kenharuの日記

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ゴミ捨ての地域事情

2010-05-29 | その他
クルマ旅には、通称「ゴミトン」という容器を背負って出掛ける。
ゴミの一時保管箱である。
1週間程度の短期旅なら、自宅に持ち帰れるだけの容量がある。
先日の北陸旅行では、スーパーや道の駅などにゴミ箱が設置されていたので、ゴミトンを全く使わないで済んだ。
北陸で買い物をして出たゴミは、全部北陸で処理出来たことになる。
この「ゴミ捨て事情」は、地域によって随分異なる。

一番厳しいのは北海道だろう。
マナーの悪さに困り果てた末の措置なのだろうが、多くの道の駅はゴミ箱を設置していない。
小清水原生花園前にある道の駅「葉菜野花」は、飲料自販機があるのに、ペットボトルや空き缶の回収容器さえ置いていない。
道の駅「忠類」の売店では、ソフトクリームを食べ、手に残った紙クズを捨てようとしてもクズ箱が無いから、捨て場を探してウロウロする客の姿が見られる。
ゴミはカウンターの売り子に手渡すことになっているようだ。

スーパーの入り口にゴミ箱は見当たらず、レジ前の袋詰めテーブルの脇に、小さいのが置いてある程度だ。
コープのスーパーになると、レジ前にも無い場合が多く、いつもは捨ててくる食品トレイや包装材料も持ち帰らねばならない。

知床には「ここは世界遺産だから、ゴミは持ち帰れ」という意味の張り紙があって、誇らしげに「ゴミ箱は設置しておりません」と書いてある。
遠来の旅行客が多い観光地だというのに、これは地元のエゴのように思える。
モノは買え、金は落とせ、ゴミは持ち帰れ・・・

逆に大アマなのが四国だ。
四国四県どこへ行っても、ゴミ箱と水とトイレに困ることは無い。
お遍路さんを接待しようという文化があるからだろう。
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