kenharuの日記

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京粕漬けを手作り

2015-06-15 | 食べ物
現役時代、通勤の通り道に、京粕漬けで有名な「魚久」があった。
毎朝人形町駅で電車を下りて店の前を通るのだが、これが丁度、京粕漬けの「切りはずし」を特売する時間に当たるから、時々行列に並んでは買っていた。
切りはずしパックにはギンダラ、サワラ、サーモン、イカなどが不規則に混じっていて、運が良ければギンダラが多く、不運だとサワラだらけということもあった。

先日、カミさんが使い残した酒粕を冷蔵庫に見つけて、魚久風の粕漬けを作ってみようと思い立った。

この冬の秋田旅行で買った酒粕である。

酒粕にミリン、酒、砂糖、塩、味噌、調味料など加え、味見を繰り返して、魚久風にしようと試みたが、同じ味にはならない。
ほどほどのところで折り合いをつけ、魚久は甘過ぎるのが欠点なので砂糖を控えめにし、ポリ袋などに漬け込んだ。

これは冷凍庫の底から発掘した、北海道で釣ったサケ。

最後の切り身である。

こちらはギンダラ。

味噌を多め入れてみた。

いよいよ今日、冷蔵庫で7日間寝かせたギンダラをフライパンで焼いた。


魚久とは少々違う味だが、美味しかった。
唯一のお客であるカミさんにも大好評だった。
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