経営コンサルタントへの道

コンサルタントのためのコンサルタントが、半世紀にわたる経験に基づき、経営やコンサルティングに関し毎日複数のブログを発信

◆【経営コンサルタントの独り言】 介護問題も国民目線で取り組むべきですね b11

2023-11-11 17:03:00 | 【話材】 経営コンサルタントの独り言11

 

  【経営コンサルタントの独り言】 介護問題も国民目線で取り組むべきですね b11

 

 

平素は、ご愛読をありがとうございます。

経営コンサルタントのプロや準備中の人だけではなく、経営者・管理職などにも読んでいただける二兎を追うブログで、毎日複数回つぶやいています。

 

■ 介護問題も国民目線で取り組むべきですね b11

 

 先進国の中でも屈指の高齢化社会に入っている日本では、老人介護が問題になっています。

 折しも特養ホーム(特別養護老人ホーム)の新設が、わが家の目の前、道を挟んでいますが、そこに建てられるので、住民説明下があるというチラシが郵便受けに入っていました。

 特養ホームへの入居順番を待っている人が東京だけでも2万人を超えるという報道番組を見たことがあります。

 特養は、重度の介護を必要とする人達のための施設です。

 それ以外で老人ホームに入居を希望していて、入居できない人の数は数えきれません。

 その結果、老老介護問題が起こったり、介護疲れから最悪の道を選ばなければならなくなってしまったりと、大きな課題を抱えています。

 待機児童問題も深刻ですが、介護問題も看過できない重要な課題です。

 その対策も打たれているようですが、追いつかない状態なのでしょう。

 近年の少子化から、廃校が各地に増えています。

 それらの活用は、コストをあまりかけずに施設を作ることが可能です。

 ところが、受け入れ側が、財政難で、税収に繋がらない人口増加を望んでいません。

 だからといって地方自治体を責めることは適切ではありません。

 なぜなら財政破綻や廃村さえが危惧される昨今、地方の市町村は疲弊しているのです。

 国は、まだまだ老人ホーム不足、利用者負担の軽減などの問題を軽視しすぎています。

 その問題にも国が本腰を入れて取り組むべきではないでしょうか。

 日本では、身障者の社会復帰というオブラートに包んだ甘言で、身障者への補助を減額する方向で動いています。

「社会復帰」といいますと、一見すると、良いように見えます。

 それはタテマエで、ホンネは、社会復帰をさせて、補助金支出を減らそうというところに起因しているのです。

 法律というのは、その抜け穴を探して不当なお金を手に入れようとする頭のよい人もいますが、多くの身障者は、直りたくても直れないで苦労したり、苦しんだりしているのです。

 身障者度合いを下げられて、補助金が少なくなって生活に困窮する人も出てきているようです。

 “真”に国民のことを考えられる政治家であって欲しいです。

ドアノブ)

 

◆ ツイッターでのつぶやき 

konsarutanto

 

 

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【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記 8月10日 事業部長の推薦と社長

2023-11-11 10:03:00 | 【小説風老いぼれコンサルタントの日記】

 


  【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記 8月10日 事業部長の推薦と社長


 


 平素は、私どものブログをご愛読くださりありがとうございます。


 この度、下記のように新カテゴリー「【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記」を連載しています。


 日記ですので、原則的には毎日更新、毎日複数本発信すべきなのでしょうが、表題のように「老いぼれ」ですので、気が向いたときに書くことをご容赦ください。



 紀貫之の『土佐日記』の冒頭を模して、「をとこもすなる日記といふものを をきなもしてみんとてするなり」と、日々、日暮パソコンにむかひて、つれづれにおもふところを記るさん。


【 注 】


 日記の発信は、1日遅れ、すなわち内容は前日のことです。


 


■【小説風 傘寿の日記】


 私は、経営コンサルタント業で生涯現役を貫こうと思って、半世紀ほどになります。しかし、近年は心身ともに思う様にならなくなり、創業以来、右腕として私を支えてくれた竹根好助(たけねよしすけ)に会社を任せて数年になります。


 老いぼれコンサルタントが日々起こったことや感じたことなどを徒然に記述してゆきます。
  また、毎日のように、私のところに業務報告に来ては、二人で昔話をするのが日課となっています。話し上手な彼は、まるで小説の朗読でもするかのように思い出話をしてくれます。私自身の記録として、それを文字変換して、そのままここに記述してゆきます。


