ごっとさんのブログ

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パリマスターズテニス途中経過

2018-11-03 09:23:52 | テニス
今年最後のATPツアーとなるパリマスターズ(ATP-1000)が開催されています。もちろん錦織が第10シードで出場し、ランキングトップ10入りと最終戦ロンドンファイナル出場権をかけて戦っています。

この大会にはナダルが第1シードで出場する予定でしたが、腹筋を痛めたということで欠場となりましたが、怪我のデルポトロを除いてトップ10選手が全員出場しています。

この大会はシード選手が1回戦免除となっていますので、錦織の初戦は2回戦のフランスの30歳マナリノとの対戦となりました。

錦織はどうも初戦は調子が上がるまで時間がかかりもたつくことが多いのですが、この試合も格下相手にミスが多く、それでも7-5で何とかこのセットを取りました。2セットはまだまだ錦織らしさは出てきませんでしたが、やや安定感が戻り6-4とストレートで勝ち上がりました。

問題は3回戦がウイーンの決勝で敗れたアンダーソンとなりました。この決勝でも惜しいところで敗けましたので、本来の錦織のテニスが戻ってくれば勝てる相手と思っていました。

この大会はフランスですので時差が大きく、最後の方は日本時間の朝4時〜5時になってしまいます。それでもNHK-BSが放映していますので、録画して起きてから観戦することにしました。

3回戦はアンダーソンのサーブから始まりましたが、やはり試合の最初は調子が上がらずアンダーソンの得意のサーブもあまり決まりませんでした。錦織の調子はどうかなど分からないうちに、アンダーソンが珍しいダブルフォルトでこのゲームを落とし錦織がリードすることができました。

しかしこの展開は錦織にとってもかなり緊張する形で、この後の5回の自分のサービスゲームをキープすればセットを取ることができますが、プレッシャーは大きいようです。

それでも錦織は最初から集中しており、特にフォアハンドが非常に安定し良いところに決まっていました。アンダーソンのサーブを破るところまでは行きませんでしたが、自分のサービスゲームは危なげなくキープし6-4で1セットを取りました。

2セットに入ると互いの良さが出て対等の戦いとなりましたが、やや錦織の方が良いテニスをしていました。4-4となったアンダーソンのサーブを錦織がうまく返し、ストローク戦に持ち込むことができました。こうなると錦織がやや有利で、うまくブレークしリードすることができました。次のゲームを難なくキープし6-4のストレート勝ちで何とかリベンジを果たしました。

この段階で最終戦ランキングで錦織と並んでいたイズナーが敗れましたので、9位以上が確定しました。できればもう1勝して8位のティエムを抜いてほしいものです。