■■【経営コンサルタントの独り言】 相撲と食習慣
日本経営士協会は、ご存知かと思いますが、戦後復興期に当時の通産省や産業界の勧奨を受け、日本公認会計士協会と母体を同じくする、日本で最初にできた経営コンサルタント団体です。
その協会の会員の声を毎週火曜日12時に、ブログを通じてお伝えしています。
相撲と食習慣
大相撲で10年ぶりに日本人力士が優勝しました。現在横綱は3人共モンゴル出身者で、関取には外国人も多いです。大相撲が国際化したのは嬉しいことですが、日本人の活躍が少ないのは、やはり寂しいものです。
昨今、SNSで昭和6年に出版された「ベルツの日記」が取り上げられていますが、江戸時代の日本人の食習慣が、飛脚や合力の圧倒的なパワーの源だったとのことです。戦前までの日本の食習慣で育った人と、戦後の欧米流の食習慣で育った人では、基礎的なパワーに大きな差がある様です。
大相撲で、日本人力士が活躍できなくなってきているのは、食習慣が変わったからかもしれません。一方、力士は一般的に短命であり、パワーを取るか、寿命を取るかの難しい選択であるかもしれません。
話は変わりますが、世界のたった62人が、世界の半分の資産を持っているとの報道がありました。超お金持ちへの寡占が進んで、格差が広がっている。グローバル金融資本主義、自由競争社会が行き着いた結果です。
また、今年は「米国の指導力の一層の低下」「北朝鮮有事」「中国の対外的拡張」「中国経済成長の急速な低下」「ISテロ」「中東の紛争(サウジとイラン)」「EU分解」等のリスクが喧伝されていまして、それぞれが日本の経済や生活に大きな影響を及ぼすことになります。
年明けから日経株価が低迷しており、年始から早々に中国経済成長の急速な低下と、原油安により大きな影響を受けていますが、全ては必然ということで立ち向かっていかなければならないと考えます。
【筆者】 石原 和憲 先生
新環境経営研究所所長
日本経営士協会登録経営士、横浜経営支援センター センター長
大手事務機器メーカーに永年勤務後、経営コンサルタントとして独立。
「21世紀の環境経営を実現する技術コンサルティング ~地球環境に優しい21世紀のモノ作りを実現すべく、リスクマネージメントの視点で企業経営を支援する~」という理念の基にご活躍
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【 注 】
原稿時期と季節感やタイミングが合わないことがあります。原則として筆者の現行通り掲載しますが、前述の理由等から、発行者が、文章を変更した部分もありますが、ご容赦くださるようお願いします。
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