ごっとさんのブログ

病気を治すのは薬ではなく自分自身
  
   薬と猫と時々時事

新型コロナワクチンの4回目接種はあるのか

2022-06-29 10:27:05 | 健康・医療
新型コロナの感染者数は、先週同日比を若干上回る日が続いており、これが増加の前触れかまたはこの程度の数がずっと続くのか気になるところです。

海外ではマスクもつけず感染対策は無くなったようですが、日本でもマスコミの取り上げ方は低調であり、コロナが普通の風邪と認識する方向に動いているのかもしれません。

先週欧州医薬品局(EMA)から、頻繁にブースター接種を繰り返すと、かえって免疫が低下するという報道がされました。これについて日本の免疫にも詳しい専門家が解説していますが、その真意は若干異なっているようです。

重要な点として、EMAはワクチン接種を推奨しており、ワクチンが危険であるといいたいわけではなさそうです。海外のメディアも繰り返しワクチンを接種することについては、ワクチン戦略として持続性に懸念があると報道しています。

つまり国民全員にワクチンを接種するための費用や時間、手間を考えると、とても継続してできるようなものではないということのようです。また感染症対策としてワクチンだけでよいのかという根源的な疑問もあります。

私はワクチンは2回接種すれば、そのウイルスに対しては一生続く免疫が確立できるものであるということを、このブログでも何回か書いています。

免疫は身体が繰り返しウイルスやワクチンの成分にさらされると、免疫は洗練される効果があり、感染やワクチンによって体内に作られる抗体は「成熟」します。抗体はスパイクタンパク質に馴染みのいい形に体内で変わり、抗体以外の免疫も同様の変化が考えられます。

ただし繰り返すと免疫が「過剰な誘導」、つまり多く誘導されてしまうことによって免疫に異常が生じる可能性があります。質の異常は誘導された免疫が、自分の身体を攻撃してしまうようになる可能性があります。

今回のワクチンの副反応としてみられる心筋炎は、おそらくこの様な自己に対する免疫によるものです。ワクチンによって誘導された免疫が心臓の筋肉を攻撃してしまうわけです。その他血栓症や脳脊髄炎も同様に、自己の成分に対する免疫ができることが原因と考えられます。

もうひとつは量の問題で、発熱や頭痛、全身倦怠感など何回も繰り返せば身体に負担がかかり、だんだん反応がひどくなる可能性もあるようです。

ワクチンの繰り返し摂取によって、免疫の機能全体がおかしくなる、免疫機能が低下するといった可能性についてはまだはっきりとした証拠はないといえるようです。

たぶん日本が今後4回目接種をすることはないと思いますが、こうした接種が絶対に安全であるとは言えないのではないでしょうか。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