 


 早朝ウォーキングは、蝉時雨の中をスタート
 「蝉時雨」という言葉を知らない人も多いと聞きます。
 都会では、アスファルトやタイル、コンクリートと人工物で、せみが誕生できる環境とはいえません。
 そのために、蝉時雨を体感する機会も少ないので、やむを得ないのでしょう。
 


 昨日、寿命が近いモバイルPCの後継機が届きました。


 1時間もあれば、初期セットアップくらいはできると踏んでいましたが、やりだしたら結構時間がかかりました。


 何も考えず、初期セットアップをすれば1時間でできるのでしょう。


 ところが、これまでのPCからの引越を考慮に入れたり、この際なのでPC利用環境を整え直したりしようと、あれこれを考えて、余計な作業を並行してやってしまいました。


 そのために、隙間時間に片手間にやろうと思ったのが判断ミス。


 切りの良いところで、いったん中断。


 


 連日、暑い日だけではなく、熱帯夜も続いています。気温は高くても、意外と風を涼しく感じる朝もあれば、生ぬるい空気を感ずるときもあります。


 


 先日、講師依頼のあった○○経営コンサルタント協会では、初めての仕事であり、訪れたこともないことから、事前に会場を見せていただけないかとメールを入れました。会場を見ると共に、道順を確認しておきますと、当日、道に迷ったりする懸念がなくなります。


 メールを入れると30分を置かず、返事が来ました。当方から訪問希望日時の候補を数件入れておいたので、先方は、その一つを選んできました。


 どの様な組織なのかも、感じ取ってこようと思っています。


 


 竹根の部下から、先々週、本日、ある企業の訪問に帯同して欲しいという要望が出ていたので、行くことにしました。


 


■ 「地域と共に」を合言葉に地域の発展に尽くす中小企業応援士 1b11

 中堅・中小企業が大手に勝つための戦略の一つが地域密着といわれるなか、「地域と共に」を合言葉にしているのがNエンジニアリングだ。同社は工場を持たないファブレス型の企業で、資本金や従業員数など企業規模の拡大は目指さない。かわりに、キラリと光る技術を活かしてニッチな分野でトップを目指すとともに、地域の発展に尽力しようという「マイクロビジネス型の地域企業」を経営目標に掲げている。

 同社の創業者で代表取締役の岡村邦康氏はもともと、茶どころで知られる静岡県島田市内の製茶機メーカーに勤務。創業後は、そこで培った技術や経験をもとに焙煎機と乾燥器の設計・開発を手掛けてきている。とくに焙煎については、創業以来、業界大手・伊藤園の麦茶の焙煎機の製造を行っており、収益の柱となってきた。一方、乾燥分野では、気流導入型のマイクロ波減圧乾燥機を世界で初めて実用化。ドライフルーツや船舶用食材・非常食など主としてニッチな業界向けの専用機として存在感を示している。

 こうした企業活動のかたわら、地域密着の活動にも汗を流す。2016年には岡村氏が会長となって「藤枝と宮古島の交流を進める会」を発足させた。同社は、沖縄・宮古島モズクを用いた新商品の開発・販売や、宮古島で仕入れて駿河湾の深層水で養生した海ブドウの商品化・販路開拓など、宮古島との連携事業を推進してきた。こうした地道な取り組みが端緒となり、2011年には同社の所在地・藤枝市と宮古島市との友好都市提携が実現した。これを受けて岡村氏は同会を設立したのだ。コロナ禍前は、宮古島の産業まつりに同会のブースを出展して藤枝の産品を販売したり、藤枝大祭りで宮古島紹介ブースを設けたりと、相互に訪問して活発な交流を行っていた。

 さらに2019年には、「茶の都・藤枝」を目指し、茶農家や茶商、製茶機メーカー、飲料メーカーといった関係者が一堂に会す「藤枝茶を何とかしようプロジェクト」を設立した。藤枝市の農商工連携・6次産業化ネットワーク連携事業として着手したもので、藤枝茶の生産量増加をめざし、藤枝茶由来の食品用セルロースナノファイバー(CNF)を使った新たな茶加工品や飲料の開発を進めるなど、地域の活性化に向けた活動を行っている。中小企業応援士でもある岡村氏は、「『地域と共に』を合言葉に、地元の皆さんと寄り添いながら地域の発展のために尽力していきたい」と、その意気込みを語っている。
 


