1ドルが360円の時代でした。
 入社して、まだ1年半にも満たないときのことです。アメリカ駐在事務所を開設するという重大発表がありました。社内では、誰が派遣されるのか話題沸騰です。若輩の竹根は推理小説でも読むような気持ちで、誰が選ばれるか、興味津々で推理を働かせました。
 一方、竹根の信条のひとつに「サラリーマンとしての心得のひとつとして上司からの命令には逆らうなというビジネス書の教えをかたくなに守ってい」という頑固というか、意志堅固なところがあります。
 人事というのは、競馬の予想のような下馬評が走り回るのがサラリーマン世界の常です。そのような中、トップ間での人選は進みます。角菊事業部長は、自分の推薦順位の高いものから三名のリストを福田社長に提出するのですが、福田の顔はさえません。角菊には、福田の腹の内を読めないでいます。
 角菊事業部長は、次回の福田社長との人事ミーティングで、自分の考えをキチンと伝え、自分の提案が通るように、じっくりと考えた上で資料作成をしました。準備万端で社長との面談に臨むのですが、なぜか落ち着かない角菊です。ドキドキしながら提案資料を手渡すと、「すばらしできの資料だ」と専務からお褒めの言葉をいただいたのですが・・・
 いざ、福田社長と対面で意見を述べた角菊事業部長には、想定外の質問が飛んできました。福田としては、何としても角菊に成長してほしいという気持ちと、なぜ、角菊自身が自分の提案が、これまでの視点と変わっていないことの問題点に気がついてくれないのか、軽いいらだちも感じているのです。
 福田は、角菊に気づきを促す目的もあって、推薦されている三人の名前を見ながら、三番目に申し訳程度に乗せてある竹根について質問した。角菊は、竹根の生真面目さから来る、なんとも言えぬ威圧感のようなものから、あまり好感を持っていないようです。福田の質問に対しても、角菊の回答にそれが滲み出てきています。一方で、福田は、竹根が新入社員の入社式で新入社員代表としての挨拶が印象的に残っていました。それを角菊にぶつけると、角菊は竹根の印象は皆無であったようです。

【最新号】
     https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/e/df916bf90c90af79c63e414b754e25b3
【バックナンバー】
  https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/c39d85bcbaef8d346f607cef1ecfe950
【過去のタイトル】
 1.人選 1ドル360円時代 鶏口牛後 竹根の人事推理 下馬評の外れと竹根の推理 事業部長の推薦と社長の思惑 人事推薦本命を確実にする資料作り 有益資料へのお褒めのお言葉 福田社長の突っ込み

■■ 1 人選

 私の会社を引き継いでくれた竹根が、経営コンサルタントになる前の話をし始めました。思わず私は乗り出してしまうほどですので、小説風に自分を第三者の立場に置いた彼の話を、友人の文筆家の文章を通して、ご紹介します。

◆1-11 福田社長の腹は決まっていた

 さすがに、角菊はそれ以上言えなくなってしまった。どちらかというと阿附(あふ)迎合(げいごう)の気(け)がある角菊が、本件についてこれだけ抵抗したことはかつてなかった。それだけ、この人事については竹根ではだめだという思いが強いのであろう。
 「事業部長の考えもよくわかった。どうだろう、本件は私に一任してくれないか?一任と言っても、専務とも相談の上決めるつもりだ」
 福田の断定的な言い方に角菊は従わざるを得ず、「よろしくお願いします」と二人に頭を垂げてから社長室を下がった。(次回より「2章 思いは叶うか」が始まります)

【阿附迎合 あふ-げいごう】 goo辞典
 相手の機嫌をとり、気に入られようとしてへつらいおもねること。▽「阿附」は人の機嫌をとり、おもねり従うこと。「迎合」は人の言動をなんでも受け入れ合わせること。「附」は「付」とも書く。

  <続く>

■ バックナンバー

  https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/c39d85bcbaef8d346f607cef1ecfe950

