ごっとさんのブログ

病気を治すのは薬ではなく自分自身
  
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シニア猫の体調管理は

2018-11-11 10:29:32 | 
動物も人間同様長寿社会を迎えています。不調を隠すのが上手な猫は、老化のサインに気づかないといった傾向が強いようです。

どのくらいからがシニア猫なのかも難しいようで、ペットフードのパッケージなどには9歳以上のシニアな猫用とかかれています。猫は人間の何倍の速さで年を取るとか、人間の一年は猫の何年に相当するとかいろいろな言い方をされますが、「高齢期」の定義も医学的には変化し続けています。

現在は指標として、11歳以上の猫を高齢期、15歳以上を超高齢期と呼ぶことが多いようです。この定義からいうと家の猫も3匹が高齢期以上となっています。

私の家ではすべてが野良猫の子猫を保護していますので、本当の年齢は良く分かっていませんが、家に入れてから10年以上の猫が多く、ほとんど動かなくなって一日中寝ている猫や、このところ痩せてきてしまった猫などがいます。

もちろん老化の程度は個体差があり、見た目に変わったところはなくても、一定の年齢に達した猫の体は確実に変化していきます。必要な栄養素も運動も、気を付けるべき点もステージごとに違います。

また高齢期以上の猫は、腎臓病、高血圧、甲状腺疾患、糖尿病などにかかるリスクが非常に高いため注意が必要です。この記事では良い獣医を見つけることが重要としていますが、遠くの獣医では運ぶのに猫に負担もかかり結局近くの獣医ということになります。

猫の場合は何か変化に気づいたとしても、「この症状が出たらこの病気」という明確な対応はないようです。ここでは一番手軽で継続しやすいチェック方法として、体重の測定を薦めています。

私の家では常に体重計を出して置き(人間用ですが)、かなりこまめに猫の体重測定をしています。かみさんは月一回くらいはメモしているようで、100グラム増えたとか減ったとか言って騒いでいます。

また猫の健康状態を推し量る中で、飲水量と尿量が大切な手がかりとなるようです。飲水量はいつも決まった器で与えていれば、水を補給するタイミングで減り具合を見るのが良いとしています。

尿量はトイレを片付けるとき、砂の塊の大きさで判断します。猫は非常に濃縮された尿をする動物ですが、腎臓病、甲状腺亢進、糖尿病などでは尿が薄くなるという症状が現れるようです。

このあたりも私の家のように多頭飼いをしているとなかなか難しいのですが、ある猫がいつも水を飲んでいるとか若干の判断はできています。

高齢期の猫の健康を守るためには、暮らしの中で猫をしっかり観察し、何もなくても定期的に獣医師に診てもらう習慣を付けることが重要としています。