 

◆ 竹根好助(よしすけ)が業務報告にやってきて、このような話をしてくれました

 毎日のように、私のところに業務報告に来ては、二人で昔話をするのが日課となっています。話し上手な彼は、まるで小説の朗読でもあるかのように思い出話をしてくれます。私自身の記録として、それを文字変換して、そのままここに記述してゆきます。
 


 竹根は、本日の報告を終わると、竹根の商社マンとしてのサラリーマン時代の話の続きを始めました。まだ社歴の浅い竹根がアメリカ駐在員の候補になっていることに不満の声も出てきていました。
 竹根は、サラリーマンとしての心得のひとつとして上司からの命令には逆らうなというビジネス書の教えをかたくなに守っていました。
 不満の声が出ている中で、人選がどの様に進んだかを遡って、竹根が話し出しました。


 角菊事業部長は、三名を候補として福田社長に提案しているようです。竹根の課長は、人を見る目がないことで知られているために、竹根に対する評価もあまり高くありません。竹根は、あたかも推理小説を読むかのごとく、この人事選考を推理し続けるのでした。

8月10日 事業部長の推薦と社長

 竹根の妄想とは関係なく、一方では駐在員人事は進んでいる。



 角菊の人を見る目に疑問を持ち始めた福田社長は、「角菊事業部長の新規の三案についてはよくわかった。それで、あなたとしては誰を第一候補として今回は推薦するのかね」と、少々きつめの言葉を角菊に投げかけた。



 福田社長は、自分が抜擢したばかりの角菊をなんとしても一人前の事業部長にしようと必死である。



 「前回の三人のリストは、ベテラン順に記載しましたが、今回は推薦順位順に記載しました。前回、最若年として候補に挙げた佐藤君ですが、今回も彼を第一候補として推薦します」
 


<続く>


■【経営コンサルタントの独り言】


 その日の出来事や自分がしたことをもとに、随筆風に記述してゆきます。経営コンサルティング経験からの見解は、上から目線的に見えるかも知れませんが、反面教師として読んでくださると幸いです。


 


■ 僕の前に道はない、僕の後に道はできる 810

 高村光太郎の詩「道程」の冒頭の部分ですので、多くの方がご存知でしょう。
 中学生の時に、上田敏の「山のあなた」とともに、私が好きになった代表的な詩です。

 1964年東京オリンピックを前にして、高速道路を始め、インフラが突貫工事で行われました。
 その時のインフラが老朽化して問題になっています。
 国交省は、「道の日」に因んで、新たな発表をするかと思いきや、残念ながら自分達が決めた「道の日」であるのにもかかわらず、今ひとつ盛り上がりに欠けました。
 老朽化したインフラがクローズアップされないような忖度があったのでしょうか?


 


■【老いぼれコンサルタントのブログ】


 ブログで、このようなことをつぶやきました。タイトルだけのご案内です。詳細はリンク先にありますので、ご笑覧くださると嬉しいです。




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【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記 11月10日 経営コンサルタントを使いこなせない社長は引退せよ

2023-11-11 08:03:00 | 【小説風老いぼれコンサルタントの日記】

 

  【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記 11月10日 経営コンサルタントを使いこなせない社長は引退せよ

 

 平素は、私どものブログをご愛読くださりありがとうございます。

 この度、下記のように新カテゴリー「【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記」を連載しています。

 日記ですので、原則的には毎日更新、毎日複数本発信すべきなのでしょうが、表題のように「老いぼれ」ですので、気が向いたときに書くことをご容赦ください。

 紀貫之の『土佐日記』の冒頭を模して、「をとこもすなる日記といふものを をきなもしてみんとてするなり」と、日々、日暮パソコンにむかひて、つれづれにおもふところを記るさん。

【 注 】

 日記の発信は、1日遅れ、すなわち内容は前日のことです。

■【小説風 傘寿の日記】

 私自身の前日の出来事を小説日記風に記述しています。

 

 今朝は、北風が強く、この冬、始めてウィンドブレーカーを着ての早朝ウォーキングでした。

 