 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【ナレーション付き映像で見るカシャリ!ひとり旅】 平泉 柳之御所遺跡 奥州藤原氏時代の政庁である平泉館の跡

2023-11-03 10:34:14 | 【小説風 傘寿】老いぼれコンサルタントの日記

 

  【ナレーション付き映像で見るカシャリ!ひとり旅】 平泉 柳之御所遺跡 奥州藤原氏時代の政庁である平泉館の跡

  奥州藤原氏時代の政庁である平泉館の跡 IWHR-133013


 ネット上で注目を浴びようといろいろな工夫をした映像や写真を見られます。しかし、ここでは、何も飾らない、ひとり旅の旅先で見て、感じて、カシャリとした写真を、動画としてお届けしています。   
   
 今回は、「奥州藤原氏時代の政庁である平泉館の跡」を紹介します。 


 柳之御所遺跡は、奥州藤原氏時代の政庁である平泉館の跡と推定されています。「柳之御所・平泉遺跡群」として国指定史跡でもあり、世界遺産暫定リストにも記載された回遊式庭園の遺構でもあります。


 平泉駅や北上川からも程近いところにあり、2010年に、史跡公園としてオープンしました。世界遺産『平泉 仏国土(浄土)庭園』です。考古学的遺跡群には構成されていませんが、暫定リストに記載されています。


  映像 https://youtu.be/TEUwqfMP-A8

 

 

京都を凌ぐほどともいえる奥州藤原の郷

中尊寺・毛越寺だけではもったいない平泉観光

 

柳之御所跡


 柳之御所遺は、奥州藤原氏時代の政庁である平泉館の跡と推定されています。「柳之御所・平泉遺跡群」として国指定史跡でもあり、世界遺産暫定リストにも記載された回遊式庭園の遺構でもあります。

柳之御所跡園池


 復元された園池は、元は平安時代末期に作庭された池の一部と推定されています。ここは、浄土庭園風の池泉回遊式庭園でした。

 現在は、周囲に建物もなく、ここを日本庭園として観に来る人は少ないようです。しかし、ここからは、金鶏山など周囲の山の借景は美しく、国内でも数少ない貴重な平安時代の庭園の遺構であったことがうかがえます。

 

 

遺跡内のこの周辺は、大型の建物が集現しています。これらの建物は規模が大きいことや、池や広場に面していることから、平泉館の中心的な施設があったと考えられます。西の建物は東西約11メートル、南北約14メートルのKきさで、広い庇を持ち、特に格式の高い建物と推定されます。東の建物は、南北の長さが25メートルもある長大な建物跡です。この2棟の建物と池、広場などを含めた一帯が、儀式に使用された空間と考えられます。

 

汚物廃棄穴

 

 ところどころに穴が見られます。

トイレットペーパーにあたる「ちゅう木」と言われる木片や、

寄生虫の卵等が多量に見つかりました。

汚物を廃棄した穴と考えられます。

排泄した後に、ふん尿を一時的に取りまとめたと推定されます。
 

 

 

 

 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記 11月2日 元気な会社 漫画、カレー…地域の資源を活かして鳥取を元気に 2306-3a26 

2023-11-03 08:03:00 | 【小説風 傘寿】老いぼれコンサルタントの日記

 

  【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記 11月2日 元気な会社 漫画、カレー…地域の資源を活かして鳥取を元気に 2306-3a26 

 

 平素は、私どものブログをご愛読くださりありがとうございます。

 この度、下記のように新カテゴリー「【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記」を連載しています。

 日記ですので、原則的には毎日更新、毎日複数本発信すべきなのでしょうが、表題のように「老いぼれ」ですので、気が向いたときに書くことをご容赦ください。

 紀貫之の『土佐日記』の冒頭を模して、「をとこもすなる日記といふものを をきなもしてみんとてするなり」と、日々、日暮パソコンにむかひて、つれづれにおもふところを記るさん。

