【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記 11月12日 灘の酒は江戸では甘口であった!? 21
平素は、私どものブログをご愛読くださりありがとうございます。
この度、下記のように新カテゴリー「【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記」を連載しています。
日記ですので、原則的には毎日更新、毎日複数本発信すべきなのでしょうが、表題のように「老いぼれ」ですので、気が向いたときに書くことをご容赦ください。
紀貫之の『土佐日記』の冒頭を模して、「をとこもすなる日記といふものを をきなもしてみんとてするなり」と、日々、日暮パソコンにむかひて、つれづれにおもふところを記るさん。
【 注 】
日記の発信は、1日遅れ、すなわち内容は前日のことです。
■【小説風 傘寿の日記】
私自身の前日の出来事を小説日記風に記述しています。
天気予報で、今朝は6時から雨ということでしたので、傘を持って出かけました。
幸い、傘を使うことはありませんでした。
かねてから興味を持っていた江戸庶民の生活、江戸から学ぶことが多く、時々、江戸に関する書籍を手に取ります。
◆【杉浦日向子の江戸塾】 灘の酒は江戸では甘口であった!? 21
江戸時代の酒の”通”は「原酒」を飲んでいました。モルトウィスキーならぬ、モルト日本酒を嗜んだのです。
小売店が希釈する前の原酒を樽からジューッと音を立てて升についでもらうのです。
江戸っ子は、辛口の酒が好きなように誤解されがちですが、江戸の酒は、甘口でした。それも相当な甘口だったようです。
甘口であると言うことは、手をかけてある酒と解釈され、「甘口」を「うまくち」と読ませていました。
上方から樽廻船で送られてきた下り酒の代表は「灘」で、珍重されていました。ご存知のように灘の酒は辛口です。
樽に詰められた灘の酒は、船をゆりかごにして揺られているうちに良い具合に熟成されたのです。江戸に着くまで約20日、これがちょうど熟成期間として最適だったのです。
樽材である吉野杉の揮発性香油が溶け出して、マイルドな甘口になるのだそうです。灘の酒は、地元で飲むより江戸で飲んだ方がうまいと言われています。
その酒が、裁量の酒とされているので、江戸っ子は甘口を好んだわけです。
■ 「杉浦日向子の江戸塾」バックナンバー ←クリック
杉浦日向子女史の江戸塾は、江戸時代のエコ生活から飽食時代を迎えている我々に大きな示唆を与えてくれます。
■【今日は何の日】
当ブログは、既述の通り首題月日の日記で、1日遅れで発信されています。
この欄には、発信日の【今日は何の日】と【きょうの人】などをご紹介します。
■【経営コンサルタントの独り言】
その日の出来事や自分がしたことをもとに、随筆風に記述してゆきます。経営コンサルティング経験からの見解は、上から目線的に見えるかも知れませんが、反面教師として読んでくださると幸いです。
◆ マッキンゼーの「47原則」~良きリーダーになるノウハウ b12
経営コンサルタントがどのような本を読んでいるのか、推薦しているのか、ご興味のある方が多いようです。
マッキンゼーの「47原則」という本が、「 良きコンサルタント、良きリーダーになるには」というサブタイトルが付けられて紹介しました。
47原則の27番目の【感謝の気持ちを言葉と態度で表す】が紹介されています。
非常に簡単なことですが、これができる人の方が少ないのでしょう、著者が感謝の気持ちの大切さを紹介しています。
日本経営士協会の藤原久子元会長は、口癖のように「感謝の気持ち」の大切さを会員やクライアントさんに話しておられます。
藤原理事長の「心で経営」というブログにもそれが滲み出ています。
心で経営 http://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/8c65e0d6907ba683d63a88f7774d41b7
経営コンサルタントの本棚 http://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/90c4bd41c5f0c767b0a389f846a67f04
■【老いぼれコンサルタントのブログ】
ブログで、このようなことをつぶやきました。タイトルだけのご案内です。詳細はリンク先にありますので、ご笑覧くださると嬉しいです。
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■【小説風 傘寿】老いぼれコンサルタントの日記 バックナンバー
https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/a8e7a72e1eada198f474d86d7aaf43db