 ちょっとした情報が、私達の智慧となることは多々あります。

 その情報が知恵の源泉であることに気づかないで機会損失を起こしていることは、それ以上に多いのかもしれません。

 経営者・管理職の集まりで、お話をする時間をいただけました。

 

経営コンサルタントを使いこなせない社長は引退せよ

 経営環境のグローバル化や技術革新の収束な発展で、経営者は従来の延長線上での経営ではやって行けない時代になりました。

 このような時には、スピーディな経営意思決定により、臨機応変な時代対応の経営ができなければなりません。

 新興国の急速の発展には、社内だけのでの人材では追いつかなくなってきています。世界中の先進国は、社外取締役を活用するのが当たり前な時代です。
 なぜならば、社内だけの人材では、見えるものが見えなくなってしまっているのです。これを「新幹線理論」と呼んでいます。
 高速に走る新幹線では、車内を見ていると高速で移動中であることがわかりません。ところが一旦目を窓外に転じますと、景色が次々と変化し、高速移動中であることを実感します。
 社外取締役が必要であることがわかりましても、では、何処で見つけ、誰が自社に最適なのか、ということになると結構わからないものです。
 例え社外重役が見つかっても、今までのように社員とは異なる人材ですので、どの様に使ったら良いのか、わからないものですし、難しい面もあります。
 ある経営者は、自分が連れてきた社外重役である経営コンサルタントに、社長としての座を追われて、常務が抜擢されてしまったということもあります。
 一方で、社外重役を入れたとたんに、社員の姿勢が変わり、業績がV字回復したという企業もあります。社長の座を追われるのが怖くて、社外重役を入れられない社長が板としたら、即刻引退すべきではないでしょうか。
 転ばぬ先の杖、それがこのブログのめざすところです。

 

 

■【今日は何の日】

  当ブログは、既述の通り首題月日の日記で、1日遅れで発信されています。

  この欄には、発信日の【今日は何の日】と【きょうの人】などをご紹介します。

 

■【経営コンサルタントの独り言】

 その日の出来事や自分がしたことをもとに、随筆風に記述してゆきます。経営コンサルティング経験からの見解は、上から目線的に見えるかも知れませんが、反面教師として読んでくださると幸いです。

 

「すぐ行動できない人」の意外に簡単な対処法でやる気が出る

 

 何かをやらなければなりませんのに、自分自身に言い訳をいって先送りにすることはありませんか?

 ネットか何かで見たのですが、その様な状況の時というのは、脳が準備できていないことが原因なのだそうです。

 脳には1000億個を超える神経細胞があるのだそうです。情報を理解しようとする入力神経系統もあれば、行動するときに働く出力神経系統とに大別出来るのだそうです。

 詳しくは、当ブログ「経営コンサルタントのひとり言」をご覧下さい。

  https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/ee1e89c4e68fa147268382c14c9463ea

 

■ 国民のことを心からサポートする政治が行われることを望む b10

 

 日本では、身障者の社会復帰というオブラートに包んだ甘言で、身障者への補助を減額する方向で動いています。「社会復帰」といいますと、一見すると、良いように見えます。それはタテマエで、ホンネは、社会復帰をさせて、補助金支出を減らそうというところに起因しているのです。

 法律というのは、その抜け穴を探して不当なお金を手に入れようとする頭のよい人もいますが、多くの身障者は、直りたくても名折れ内で苦労したり、苦しんだりしています。身障者度合いを下げられて、補助金が少なくなって生活に困窮する人も出てきているようです。

 “真”に国民のことを考えられる政治家であって欲しいです。

 

■【小説】 竹根好助の経営コンサルタント起業

 「【小説風 傘寿】老いぼれコンサルタントの日記」から独立して、最初から発信していたします。
 
 私は、経営コンサルタント業で生涯現役を貫こうと思って、半世紀ほどになります。しかし、近年は心身ともに思う様にならなくなり、創業以来、右腕として私を支えてくれた竹根好助(たけねよしすけ)に、後継者として会社を任せて数年になります。
 竹根は、業務報告に毎日のように私を訪れてくれます。二人とも下戸ですので、酒を酌み交わしながらではありませんが、昔話に時間を忘れて陥ってしまいます。それを私の友人が、書き下ろしで小説風に文章にしてくれています。
 原稿ができた分を、原則として、毎週金曜日に皆様にお届けします。
 