【 注 】

 日記の発信は、1日遅れ、すなわち内容は前日のことです。

■【小説風 傘寿の日記】

 私自身の前日の出来事を小説日記風に記述しています。

 新しく使い始めた映像編集ソフトは、高機能なために、いろいろな操作をしなければなりません。

 その結果、高度な技術を盛り込むことができる反面、一本制作するのに時間がかかります。

 一本を、分割して編集するようにし、後でそれらを合体して一本にします。

 ユーチューブにアップロードするのに、間隔が長くなってしまいますので、試しに、分割した短編を「ミニ」と命名し、とりあえず発信してみました。

 この試みが成功するかどうかは、様子見にします。

 お楽しみに!
 

 私の事業を引き継いでくれた竹根好助ですが、その部下が時々自分の顧問先や元気な会社に私を招待してくれます。私の半世紀のコンサルタント経験を盗み取り、顧問先に活かしたいという考えのようです。

 今回は、京都の会社ですが、新幹線で飛んでいくわけにはいかず、スマホで社内を案内していただきました。

 

◆【成功企業・元気な会社・頑張る社長】 食品加工分野でユニークな商品開発 2309-3b02

 水産物を中心とした食品加工分野で、ユニークな機械やロボットを次々と生み出しているメーカーが北海道にある。魚卵を潰すことなく短時間で大量のいくらの分離が可能な「鮭鱒用魚卵セパレーター」や、希望の重量・幅・長さを設定して生魚をセットするだけで定貫切りを実現する世界初の生魚定貫切り装置「スーパープロフェッショナル」、殻・ミミ・ウロ・貝柱を自動で分離する世界初のホタテ貝生剥き装置「オートシェラー」などを生産するN社(釧路市)である。

 S社長の父(現会長)が1977年に創業。北海道釧路市は当時、全国有数の水揚げ量を誇る漁港が有名で、水産加工業が盛んだった。ただその作業の多くは人の手による過酷なものであり、そうした作業を省人化・省力化・自動化できないかと考えた。

 鮭を包丁でさばく場合、まず頭を切り取り、開腹して内臓や魚卵を分離する。力仕事である上、熟練が必要な作業だ。これを鮭専用ヘッドカット専用機「オートヘッダー」と、自動で開腹して内臓・卵をきれいに分離回収する「ガッターマシン」を用いれば、大幅な省力化が可能になる。さらに「ヘッダーガッター連続処理システム」なら、1台でヘッドカットから内臓処理まで自動で連続処理する。

 これまで送り出してきた製品はすべて「顧客ニーズを的確に捉え、要素技術を組み合わせて最適なソリューションを提供する」を具現化したものだ。例えばある時、「低コストに魚の鮮度を保持するため、漁船上でボタンを押したら直ぐに氷が出るような機械を作れないか」と漁師から相談を受けた。現在も主流である「角氷」(真水で作った氷)では、マイナス温度を保てず冷却ムラが発生してしまうほか、魚が暴れて魚体が傷つく、浸透圧によって魚体に真水を吸収してしまうなどの弱点がある。一尾ずつ「活け締め」する方法もあるが、大量に処理できないデメリットがあった。

 この難問に対し、海水と同じ塩分のシャーベット状の流動性のある氷で、マイナス温度を長く保てる「シルクアイス」を考案。氷の粒子は数マイクロ~数十マイクロメートルの細かさで、魚体を隙間なく包み込んで素早く冷却するため、鮮度保持に必要不可欠な「暴れ防止」と「低温保管」の二つを同時に実現する。このシルクアイスを漁船上で連続製氷する「海氷」と呼ぶ製品群を実用化し、2018年に「第7回ものづくり日本大賞」で内閣総理大臣賞を受賞した。

