現在テニスの大会は、メキシコオープンとドバイオープンが開催されています。
両方の大会共にATP-500という中堅どころですが、従来ドバイは賞金が多いため主力選手はほとんどドバイに出場していました。錦織は毎年あまり人気のないメキシコオープンに出場しており、今年も復帰2戦目として参加しました。
ところが今回はこのメキシコに主力選手が集まってしまいました。ビッグフォーは出ていませんが、ナダル(ひざの故障で棄権しました)を筆頭にトップ選手がほとんど入っていました。その為ランキング26位の錦織はシードから外れてしまいました。
ところが杉田が出場したドバイはトップ選手がいませんので、47位の杉田が第8シードになるというおかしな現象が起きたのです。
この2大会はすべてWOWOWオンデマンドで放映されました。これはPC動画ですが、テレビにつないでみると画面もきれいで、解説やアナウンスがない以外はテレビ放映とほとんど差がないものでした。
さてメキシコの錦織の1回戦はカナダの18歳シャポバロフという選手でした。こういった若手はほとんどのショットを強打してきますので、ミスも多いのですが決まり始めると対応が難しい相手でした。
錦織はまだ試合慣れしていない感じで、ミスが多いものの1セットは6-6後タイブレークから何とか取りました。しかし2セット後半から相手のショットが決まりだしたこともあるのですが、3-6で取られてしまいました。
3セットに入ると錦織の動きが悪くなり、得意のフットワークが出なくなってしまいました。このくらいの試合時間で疲れてしまうことは無いと思いますが、やはり試合の経験不足なのかもしれません。結局1-6と大差で負けてしまいました。錦織の完全復帰にはまだ時間がかかりそうです。
ドバイの杉田は第8シードですので、1回戦、2回戦とも格下の相手で、やや苦戦したところもありましたがともにストレート勝ちで準々決勝に進みました。
杉田は基本がベースラインで打ちあうというスタイルで、多彩なショットを見せるといった錦織のようなところがありません。この辺りもうすこし引き出しを多くすれば、楽な試合になりそうな気がします。
準々決勝はフランスの第2シードプイユとの対戦となりました。この辺りの選手になるとショットも安定してミスも少なくなりますが、杉田も負けずに良いショットを返し、1セットは6-3で取りました。
しかし第2セットからはプイユの実力が出てきたのか、ショットで押されるようになり3-6で取られてしまいました。この流れのまま3セットも2-6で取られ敗退してしまいました。それでもATP-500の大会でベスト8というのはたいしたもので、杉田の順位も少し上がるでしょう。
これからは毎週のように大会が開催されますので、錦織の復調と杉田の活躍と今まで以上に楽しみが増えてきました。
両方の大会共にATP-500という中堅どころですが、従来ドバイは賞金が多いため主力選手はほとんどドバイに出場していました。錦織は毎年あまり人気のないメキシコオープンに出場しており、今年も復帰2戦目として参加しました。
ところが今回はこのメキシコに主力選手が集まってしまいました。ビッグフォーは出ていませんが、ナダル(ひざの故障で棄権しました)を筆頭にトップ選手がほとんど入っていました。その為ランキング26位の錦織はシードから外れてしまいました。
ところが杉田が出場したドバイはトップ選手がいませんので、47位の杉田が第8シードになるというおかしな現象が起きたのです。
この2大会はすべてWOWOWオンデマンドで放映されました。これはPC動画ですが、テレビにつないでみると画面もきれいで、解説やアナウンスがない以外はテレビ放映とほとんど差がないものでした。
さてメキシコの錦織の1回戦はカナダの18歳シャポバロフという選手でした。こういった若手はほとんどのショットを強打してきますので、ミスも多いのですが決まり始めると対応が難しい相手でした。
錦織はまだ試合慣れしていない感じで、ミスが多いものの1セットは6-6後タイブレークから何とか取りました。しかし2セット後半から相手のショットが決まりだしたこともあるのですが、3-6で取られてしまいました。
3セットに入ると錦織の動きが悪くなり、得意のフットワークが出なくなってしまいました。このくらいの試合時間で疲れてしまうことは無いと思いますが、やはり試合の経験不足なのかもしれません。結局1-6と大差で負けてしまいました。錦織の完全復帰にはまだ時間がかかりそうです。
ドバイの杉田は第8シードですので、1回戦、2回戦とも格下の相手で、やや苦戦したところもありましたがともにストレート勝ちで準々決勝に進みました。
杉田は基本がベースラインで打ちあうというスタイルで、多彩なショットを見せるといった錦織のようなところがありません。この辺りもうすこし引き出しを多くすれば、楽な試合になりそうな気がします。
準々決勝はフランスの第2シードプイユとの対戦となりました。この辺りの選手になるとショットも安定してミスも少なくなりますが、杉田も負けずに良いショットを返し、1セットは6-3で取りました。
しかし第2セットからはプイユの実力が出てきたのか、ショットで押されるようになり3-6で取られてしまいました。この流れのまま3セットも2-6で取られ敗退してしまいました。それでもATP-500の大会でベスト8というのはたいしたもので、杉田の順位も少し上がるでしょう。
これからは毎週のように大会が開催されますので、錦織の復調と杉田の活躍と今まで以上に楽しみが増えてきました。