【これまでお話】
 エピローグは、主人公である竹根好助(たけねよしすけ)の人柄を知る重要な部分でした。
 親によるある教えで、超一流ではないものの上場商社に入社した竹根の若かりし、1ドルが360円の時代でした。
 入社して、まだ1年半にも満たないときのことです。アメリカ駐在事務所を開設するという重大発表がありました。社内では、誰が派遣されるのか話題沸騰です。若輩の竹根は推理小説でも読むような気持ちで、誰が選ばれるか、興味津々で推理を働かせました。
 一方、竹根の信条のひとつに「サラリーマンとしての心得のひとつとして上司からの命令には逆らうなというビジネス書の教えをかたくなに守ってい」という頑固というか、意志堅固なところがあります。
 人事というのは、競馬の予想のような下馬評が走り回るのがサラリーマン世界の常です。そのような中、トップ間での人選は進みます。角菊事業部長は、自分の推薦順位の高いものから三名のリストを福田社長に提出するのですが、福田の顔はさえません。角菊には、福田の腹の内を読めないでいます。
 角菊事業部長は、次回の福田社長との人事ミーティングで、自分の考えをキチンと伝え、自分の提案が通るように、じっくりと考えた上で資料作成をしました。準備万端で社長との面談に臨むのですが、なぜか落ち着かない角菊です。ドキドキしながら提案資料を手渡すと、「すばらしいできの資料だ」と専務からお褒めの言葉をいただいたのですが・・・
 いざ、福田社長と対面で意見を述べた角菊事業部長には、想定外の質問が飛んできました。福田としては、何としても角菊に成長してほしいという気持ちと、なぜ、角菊自身が自分の提案が、これまでの視点と変わっていないことの問題点に気がついてくれないのか、軽いいらだちも感じているのです。
 福田は、角菊に気づきを促す目的もあって、推薦されている三人の名前を見ながら、三番目に申し訳程度に乗せてある竹根について質問した。角菊は、竹根の生真面目さから来る、なんとも言えぬ威圧感のようなものから、あまり好感を持っていないようです。福田の質問に対しても、角菊の回答にそれが滲み出てきています。一方で、福田は、竹根が新入社員の入社式で新入社員代表としての挨拶が印象的に残っていました。それを角菊にぶつけると、角菊は竹根の印象は皆無であったようです。
 このまま話をしていても角菊は気づきがないのではないかと考えて、福田社長は、「高度な人事の問題なので、専務と私に一任してほしい」と言って三者会談を終えることにしました。

    最新号 本日正午頃お届けする予定です。

 

【過去のタイトル】

 1.人選 1ドル360円時代 鶏口牛後 竹根の人事推理 下馬評の外れと竹根の推理 事業部長の推薦と社長の思惑 人事推薦本命を確実にする資料作り 有益資料へのお褒めのお言葉 福田社長の突っ込み 竹根が俎上に上がる 部下を持ち上げることも忘れない

 

【バックナンバー】

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■【きょうの人】 1111 渋沢 栄一 500以上の企業と関わる日本を代表する実業家

2023-11-11 06:33:00 | 【話材】 きょうの人11月

 

  【きょうの人】 1111 渋沢 栄一 500以上の企業と関わる日本を代表する実業家

 

 独善的な判断で、気になる人を選んでご紹介しています。

 そこに歴史や思想、人物、生き方などを感じ取って、日々の生活やビジネスに活かしてくださると幸いです。

 

 渋沢 栄一 500以上の企業と関わる日本を代表する実業家


 しぶさわ えいいち
 天保11年2月13日(1840年3月16日)-昭和6年(1931年)11月11日)


 日本を代表する実業家のひとりで、慈善家として知られています。位階勲等爵位は、正二位勲一等子爵で、雅号は「青淵(せいえん)」です。

 江戸時代末期に、名主身分の農民でしたが武士(幕臣)に取り立てられました。

 明治政府では、大蔵少輔事務取扱となり、大蔵大輔、井上馨の下で財政政策を行いました。

 退官後は、実業家に転じ、第一国立銀行や理化学研究所、東京証券取引所といった多種多様な会社の設立や経営に、500社以上に関わりました。

 二松学舎(現二松学舎大学)第3代舎長を務めたり、商法講習所(現一橋大学)、大倉商業学校(現東京経済大学)の設立にも尽力しています。

 これらの功績が高く評価され「日本資本主義の父」と称されています。

 論語を通じた経営哲学でも広く知られています。(日本経営士協会理事長藤原久子先生がブログで紹介:https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/44c1677ddc6d92a589c21d421e4150ad