 「国内の生産人口減少に伴い、ロボット化やDX(デジタルトランスフォーメーション)化に関する需要は増大することが確実視される」とS社長。このため最近では、AI(人工知能)やIoT(モノのインターネット)の研究・活用を進めており、数年前からAI分野に詳しい北海道大学の教授を技術顧問として招聘した。今後も顧客ニーズに対応した適切な商品を投入することにより、既存商品の高度化と新しい価値創造に取り組む考えだ。
 

   出典: e-中小企業ネットマガジン

 

■【今日は何の日】

  当ブログは、既述の通り首題月日の日記で、1日遅れで発信されています。

  この欄には、発信日の【今日は何の日】と【きょうの人】などをご紹介します。

 

■【経営コンサルタントの独り言】

 その日の出来事や自分がしたことをもとに、随筆風に記述してゆきます。経営コンサルティング経験からの見解は、上から目線的に見えるかも知れませんが、反面教師として読んでくださると幸いです。

 

■ いまさらですがハロウィーンってなんだかご存知でしょうか? b02

 

  10月31日はハロウィーンで盛り上がった人が多いのではないでしょうか?

  でも、その中でハロウィーンとは何かをご存知の方は、失礼ながらどの程度いらっしゃるのでしょうか?

 「カボチャを食べる日??????」

実は、ハロウィーンというのは「イブ」なのです。

  イブと言いましてもクリスマスイブではありません。

  11月1日は、「諸聖人の日(諸聖人の祭日)」の日で、その前夜祭、すなわち「イブ」がハロウィーンなのです。

 それに続く11月2日は、「死者の日(万霊節)」でした。

  こちらもカトリックの宗教行事の一つで、死者のために祈りを捧げる日とされています。   ご存知の方も多いと思いますが、カトリックでは聖書のどの部分をミサで朗読するのか配分が定められています。

  ところがこの日は死者のために自由に選ぶことができますので、ご自分の好きな一節を朗読できることになります。

 せっかくハロウィーンを楽しんだりするのですから、その背景を知っておきますと楽しさが倍増するのではないでしょうか?

 

■【老いぼれコンサルタントのブログ】

 ブログで、このようなことをつぶやきました。タイトルだけのご案内です。詳細はリンク先にありますので、ご笑覧くださると嬉しいです。

>> もっと見る

■バックナンバー   https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/a8e7a72e1eada198f474d86d7aaf43db  


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

■■ 成功企業・元気な会社の紹介 2リットルの水で洗車~Quick Wash~

2023-11-03 07:26:54 | 【経営】 成功企業・元気な会社

■■ 成功企業・元気な会社の紹介 2リットルの水で洗車

【元気な企業紹介・成功企業の紹介】は、毎回拍手をいただいています。

 皆様から寄せられたり、私が支援したり見聞した企業で、元気な会社、成功している会社・お店等などを紹介します。貴社経営のご参考にして下さい。

 また、あなたのクライアント・顧問先やお知り合いの会社で、ここで紹介したい企業・団体等がありましたら、是非ご連絡ください。

 

 2リットルの水で洗車 ~Quick Wash

 

マイカー保有者にとって “洗車”は面倒な仕事だ。が、きれい好きな日本人は、汚れた自家用車に乗ることには抵抗がある。このようなドライバーのニーズを確実にキャッチしたのが、クイックウォッシュ(株)(福岡市:高武純一社長)の洗車サービス「Quick Wash」だ。ユーザーがショッピングを楽しんでいる間に駐車場で洗車作業が完了。「時間」と「手間」をQuick Washが完全に代行する。

 

高武社長は、元々、建設業会社(水道工事)の2代目だった。厳しい状況の中で、このままではヴィジョンが持てないと、28歳で単身渡米。生活に密着した事業をやりたいと、一般家庭に寄宿しながらビジネスリサーチを行い、そこで、ショッピングセンターでの洗車サービスに出会った。

 

