【カシャリ!ひとり旅】京都旅行 秋季のお薦めルート 秋の「三尾」は紅葉で知られる
若い頃からひとり旅が好きで、経営コンサルタントとして独立してからは、仕事の合間か、旅行の合間に仕事をしたのかわかりませんが、カメラをぶら下げて【カシャリ! ひとり旅】をしてきました。
旅は、時間に追われる現実からの開放、明日への糧となります。
写真は、自分の記録であるとともに、お節介焼き精神から、他の人に情報提供も兼ねてとり続けてきました。
何を思って撮影したのだろうか? 自分も行ってみたい・・・
他の人に、そう思っていただける写真を撮りたいと思って、ライフワークとして、続けられるだけ続けてまいりたいです。
■■ 京都旅行 秋季のお薦めルート
【カシャリ! ひとり旅】で、年に何回かは関西旅行をします。
知り合いから、京都旅行のお薦めルートの紹介をして欲しいという要望が出されます。
私の場合は、庭園や寺社仏閣が中心ですので、一般の人とは好みが異なる旨をお話しますと、それでも良いからということですので、私が訪れた所をご紹介します。
ご参考になりますれば幸です。
■ 初秋の京都 3泊4日の旅行
今回は、3泊4日の旅行です。
初日 東京から京都へ移動、所用を済ませてから
ホテルにチェックインして二条城を久しぶりに訪れました。
2日目 京都右京区にある「三尾」めぐり
高雄(高尾)神護寺、槙尾西明寺、栂尾高山寺
3日目 貴船神社、鞍馬山鞍馬寺
実相院、岩倉具視幽棲旧宅
4日目 伏見稲荷
高台寺・円徳院
■ 二日目 秋の京都「三尾」「高尾(高雄)神護寺」、「槙尾(まきのお)西明寺」、「栂尾(とがのお)高山寺」
三泊四日の二日目は、京都市の北・右京区にある三尾めぐりでした。
朝8時過ぎに ホテルを出て 京都駅に行きました。市バスもでていますが、市バスほど混まないと聞いていたので、JRバスに、駅舎すぐ前の乗り場JR3から乗りました。
まずは、京都駅からバスで三尾として知られている高山寺に向かいました。三尾とは、3つの寺の山号の最後の文字が「尾」であることから、このように呼ばれています。神護寺が「高尾(高雄)」、西明寺が「槙尾(まきのお)」、高山寺が「栂尾(とがのお)」です。
◆ 栂尾高山寺
高山寺は、明恵(みょうえ)上人のお寺として知られています。当時、法然や親鸞といったような有名な僧侶が、新しく宗派を立てたのですが、明恵は、お釈迦様そのものを信仰するのが仏教の本来のあり方であり、考えの違いで宗派を起こすことは、そのあり方から外れると考えていたようです。当時の僧侶の中では、明恵が一目置かれるトップランナーであったにもかかわらず、知名度は彼等ほどではありません。
中国から茶の種を持ち帰ってきた明恵より十歳以上年上の栄西(ようさい)は、明恵を高く評価し、自分の後継者と目していたようですが、明恵は頑として受け入れなかったようです。栄西の持ち帰った茶の種を高山寺の境内の一角にまき、茶の栽培を始めました。
高山寺は、気温の低い山の中にありますので、茶の栽培にはあまり適さず、宇治に持っていって茶の栽培を促進し、今日の宇治茶のもとを作りました。私達がお茶を楽しめるのは、栄西の意志を継いだ明恵の功績のおかげといえます。
高山寺は、明恵という高僧の存在だけではなく、国宝鳥獣人物戯画のある寺院としても知られています。高山寺石水院に模写が展示されています。それ以外にも十近い国宝があり、1000点を超える重要文化財があるという寺院です。
◆ 槙尾西明寺
高山寺を参拝してから、徒歩で15分、槙尾西明寺(まきのおさいみょうじ)に向かいました。バスに乗ると1停留所ですので、高山寺から西明寺へは徒歩で移動する人が多いようです。ただし、途中までバス通りを行くことになりますので、道幅が広くないこともあり、車には注意が必要です。
西明寺(さいみょうじ)は、832(天長9)年建立の真言宗大覚寺派の寺院で、紅葉の名所としてしられています。空海の弟子智泉大徳が神護寺の別院として開創し、後宇多法皇の命名により、平等心王院とも呼ばれます。荒廃、焼失などの惨事もあり、徳川五代将軍綱吉の生母桂昌院により今日の伽藍ができた、小さいながらも由緒ある寺院です。
◆ 高雄神護寺
西明寺を参拝してから指月橋までもどり、清滝川沿いに高雄(高尾)の神護寺に向かい、徒歩約10分で、高尾橋に着きます。そこからは、階段・上り坂で息を切らせて30分ほどで山門が見えてきました。
神護寺は、高野山真言宗の寺で、密教美術の宝庫として、また紅葉の名所として知られる古刹です。和気清麻呂が、延暦年間(782~806)に建立した和気氏の氏寺です。その後、弘法大師空海が14年間住持したりしています。国宝の薬師如来像をはじめ、国宝17点、重文2833点を有し、また梵鐘(国宝)は、日本三名鐘の一つに数えられています。
神護寺からの下山は、行きの苦しい思いほどではなく、登りの半分くらいの時間で下ることができました。指月橋まで戻り、そこからバス停まで、つづら折りの道を15分ほどかけて上りました。タイミング良く、JRバスに接続し、京都駅まで帰ることができました。
体力の衰えを実感した1日でした。
高山寺境内
http://www.glomaconj.com/butsuzou/meisho/kyoto/kyoto_kousanji.htm
西明寺
写真 <準備中>
神護寺境内
http://www.glomaconj.com/butsuzou/meisho/kyoto/kyoto_jingoji.htm
【 注 】
それぞれの詳細記事は、写真の整理が終わってからアップロード致します。
↑ クリック
サイトで、写真と説明で紹介しています。
リスト http://www.glomaconj.com/butsuzou/meisho/indexmovie.htm
- 写真・旅行
- 【カシャリ!ひとり旅】 北海道
- 【カシャリ! ひとり旅】 青森
- 【カシャリ! ひとり旅】 岩手
- 【カシャリ! ひとり旅】 秋田
- 【カシャリ!ひとり旅】 福島
- 【カシャリ!ひとり旅】 宮城県
- 【カシャリ!ひとり旅】 山形県
- 【カシャリ!ひとり旅】 茨城
- 【カシャリ!ひとり旅】 埼玉
- 【カシャリ!ひとり旅】 群馬県
- 【カシャリ!ひとり旅】 神奈川県
- 【カシャリ!ひとり旅】 東京散歩
- 【カシャリ!ひとり旅】 静岡県
- 【カシャリ!ひとり旅】 山梨県
- 【カシャリ!ひとり旅】 兵庫
- 【カシャリ!ひとり旅】 京都
- 【カシャリ!ひとり旅】 北陸
- 【カシャリ!ひとり旅】 九州