ごっとさんのブログ

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パリバオープン 大阪なおみ快進撃

2018-03-18 10:37:11 | テニス
現在アメリカのインディアンウエルズでパリバオープン(ATP-1000、マスターズ)が開催されており、日本のダニエル太郎と大坂なおみが金星を挙げたことを書きました。

大会は順調に進んでいますが、大坂なおみが快進撃を続けています。ダニエル太郎は、2回戦で元王者ジョコビッチの復帰戦を戦い見事勝利したのですが、3回戦のアルゼンチンのマイエルという選手にあまり良いところなく敗れてしまいました。ジョコビッチ戦ですべての力を出し切ってしまったのかもしれません。

男子は最年長王者フェデラーが圧倒的な強さを見せています。昨年も優勝していますし、その安定感やショットの鋭さは36歳とは思えない素晴らしさを見せています。多分今大会も優勝候補の筆頭になっていそうです。

この男子の試合はWOWOWオンデマンドやNHK-BSでやっていますので、問題なく観戦できるのですが、問題は女子の試合です。大坂はほとんどがナイトセッションになりましたので、日本時間では11時程度とちょうど良い時間になるのですが、PC動画がどうもきれいに見られないのです。

いろいろ調べたところDAZNという有料サイトで放映していますので、1か月無料ということもあり登録して観戦しました。

大坂の4回戦はギリシャのサッカリという58位の選手となりました。若手ですがランキング的にも問題なさそうで、1セットは6-1と圧倒しましたが、2セットは大阪の悪いところが出て、攻め急いだのか手を抜いてしまったのかわかりませんが、5-7で取られてしまいました。それでもファイナルセットはまた調子を戻し、6-1で勝利しました。

大坂はフォア・バック共に非常に良いショットを持っているのですが、攻めたときにミスが出るというパターンで自滅していました。ところが今大会はそのミスがほとんど出ず、安定した鋭いショットで勝ち上がってきたのです。コーチが新しくなったようですが、これが良かったのかもしれません。

さて準々決勝は第5シードのプリスコバとの対戦となりました。彼女も185センチの長身で、強いサーブと鋭いフォアのストローク戦を得意としている選手です。今大会も優勝候補の一角を占めており、苦戦が予想されました。

1セットは非常に早いストローク戦となりましたが、大坂はうまくこれに対応し鋭いカウンターなどの応酬で、なんと6-2で取ってしまいました。2セットもこの流れは変わらず、特にバックのダウンザラインがすばらしく、6-3でとり見事勝利しました。

これで自身初となるベスト4進出です。準決勝は女王ハレプとの戦いで、彼女には3戦全敗になっていますが、この調子ならばリベンジできるのではないかと期待しています。