帰国後、洗車業界に勤務しながら200か所のガソリンスタンドをリサーチ。平成208月には洗車サービス業のクイックウォッシュ(株)を立ち上げた。かつての海外視察で、『水』の確保に追われる子供たちを目の当たりにした経験から、水を使わないで洗車ができないか?と、洗剤の開発も手がけ、化粧品からヒントを得た浸透性の良い高品質の洗剤(特許出願中)を開発した。

 

洗車で使用する水の量はおよそ200リットルという。Quick Washは、この洗剤により1台わずか2リットルの水で洗車を完了。水の消費量を100分の1に抑えただけでなく、100%天然素材由来の洗浄溶剤であることから、環境にも優しい洗車を実現させた。

 

平成22年からフランチャイズ事業を開始し、現在、11のFC店舗で洗車サービスを展開中である。平成236月には、「平成23年度九州アントレプレナー(起業家)大賞」も受賞した。環境に優しく、水資源の節約にも貢献することから、海外からのオファーも多いという。

 

高武社長の企業ビジョンは、「世界的企業となって、世界的貢献を行い、世界的歴史に残る企業となること」と壮大である。Quick Washは現在、洗車1台につき10円を、水環境事業基金への協力金として拠出しているという。企業規模の拡大は、利益を増やすための「目的」ではなく、新しい水の文化を創るための「手段」と高武社長は言い切る。

 

  資料出典: J-NET21

 

 

 

 

 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

■【きょうの人】 1103 ■ 手塚 治虫 漫画・アニメ表現の開拓者 ■ 田中 正造 日本最初の公害に立ち向かった男 ■ 了誉上人 

2023-11-03 06:33:00 | 【話材】 きょうの人11月

 

  【きょうの人】 1103 ■ 手塚 治虫 漫画・アニメ表現の開拓者 ■ 田中 正造 日本最初の公害に立ち向かった男 ■ 了誉上人 

 

 独善的な判断で、気になる人を選んでご紹介しています。

 そこに歴史や思想、人物、生き方などを感じ取って、日々の生活やビジネスに活かしてくださると幸いです。

 

 了誉上人 家康生母の墓がある伝通院の開祖


 りょうよ
 興国2年/暦応4年10月15日(1341年11月24日-応永27年9月27日(1420年11月3日)


 号は「酉蓮社了誉(ゆうれんじゃりょうよ)」である「聖冏(しょうげい)」は、南北朝時代から室町時代中期にかけての僧で、浄土宗(鎮西義)第7祖です。

 常陸国・椎尾氏の出身で同国瓜連常福寺の了実について出家しまし、太田法然寺の蓮勝に師事しました。浄土教を中心に天台・密教・禅・倶舎・唯識など広く仏教を修めてもいます。

 宗徒養成のために伝法の儀式を整備し、五重相伝の法を定め、神道・儒学・和歌にも精通し『古今集序註』『麗気記拾遺抄』を著しています。

 門弟に聖聡・了知などがおり、第8祖となった聖聡とともに、浄土宗鎮西義を教学面から興隆した人物として評価されています。

 江戸小石川に伝通院を、無量山寿経寺という名で開創したことでも知られています。

 慶長7年(1602)8月29日、徳川家康公の生母「於大の方」が75才、伏見城で逝去し、その法名を「傳通院殿蓉誉光岳智香大禅定尼」と号しました。この寿経寺を菩提寺としたことから「傳通院」と呼ばれるようになりました。

 家光の次男亀松君が葬られ、以来徳川幕府の外護を賜り、千姫の墓標もここにあります。

 

■ 田中 正造 日本最初の公害に立ち向かった男


 たなか しょうぞう
 天保12年11月3日(1841年12月15日)- 1913年(大正2年)9月4日)


