痛みを伴い帯状に発疹や水ぶくれができる帯状疱疹の治療に、1日1回飲めば良い新たな新薬が昨年承認されました。
帯状疱疹は身近な病気で、現在も知人が発症しておりかなり長期間悩まされているようです。亡くなった母も80歳前後ぐらいのときにこの病気を発症しました。肩から背中にかけて一面の発疹とかさぶたのようなものが広がり、皮膚科から塗り薬をもらいました。
それを塗るときには、水ぶくれの水の中にウイルスがいるので手に付けないようにといわれましたが、特に問題は起きませんでした。母の場合は見るからに痛そうな状況でしたが、本人は全く痛みやかゆみを感じないようでした。こういった痛みなどの症状も個人差が大きいようです。
帯状疱疹は、水痘帯状疱疹ウイルスによって起こされますが、このウイルスに始めて感染すると水ぼうそうになり、全身に発疹などを引き起こします。発疹が消えた後もウイルスは体内の神経の根元に潜み、加齢や強いストレス、疲労などにより免疫力が落ちると再び活発になり帯状疱疹を引き起こします。
患者は50歳ごろから増え、60~70代が多いようで、80歳までに3人に1人が発症するとされています。発症すると胸や背中、顔などの体の一部にヒリヒリとした痛みが出て、数日後に赤い発心や水ぶくれが帯状に出ます。
この治療には、ウイルスの増殖を抑える抗ウイルス薬を使用します。私の母のころはまだ抗ウイルス薬はなかったはずで、何回か塗った薬は何の効果があったのかよく分かりません。
従来の薬は1日3回2錠ずつ飲むタイプで、成分が腎臓を通って尿から排出されますので、腎臓の機能が落ちた人に使う場合は薬の量を調節する必要がありました。
昨年承認されたアメナリーフという新薬は、ウイルスが増殖するのに必要な酵素の働きを妨げる薬で、1日1回でよく、主に肝臓で代謝され便として排出されるので、腎機能を気にする必要がありません。
また腎臓の血流低下を起こすことがある痛み止めとの併用もやりやすいようです。発疹が治まっても炎症によって神経が傷つき、痛みが慢性化することもあり、帯状疱疹後神経痛と呼ばれ、高齢者や皮膚の症状が重い人ほど痛みが残りやすいようです。これも早く治療することで防げるとしています。
予防に向けた動きもあり、厚生労働省は2016年に水ぼうそうワクチンを、50歳以上に帯状疱疹用の予防接種ができるようにしました。このワクチンの効果にはかなり疑問がありますが、こういった病気への対策もかかり進んでいるようです。
帯状疱疹は身近な病気で、現在も知人が発症しておりかなり長期間悩まされているようです。亡くなった母も80歳前後ぐらいのときにこの病気を発症しました。肩から背中にかけて一面の発疹とかさぶたのようなものが広がり、皮膚科から塗り薬をもらいました。
それを塗るときには、水ぶくれの水の中にウイルスがいるので手に付けないようにといわれましたが、特に問題は起きませんでした。母の場合は見るからに痛そうな状況でしたが、本人は全く痛みやかゆみを感じないようでした。こういった痛みなどの症状も個人差が大きいようです。
帯状疱疹は、水痘帯状疱疹ウイルスによって起こされますが、このウイルスに始めて感染すると水ぼうそうになり、全身に発疹などを引き起こします。発疹が消えた後もウイルスは体内の神経の根元に潜み、加齢や強いストレス、疲労などにより免疫力が落ちると再び活発になり帯状疱疹を引き起こします。
患者は50歳ごろから増え、60~70代が多いようで、80歳までに3人に1人が発症するとされています。発症すると胸や背中、顔などの体の一部にヒリヒリとした痛みが出て、数日後に赤い発心や水ぶくれが帯状に出ます。
この治療には、ウイルスの増殖を抑える抗ウイルス薬を使用します。私の母のころはまだ抗ウイルス薬はなかったはずで、何回か塗った薬は何の効果があったのかよく分かりません。
従来の薬は1日3回2錠ずつ飲むタイプで、成分が腎臓を通って尿から排出されますので、腎臓の機能が落ちた人に使う場合は薬の量を調節する必要がありました。
昨年承認されたアメナリーフという新薬は、ウイルスが増殖するのに必要な酵素の働きを妨げる薬で、1日1回でよく、主に肝臓で代謝され便として排出されるので、腎機能を気にする必要がありません。
また腎臓の血流低下を起こすことがある痛み止めとの併用もやりやすいようです。発疹が治まっても炎症によって神経が傷つき、痛みが慢性化することもあり、帯状疱疹後神経痛と呼ばれ、高齢者や皮膚の症状が重い人ほど痛みが残りやすいようです。これも早く治療することで防げるとしています。
予防に向けた動きもあり、厚生労働省は2016年に水ぼうそうワクチンを、50歳以上に帯状疱疹用の予防接種ができるようにしました。このワクチンの効果にはかなり疑問がありますが、こういった病気への対策もかかり進んでいるようです。