ごっとさんのブログ

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ATPファイナル始まる

2018-11-14 10:28:45 | テニス
男子テニス今年最後の重要な大会であるATPファイナルがロンドンで始まりました。

女子の時に書きましたが、これは最終ランキング8位までの選手が出場し、4人ずつの2組が予選リーグを戦い、各組の上位2名が決勝トーナメントに出場するという大会です。今年はランキング3位のナダルと4位のデルポトロが怪我のため欠場となりましたので、9位の錦織と10位のイズナーが繰り上げ出場となりました。

予選リーグはデイセッションが日本時間夜11時から、ナイトセッションが午前5時となっていますが、2試合ともNHK-BSが放映しますので、ナイトセッションは録画して次の日ゆっくり見ることができます。

錦織はフェデラー、アンダーソン、ティエムのB組となりました。錦織の初戦はレジェンドフェデラーとの戦いとなりました。過去2勝6敗と負け越していますが、こういった特別な大会では初戦は緊張したりいつもの動きが出ないものです。

1セットは明らかに2人とも動きが悪く、フェデラー、錦織とも普段だったら出ないようなミスが出ていました。それでも対等な試合となり6-6のタイブレークに突入しました。ここにきてフェデラーがややおかしくなりミスを連発し、7-4で錦織がとりリードしました。

2セットに入ってもいつものフェデラーらしさがなく、フォア、バック共にミスを連発していました。珍しく錦織もネットに出る回数を増やし、フェデラーを攻めたのですが、これが功を奏し6-3でこのセットを取り、まさかのストレート勝ちを納めました。

錦織の調子が非常に良かったわけではなく、フェデラーが自滅してしまった形でした。私はそろそろフェデラーに勝ってほしいと思っていましたが、予想外の展開で勝利し決勝進出に近づくことができました。

2戦目はティエムに勝ったアンダーソンとの対戦となりました。アンダーソンには直前のパリマスターズでは勝っており、ここで勝利すれば決勝トーナメント出場はほぼ確定するという試合でした。

ところが錦織はサーブが入らないだけではなく、ストロークも悪く自分のサービスゲームがキープできないのです。かたやアンダーソンは220キロのサーブがビシビシ決まり簡単にサービスゲームをキープし、錦織の反撃のチャンスが全くありませんでした。

結局1セットは1ゲームも取ることができず、0-6でアンダーソンが取りました。2セットに入ってもこの流れは変わらずすべてのゲームをアンダーソンが取っています。それでも終盤何とかサービスゲームをキープしましたが1-6というひどいスコアで敗れてしまいました。

これで錦織はティエム戦を残しているものの、何とか奮起を望みたいものです。