 幼名、兼三郎、下野国安蘇郡小中村(現・栃木県佐野市小中町)の出身です。

 日本の政治家で、日本初の公害事件と言われる足尾鉱毒事件を明治天皇に直訴した政治家として知られています。衆議院議員選挙に当選6回。

 足尾鉱毒事件は、19世紀後半の明治時代初期から栃木県と群馬県の渡良瀬川周辺で起きた、日本で初めてとなる公害事件です。

 銅山の開発により排煙、鉱毒ガス、鉱毒水などの有害物質が周辺環境に著しい影響をもたらし、1890年代より栃木の政治家であった田中正造が中心となり国に問題提起しましたが、加害者決定はされませんでした。

 足尾の精錬所は1980年代まで稼働し続け、2011年に発生した東北地方太平洋沖地震の影響で渡良瀬川下流から基準値を超える鉛が検出されるなど、21世紀となった現在でも影響が残っています。

 学生時代に、鉱山跡に行ったことがありますが、周囲の木々は立ち枯れたまま残っていました。その不気味さは、人気もないことから今でも覚えています。

 

■ 手塚 治虫 漫画・アニメ表現の開拓者


 てづか おさむ、本名:手塚 治
 1928年(昭和3年)11月3日 - 1989年(平成元年)2月9日


 説明するまでもなく、日本を代表する漫画家であり、アニメーター、アニメ監督としても活躍しました。戦後日本においてストーリー漫画の第一人者として、漫画表現の開拓者的な存在として活躍してこられました。

 兵庫県宝塚市出身(出生は 大阪府豊能郡豊中町、現在の豊中市)で、同市名誉市民でもあります。大阪帝国大学附属医学専門部を卒業。医師免許取得のち医学博士(奈良県立医科大学)を持っていました。

 大阪帝国大学附属医学専門部在学中の1946年1月1日に4コマ漫画『マアチャンの日記帳』(『少国民新聞』連載)で漫画家としてデビューしたのですね。知りませんでした。

 1958年頃より、各漫画誌で桑田次郎、武内つなよし、横山光輝などの売れっ子漫画家が多数出現していて、手塚は、漫画家達の中の一人に過ぎなくなっていました。そのためにノイローゼにまでかかったという話も残っています。天才にも、その様なことがあるのですね。


 幼少期からディズニー映画を愛好していた手塚は、もともとアニメーションに強い関心を持っており、

 1961年、手塚は自分のプロダクションである手塚プロダクションに動画部を設立、後に虫プロダクションと改名しています。

 1963年に、自作をもとにした、日本初となる30分枠のテレビアニメシリーズ『鉄腕アトム』を制作、現代につながる日本のテレビアニメ制作に多大な影響を及ぼしたことはいうまでもありません。

 当時、従兄弟達が、それを見る年代で、テレビにかじりついていたことが、昨日のように思い出されます。

 しかし、アニメブームと共に、多くの同業社の乱立・乱作から、コスト競争に直面し、倒産にまで追い込まれました。私の知人が、その時の管財人をしていました。

 晩年近く、1980年代になりますと、幕末から明治までの時代に自身のルーツをたどった『陽だまりの樹』(ビッグコミック)など、歴史物で円熟味を示し、青年漫画というJANするに新たな代表作を手がけることになりました。

 100歳まで描き続けたいと言っていた手塚は、昏睡状態を断続的に起こしたにもかかわらず、病院のベッドで医者や妻の制止を振り切り漫画の連載を続けていたそうです。

 死に立ち会った人によりますと、「頼むから仕事をさせてくれ」というのが手塚の最後の言葉であったといわれています。

 最後まで、漫画・アニメーターだったのですね。

 

■ 泉 鏡花  明治後期から昭和初期にかけて活躍した小説家


 いずみ きょうか
 1873年(明治6年)11月4日 - 1939年(昭和14年)9月7日)