 令和6年(2024年)より、新紙幣一万円札の顔となります。また、令和3年(2021年)に、渋沢栄一を主人公としたNHK大河ドラマ「青天を衝け」が放送。 (【Wikipedia】を基に作成)

 東京都飛鳥公園内に、渋沢栄一資料館があります。
  http://www.glomaconj.com/butsuzou/meisho/tokyo/kitaku-asukayama.htm

◆ 【きょうの人】 バックナンバー

 歴史上で活躍したり、仏教など宗教関係の人であったり、ジャンルはいろいろですが、彼等から、学ぶところが多々ありますので、それをご紹介します。

  https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/b57a13cf0fc1c961c4f6eb02c2b84c9f

◆ 【今日は何の日】は、毎日発信しています。

 一年365日、毎日が何かの日です。 季節を表す日もあります。 地方地方の伝統的な行事やお祭りなどもあります。 誰かの誕生日かも知れません。 歴史上の出来事もあります。

  https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/b980872ee9528cb93272bed4dbeb5281

◆ 【経営コンサルタントのひとり言】

 経営コンサルタントのプロや準備中の人だけではなく、経営者・管理職などにも読んでいただける二兎を追うコンテンツで毎日つぶやいています。 

  https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/a0db9e97e26ce845dec545bcc5fabd4e

【 注 】

 【きょうの人】は、【Wikipedia】・当該関連サイトを参照・引用して作成しています。


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■【きょうのおすすめ】 経営コンサルタントに関するQ&A

2023-11-11 00:03:00 | 経営コンサルタントからのメッセージ

■■【きょうのおすすめ】 経営コンサルタントに関するQ&A



 経営コンサルタントになるには、資格取得をするには、どのようなことを勉強すべきか、学生が経営コンサルタントを目指すには、いろいろな疑問がおありでしょう。


 書店に行きますと、中小企業診断士資格取得関連の書籍はたくさんありますが、以外と経営コンサルタント独立起業の書籍というのはないのです。あっても「中小企業診断士資格」を前提とした書籍ばかりです。


  経営コンサルタントに中小企業診断士資格は必要なのか?


  開業までにどのような準備をしたら良いのか?


  開業費用はどのくらい準備すれば良いのか?


  開業するのにどのような手続が必要なのか?


  コンサルティング・フィーはいくらに設定するのか?


 


 解らないことがたくさんあります。でも、それをどのように解決したら良いのか、その方法が解らない人が大半です。


 経営コンサルタント歴40年余、「コンサルタントのためのコンサルタント」と呼ばれるプロコンサルタントがQ&A形式で回答しています。


 



 サイト  http://www.glomaconj.com/consultant/faq/index.htm


 


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■【きょうのおすすめ】 経営コンサルタントに関するQ&A

2023-11-11 00:03:00 | 経営コンサルタントからのメッセージ

■■【きょうのおすすめ】 経営コンサルタントに関するQ&A



 経営コンサルタントになるには、資格取得をするには、どのようなことを勉強すべきか、学生が経営コンサルタントを目指すには、いろいろな疑問がおありでしょう。


 書店に行きますと、中小企業診断士資格取得関連の書籍はたくさんありますが、以外と経営コンサルタント独立起業の書籍というのはないのです。あっても「中小企業診断士資格」を前提とした書籍ばかりです。


  経営コンサルタントに中小企業診断士資格は必要なのか?


  開業までにどのような準備をしたら良いのか?


  開業費用はどのくらい準備すれば良いのか?


  開業するのにどのような手続が必要なのか?


  コンサルティング・フィーはいくらに設定するのか?


 


 解らないことがたくさんあります。でも、それをどのように解決したら良いのか、その方法が解らない人が大半です。


 経営コンサルタント歴40年余、「コンサルタントのためのコンサルタント」と呼ばれるプロコンサルタントがQ&A形式で回答しています。


 



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