私は昔から人の顔と名前を覚えるのが苦手で、すぐ名前が出てこないという事がよくありました。
また顔を覚えるのも苦手で、例えば連続ドラマなど次の週だと登場人物が誰だったのかが分からないことがあります。人はいったい何人の顔を覚えていられるのかという、難しい疑問に挑戦した研究があります。
受験生が英単語をいくつ覚えられたか気になるように、何人の顔を覚えていられるのかは気になる問題です。しかし英単語と異なり何人の顔を知っているのかを調べるのはとても難しいようです。単語の場合は辞書から選んで「これを知っているか」を聞くだけです。
顔の場合は、世界中の人間の顔のデータベースなどありません。また家族も友人も、好きなテレビ番組も人によって全くことなりますので、人ごとにこれまでに人生でその人が知っていそうな顔のリストを作る実験は、大変過ぎてできないのです。
こういったことから覚えている顔の数を推定することは、これまで誰もやってきませんでした。しかしこの問題に挑戦したイギリスの研究グループがいます。
まず25人の学生に各々、個人的に知っている顔の人数を項目ごと(家族、学校の友人、スポーツ仲間など)に書きだしてもらいました。「知っている顔」の定義は、はっきりとイメージを作れる顔、そして見たら必ずわかると思える顔です。
学生たちは1時間かけて、1人当り平均で362人を思い出すことができました。続いて有名人(政治家、俳優、ミュージシャンなど)で知っている顔の人数を、ジャンル別に書きだしてもらいました。これも1時間かけて、1人当たり平均で290人の有名人の顔を思い出すことができました。
1時間以上かけても、たいして人数が増えないので実験はそこで終わりにしました。次に3000人以上の有名人を集めたデータベースを作り、学生たちにどの顔を知っているかを答えてもらいました。
そこから今回は知っていると答えたのに、その前の有名人を思い出す課題では名前が上がらなかった顔がどれくらいあったか、その割合を計算しました。その逆比を前にリスアップした顔の人数(362人+290人)にかけ合わせることで、本当は何人ぐらいの顔を知っているのかを推定したのです。
この方法が最適かどうか若干疑問はありますが、知っている人の人数を推定しようと試みること自体が初めてなので、需要なデータと言えます。その結果ヒトが知っている顔の数は、およそ5000人と推定されました。
ただし顔を覚えている数の個人差は非常に大きく、この研究では1000人から1万人の幅がありました。この5000人というのは私の感覚からいうと多すぎるような気がします。
多分私は少ない方の1000人ぐらいかもしれませんが、予想外に多くの顔を覚えていることは確かかもしれません。
また顔を覚えるのも苦手で、例えば連続ドラマなど次の週だと登場人物が誰だったのかが分からないことがあります。人はいったい何人の顔を覚えていられるのかという、難しい疑問に挑戦した研究があります。
受験生が英単語をいくつ覚えられたか気になるように、何人の顔を覚えていられるのかは気になる問題です。しかし英単語と異なり何人の顔を知っているのかを調べるのはとても難しいようです。単語の場合は辞書から選んで「これを知っているか」を聞くだけです。
顔の場合は、世界中の人間の顔のデータベースなどありません。また家族も友人も、好きなテレビ番組も人によって全くことなりますので、人ごとにこれまでに人生でその人が知っていそうな顔のリストを作る実験は、大変過ぎてできないのです。
こういったことから覚えている顔の数を推定することは、これまで誰もやってきませんでした。しかしこの問題に挑戦したイギリスの研究グループがいます。
まず25人の学生に各々、個人的に知っている顔の人数を項目ごと(家族、学校の友人、スポーツ仲間など)に書きだしてもらいました。「知っている顔」の定義は、はっきりとイメージを作れる顔、そして見たら必ずわかると思える顔です。
学生たちは1時間かけて、1人当り平均で362人を思い出すことができました。続いて有名人(政治家、俳優、ミュージシャンなど)で知っている顔の人数を、ジャンル別に書きだしてもらいました。これも1時間かけて、1人当たり平均で290人の有名人の顔を思い出すことができました。
1時間以上かけても、たいして人数が増えないので実験はそこで終わりにしました。次に3000人以上の有名人を集めたデータベースを作り、学生たちにどの顔を知っているかを答えてもらいました。
そこから今回は知っていると答えたのに、その前の有名人を思い出す課題では名前が上がらなかった顔がどれくらいあったか、その割合を計算しました。その逆比を前にリスアップした顔の人数(362人+290人)にかけ合わせることで、本当は何人ぐらいの顔を知っているのかを推定したのです。
この方法が最適かどうか若干疑問はありますが、知っている人の人数を推定しようと試みること自体が初めてなので、需要なデータと言えます。その結果ヒトが知っている顔の数は、およそ5000人と推定されました。
ただし顔を覚えている数の個人差は非常に大きく、この研究では1000人から1万人の幅がありました。この5000人というのは私の感覚からいうと多すぎるような気がします。
多分私は少ない方の1000人ぐらいかもしれませんが、予想外に多くの顔を覚えていることは確かかもしれません。
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