 明治後期から昭和初期にかけて活躍した小説家で、小説のほか、戯曲や俳句も手がけました。本名、鏡太郎(きょうたろう)で、金沢市下新町に生まれました。

 尾崎紅葉に師事し、『夜行巡査』『外科室』という作品で高い評価を得ました。川端康成、石川淳、三島由紀夫らに影響を与えた小説家です。

 東京新宿区の赤城神社に近い南榎町22に、泉鏡花の居跡のひとつがあり、ここに明治32年から4年間住んで、この地で「高野聖」などを発表しました。

 31才の泉鏡花は、神楽坂の芸妓桃太郎さんと、この借家に住みます。しかしこれには泉鏡花の師である「金色夜叉」で有名な尾崎紅葉から相当怒られ、やむなく、桃太郎(本名伊藤すず)と別れます。

 鏡花は、 紅葉が没してから正式に妻として桃太郎を迎えます。

 なお、桃太郎は、あの「婦系図(おんなけいず)」のお蔦、『湯島詣』の蝶吉のモデルといわれています。

 千代田区六番町5番地にも「泉鏡花旧居跡」があり、1910年(明治43年)から亡くなる1939年の間、この地に愛妻すず(桃太郎)と暮らしていました。

 代表作『高野聖』『婦系図』で人気作家の一人になり、江戸文芸の影響を深く受けた怪奇趣味と特有のロマンティシズムで知られる作家となりました。

 近代における幻想文学の先駆者としても評価されます。

 晩年、春陽堂より『鏡花全集』刊行を開始し、鏡花を師と仰ぐ里見弴、谷崎潤一郎、水上瀧太郎、久保田万太郎、芥川龍之介、小山内薫などの錚々たる面々が編集委員を務めました。

◆ 【きょうの人】 バックナンバー

 歴史上で活躍したり、仏教など宗教関係の人であったり、ジャンルはいろいろですが、彼等から、学ぶところが多々ありますので、それをご紹介します。

  https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/b57a13cf0fc1c961c4f6eb02c2b84c9f

◆ 【今日は何の日】は、毎日発信しています。

 一年365日、毎日が何かの日です。 季節を表す日もあります。 地方地方の伝統的な行事やお祭りなどもあります。 誰かの誕生日かも知れません。 歴史上の出来事もあります。

  https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/b980872ee9528cb93272bed4dbeb5281

◆ 【経営コンサルタントのひとり言】

 経営コンサルタントのプロや準備中の人だけではなく、経営者・管理職などにも読んでいただける二兎を追うコンテンツで毎日つぶやいています。 

  https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/a0db9e97e26ce845dec545bcc5fabd4e

【 注 】

 【きょうの人】は、【Wikipedia】・当該関連サイトを参照・引用して作成しています。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

■【今日は何の日】 11月3日 文化の日 文具の日 今日できることを明日に回すな でも・・・

2023-11-03 00:03:00 | 【今日は何の日11月】

 

  【今日は何の日】 11月3日 文化の日 文具の日 今日できることを明日に回すな でも・・・

 

 

 一年365日、毎日が何かの日です。

 季節を表す日もあります。地方地方の伝統的な行事やお祭りなどもあります。誰かの誕生日かも知れません。歴史上の出来事もあります。セミナーや展示会もあります。

 これらをキーワードとして、私たちは自分の人生に、自分の仕事に、自分自身を磨くために何かを考えてみるのも良いのではないでしょうか。

 独断と偏見で、エッセー風に徒然のままに書いてみました。皆様のご参考にと毎日続けていこうと・・・というよりも、自分自身のために書いてゆきます。 詳細 ←クリック

 

今日は何の日インデックス】  日付を指定して【今日は何の日】を閲覧できます

■ 文化の日
 
 11月3日は「文化の日(National Culture Day)」で国民の祝日です。
 
 1946(昭和21)年11月3日に、平和と文化を重視した日本国憲法の公布を記念して、1948(昭和23)年公布・制定されました。今日では祝日法により「自由と平和を愛し、文化をすすめる」国民の祝日と定められています。
 
