【きょうの人】 0221 ■ 安倍 晴明 平安時代の陰陽師
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■ 安倍 晴明 平安時代の陰陽師
あべ の せいめい/ はるあき/ はるあきら
延喜21年1月11日〈921年2月21日〉- 寛弘2年9月26日〈1005年10月31日〉
平安時代の陰陽師で、鎌倉時代から明治時代初めまで陰陽寮を統括した安倍氏流土御門家の祖です。官位は、従四位下・播磨守です。
幼少の頃については確かな記録はありませんが、陰陽師賀茂忠行・保憲父子に、陰陽道を学び、天文道を伝授されたといわれています。
960年(天徳4年)40歳で天文得業生(陰陽寮に所属し天文博士から天文道を学ぶ学生の職)でありました晴明は、村上天皇に占いを命ぜられていて、出世は遅れていましたが、占いの才能は既に貴族社会で認められていました。
979年(天元2年)、59歳の晴明は当時の皇太子師貞親王(後の花山天皇)の命で、那智山の天狗を封ずる儀式を行っています。
このころから花山天皇の信頼を受けるようになったようで、記録にしばしば晴明が占いや陰陽道の儀式を行った様子が見られるようになりました。
花山天皇の退位後は、一条天皇や藤原道長の信頼を集めたようです。
【閑話休題】
余談になりますが、「陰陽師」は、どの様に発音するのでしょうか。
ふりがなは、大半の方が「おんみょうじ」とふることができるでしょう。
ところが、言葉にしたときに、多くの方が「おん」にアクセントを置いて話すようです。
しかし、伝統的には「みょう」にアクセントを置いて発音するのですね。
近年、アクセントが乱れ、標準語を話せる人が激減しているように思えます。
NHKのアナウンサーですら大半の人のアクセントが乱れています。
標準語は、どこへ行ってしまうのでしょうか。
(ドアノブ)
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【 注 】
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