 この日には、文化面での功労者に文化勲章が授けられます。
 
 しかし、その選定には首をかしげるような人もいる反面、なぜあのような人が選ばれないのか、選定の透明性というか、判断基準を奇異に感ずることもあります。
 
 近年、日本の国際的な地位低下とともに、国民全体が自信をなくしているように思えます。その主因の一つが、ゆとり教育であり、その見直しもされていますが、一方で政治の貧困から来る「社会が悪い」という意識が蔓延しているようにも思えます。
 
 最低限度の社会生活が憲法で保障されている割には、国民の多くが日々の生活に苦しんでいるように思えます。しかし、だからといって「社会が悪い」の一言で責任転嫁をしてもそれが改善するわけではありません。
 
 選挙の投票率の低さは、自分は責任ある一票を投じもせず、世の中批判をするのはおかしいことにさえ気がついていないのです。国民をその様に無気力にしている政治家を始め、日本を満ちちびいている多くの人に反省をしてもらうようにわれわれはもっと声を高くすべきです。
 
 11月3日は、私よりちょっと年齢の上の人は「明治節」という名称だったことをご記憶ではないでしょうか。この日が明治天皇の誕生日であることからこのように呼ばれました。
 
 
 
■ 文具の日
 
 日本国憲法が公布された半年後である1947年(昭和22年)5月3日に施行されたましたが、5月3日は「憲法記念日」であることもよくご存知でしょう。
 
 文具というのは武官との関わり合いのあることから、東京都文具事務用品商業組合等が1987(昭和62)年に「文具の日」を制定しました。
 
 私が商社マンであった時代には、中南米市場向けの文具関連の商品を輸出担当したこともあり、いまだに100円ショップに行ったり、デパートを廻ったりするときには文具コーナーに足が向いてしまいます。マーケティングが専門であることから、市場調査の癖が体に染み込んでしまっているようです。
 
 文具というのは、文房具という言葉に現代では置き換わってしまっていますが、小学生というイメージが強いかと思います。しかし、小学生が使う文房具も、オフィスで使う文房具も基本的には同じものです。すなわち、文房具というのは一生ついて回るものなのかも知れません。
 
 筆記具やノートだけではなく、不祝儀袋もこの範疇に入ります。プリンターに使う上質紙ももともとは文具店で「わら半紙」として売られていたものです。わら半紙は、再生紙であることからなのか、時間が経つと赤茶けてきます。
 
 私が経営コンサルタントになり始めた頃作成した資料の中にはわら半紙を使ったもの、ジアゾ式複写機でコピーしたものなど多数あります。それらをそのままにしておくといつしか消え去ってしまいます。
 
 これらをデジタル化して、保存しておきたいと思いつつも、スケジュールには乗っているのですが、日々の仕事に追われてなかなか実現しません。
 
 クライアント・顧問先には、偉そうに「今日できることを明日に回すな」なんて言っていますが、自分のこととなると実行できないものですね。反省!!
 
 
■ 【今日は何の日】その他
 
 
◇ 明治神宮例祭
◇ 東京足立皿沼不動万燈祭

(ドアノブ)

【経営コンサルタント(志望者)へのお勧めブログ】

 ◇ 経営コンサルタントへの近道・資格取得  ◇ 経営コンサルタントになろう  ◇ 経営コンサルタントQ&A  ◇ 独立・起業/転職

 ◇ 心 de 経営  ◇ 経営マガジン  ◇ 経営コンサルタントの独り言  ◇ 経営四字熟語

 ◇ 杉浦日向子の江戸塾  ◇ ニュース・時代の読み方  ◇ 時代の読み方・総集編  ◇ 経営コンサルタントの本棚  ◇ 写真・旅行・趣味  ◇ お節介焼き情報  ◇ 知り得情報  ◇ 健康・環境  ◇ セミナー情報  ◇ カシャリ!一人旅

 

◆ 経営コンサルタントへの道 ←クリック

 コンサルタントを目指す人の60%がみるサイト


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする